みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

麻布長江 香福筳  ジャパンレストランウィーク2016

2016-02-22 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

「ジャパンレストランウィーク2016」 ウインタープレミアム。

※ ジャパンレストランウィークは、1年に2回行われるスペシャルな食の祭典。
今冬(2月1日~2月14日)だけの特別メニューを
リーズナブルな定額料金で楽しめるのです。

数ある参加店から選んだのはもちろん、「麻布長江 香福筳」さん。

私も当イベントでは多くの店を利用させてもらいましたが、当店は提供料理が

ありきたりのもので構成されず、その内容、質、ボリュームともに群を抜いている

と思っています。

当店は
ランチ 3,000円(税別・サ別)
ディナー 5,000円、7,000円(税別・サ別) という設定。ランチで再訪

マネージャーさんに案内されたのは、初回の利用と同じ、入り口に近い位置の個室で、

着座後には温かいお茶のサービスを受け、ブランケットも貸し出してもらえた。

この1枚が膝にあることで暖まり方が違うのだ。

テーブル・セッティング等は、昼仕様。スプーン、箸は縦置きで。

卓上に「ジャパンレストランウィーク2016」の内容が記載されたお品書きはなく、

事前に同サイトで確認した、当店のランチメニューは

3,000円 (税別・サ別)
【JRW】中国古典料理で冬を楽しもう!!コース
1.白きくらげ・ハスの実・干し貝柱のあつもの
2.2種ジャガイモと鶏挽肉・香菜の香り炒め
3.もち米の蒸しパン包み蒸し
4.わんたん・麻辣ソース
5.ビッグ肉団子と白菜の土鍋仕立て
6.本日の〆料理(当日お選びください)
7.本日のデザート

中国各地の冬らしい料理をコース仕立てにしました。
冬をお楽しみ下さい。       というものでした。

なお料理は一部を除き全て各自分での提供で、サーブ 時に丁寧な説明を受けられます。

1.白きくらげ・ハスの実・干し貝柱のあつもの

見目麗しい青磁の器でサーブ。蓋は目前で外される。

口当たりの良い熱々スープは貝柱の旨味が生き、緩くとろみをつけているので冷めにくく、

また、仕上げに黒胡椒を効かせたことで、味がきりっと引き絞められ、しみじみと美味い。

白キクラゲのつるんとしてシャクシャクとした歯触りとハスの実のホコホコ食感も

存分に楽しめスタートから手応えあり。スープ1杯にもシェフの本気を感じさせてくれます。

2.2種ジャガイモと鶏挽肉・香菜の香り炒め

2種はメークインとインカのめざめ。具材は、ほかに鶏ひき肉と香菜のみですが、

これが家庭料理にならず、品よくプロの味。やはり当店への信頼度は高いなあ。

3.もち米の蒸しパン包み蒸し

蒸籠の蓋は目前にて開けられる。

「周りは蒸しパンで、中に自家製の腸詰などを使ったおこわが入ってございます。」

ふっくら柔らかい蒸しパンがおこわを包んだ糯米包は中国古典料理から。

おこわは調味されてますが、パンの表面に散らされたカラスミパウダーが塩気を補う

リッチで強力な炭水化物タッグです。

定番だけでコースを組まず、珍しいお料理も紹介してくれる熱きシェフ魂に感動ですわ。

4.わんたん・麻辣ソース

モダンで美しい有田焼の皿に紅色のソースと野菜のグリーンが映える。

つるんとしたわんたんを絡める円やかな麻辣ソースはシナモンが香り、ゴマのコクがあって

はじめじんわり、そしてビリリとしっかりスパイシー。洗練された四川の味わいに舌も満たされた。

5.ビッグ肉団子と白菜の土鍋仕立て(2名分)

砂鍋でのお披露目後、スタッフさんによって取り分けられる。

刻みネギを頂に据え、白菜だけでなく、タケノコ、春雨も煮込みソースをたっぷり吸い込み、

マイルドな辛さで白飯を誘う濃い目の味わい。

肉団子は揚げたような香ばしさがあり、食感は徹底的にふわふわ。

コース料理は味を変え、あっさり味からスパイシー、時に濃い味と、メリハリが

利いているため楽しみが尽きない。こういうところも大きな魅力だ。

6.本日の〆料理(当日お選びください)

この日は4種からのチョイス。

1.玉子とトマトの酸辣湯麺、2.アサリと黄ニラの湯麺、3.胡麻担々麺、4.生海苔のお粥。

各自違えることが可能だったので、同行者とシェアをしようと、2と3でお願いしたところ、

店側で取り分けサーブしてくれた。

いつもながら、細かく気を配ってくれるので本当に有り難い。

実はこの日TV「新チューボーですよ!」の取材が入り、街の巨匠は担々麺を作るという。

ならば未食の同行者に、ぜひとも田村シェフの胡麻担々麺を食べてもらいたい。

変わらず安定した味のクオリティ。(同行者は)とても気に入った様子であります。

アサリと黄ニラの湯麺

殻入れもセット。刻みネギが散らされたスープはアサリの旨味エキスが放たれ、

胃袋に落ちたときに広がるクリアな美味しさが長く余韻を残す。

お酒の〆にはもちろん、毎日でも食べたいと思える綺麗な味わいです。

麺は双方ともに、中心にしこっとした芯を感じる平打ち麺。

さて、デザート前にはおしぼりの差し替えがあります。

7.本日のデザート

米のとぎ汁でとろみをつけた杏仁(北杏・南杏)の冷たいお汁粉に、柚子の爽やかな香りと

すっきりとした清涼感のあるアイスを浮かべ、南杏の飴がけをトッピングして

食感にアクセントをつけている。

まろやかで清々しい甘さが素晴らしく美味い。完璧だよ、完璧。

同時に台湾の金萱茶(きんせん茶)がサービス。ティーポットでも出していただけた。

マネージャーさんの話では本日のデザートとの相性が良いとのこと。

確かに抜群のマッチ力をみせてくれた。素晴らしい。大満足です。     

 

支払いは、テーブルチェックにて。

別注文の黄酒 ノンブレンドカメ出し(16度)二合@2,000 (税込@2,160)を加え、 

自身の会計はHand015,000円(千円未満四捨五入)。 

お客様が来ていただけるきっかけになればと、レストランウィークも手を抜かず全力で

取り組まれている姿勢には本当に頭が下がる。

退店時には、取材が入り忙しい中、シェフやマネージャーさんの丁寧なお見送りを受けられた。

総合力の高い店である。“口福”を求めてまた来たいと思う。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL  03-3796-7835

営業時間/ 火~金 11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)
                土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    月曜(祝日の場合翌日休み)

※田村シェフが出演する「新チューボーですよ!」は3月26日予定とのこと。
(特番等で変更になる可能性もあります)

コメント
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