「陳勤記鹵鵝飯店」 Chan Kan Kee Chiu Chow Restaurant
ミシュランガイド、ビブグルマンを獲得した当店は上環で長い歴史を誇る潮州料理店。
旅の候補店のひとつでしたが、「蓮香居」さんにお邪魔した際、
店頭に出ていたメニューをチェックできたので、お邪魔することに決めました。
案内を受けたのは厨房並びの4人掛けテーブル席。
グランドメニューもいただけましたが、壁のブラックボードにはシェフお薦めの料理も紹介されてます。
当店は、自帶酒水OK(HK$50)。
開瓶費がバカ高くないところもお店を確定するポイントです。
ホテル部屋飲みがワインのため、こちらではお手頃な紹興酒を銅鑼灣で事前調達し
担いでやってきました。藍妹啤酒HK$38、茶位HK$×2、お通しは揚げ塩ピーナッツ。
日本語メニューはありませんでしたが、英語の併記あり。
料理はアラカルトチョイスで4品お願いしました。
馳名鹵水鵝片肉(例)HK$178
薄くスライスしたガチョウ肉の下には鹵水豆腐も。比較的あっさり目の味付けで品が良い。
甘酸っぱいタレはお好みで使う。「馳名」と謳うだけのことはあり美味い。
韮菜鵝紅(小份)HK$42
ガチョウの血を固めたものとニラの炒め。臭みは感じず、すっと食べれた。
レバーが大丈夫な方はチャレンジも有りかも。
椒鹽九肚魚(例)HK$78
九肚魚は日本では出会えない食材。これもマストで押さえたい。
ふっくらカリッと揚がった九肚魚のフリッターは口に含むと柔らかくてとろけるよう。
白身の繊細な旨さ引き立てるのは、ニンニクチップ、塩、胡椒。これで十分。
(ノブロー) 香港で九肚魚を食いっぱぐれたら、悔やまれるで。
(ララ・メイ) あら、何?ウェイターさんワタシ、椒鹽九肚魚にタレはいらないわよ。
酥炸大腸HK$72
サーブ時には甘酸っぱいタレが同行。
カリカリに揚げていますが、ジューシーさは損なわれず、お掃除後の大腸の脂肪部分が美味。
万人にオススメできるものではありませんが、独特の風味を含め、ワイルドで咀嚼する
醍醐味ありです。
埋單は、10%の服務費がかかり、1人当たりHK$267。
興奮度は劇的に高い、とまでは申せませんが、味も悪くないし、
まずまずの優良店で当方としては何ら不足なし。
酒のおつまみでお腹も満ちたし、明日の午後には日本に戻るので、今宵はもう1軒
香港の夜を楽しみたい。
陳勤記鹵鵝飯店 Chan Kan Kee Chiu Chow Restaurant
上環皇后大道西11號地舖
TEL 852-2858-0033
営業時間 月~日:11:00-22:00
Chan Kan Kee Chiu Chow Restaurant (中華料理 / 上環 ションワン)