「一品香」 (イッピンコウ)
その歴史は古く、創業70年。
HPによると、ダチョウ料理と広東料理をベースにしたアレンジ中華の店だそう。
場所は、渋谷駅西口から歩道橋を渡り、国道246号線沿いのセルリアンタワーと
東急桜丘町ビルの間の道を左折し、1本目を右折した道沿いのビル、地下1階。
階段をおり店の扉を開けると、カジュアルで黒ずくめの服装のスタッフさんから声掛けを受ける。
洋楽をBGMで流す店内は、天井が高くモダンな空間造り。
テーブル席(片側ソファ席を含む)のみでレイアウトされ、個室も完備。
ぐるなびによると、総席数は70席とのこと。
席の指示を受けたダイニングの隅にはピアノも置かれていた。
テーブルクロスは、布とペーパー(赤)の2枚敷き。
私の利用した卓にはランチメニュー、紙ナプキンしかなかったが、調味料、爪楊枝が
置かれている卓もあり、また、来店するお客様の中には灰皿を頼む方もいたので
当店、ランチタイムでも喫煙可能なのだ。
着座後、氷水の提供を受ける。
五目あんかけ焼きそば@972
大盛り及びミニ炒飯付きにすると+108円だが、スタンダードでお願いした。
あんかけ焼きそばは、半月盆にスープと、レンゲ、ロゴ入り箸袋に入った割り箸を
手前にセットして登場。
豚肉、イカ、海老、白菜、チンゲン菜、ニンジン、ネギ、タケノコ、ウズラのたまご(1個)。
皿の脇にはからし付き。
碗の蓋を取ると、はじめ器の色味でその正体がわからず。
口をつけると、ちょこっとの刻み白ネギを浮かべた昔懐かし系のレトロな醤油味スープで、
店の雰囲気とのギャップがすごい。
五目あんかけの量は意外にたっぷり。箸で具材の下の麺を探ると太めで平べったいタイプ。
食べながらに口の周りが油で潤う、こってり味でからしの似合うものだった。
会計は卓上に置かれた伝票を持ち、レジで済ませる。表に出ると、スタッフさんが
声を出して、弁当の販売もされていた。
当店、夜の利用の方が特徴のある料理もいただけ、真価を体感できるのかもしれないな。
たいへん失礼いたしました。
一品香 (イッピンコウ)
東京都渋谷区桜丘町30-3 カヲリビル B1F
TEL 03-3462-1600
営業時間/ 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~23:00(L.O.21:30)
定休日 日曜・祝日(貸切パーティー予約可) -店舗情報「食べログ」より-
ランチ満足度数は、3.4~5.0