「東京豆花工房」
淡路町の「かんだやぶそば」さん前に、台湾豆花専門店が2015年12月オープン。
「贊記茶餐廳」さんあとのスイーツタイム。香港から台湾へと夢のようなプランニングでしょ。
引き戸を開け入店すると、まだ新しく綺麗な店内は右手側にイートインスペースを有し、卓は2卓。
注文を受けるカウンターの左脇にはベンチシートもあって、ここでも横並びで食べていけますが
それでも利用できるのは2名ぐらいが妥当ではないかな。
総席数は10席に満たないので、テイクアウト主流なのではと思ったけれど、おいしく
いただくための時間は30分以内。そうなったら、イートインは死守したい。
席に座っても、待ちのお客様の列を横目に見ながらいただくのですから、さくっと食べて
帰られる方が多く、回転率は早いです。
また、満席のときはご主人がお客様の承諾のもとオーダーを受けるのを待ち、
席が空いてから器に盛り付けシロップをかけてくれます。
シロップは2種、黒糖と生姜からチョイスができ、冬のシーズンは温かい豆花のみの提供。
東京豆花@650(税別)(税込@702)
トッピングのない原味豆花は@500(税別)、トッピングをつけた東京豆花は@650(税別)。
東京豆花はショーケースに並んだ具材からトッピングを選べますが、全種類を少しずつ
味わいたい方には全部のせがベスト。また主要メンバーのほかに、週替わりの具材が
入りますので定期訪問でもお楽しみは尽きません。
この日は甘く煮たとろんとろんの雪耳に大麦。シロップは生姜を選びましたが、黒糖テイストを
ベースにぴりっとした生姜風味がプラスされた感じ。
もちもちの湯圓にしっとり花生、それぞれの具材は素朴でとてもチャーミングだけれど、
注目すべきはふるふるの豆腐。口に含むと自然な美味しさが優しく豊かに広がり、
するすると食べ進められ好感度が高い。
トッピングなしの単体でも堂々と勝負できる味わいなのである。
主観ですが、台湾街場のマッチョな豆花というより、ブラッシュアップされた洗練感を
感じましたが味は本物。訪問日も情報を聴きつけた台湾人のお客様が来店していました。
東京豆花工房
東京都千代田区神田須田町1-19
TEL 03-6885-1910
営業時間/ 11:30~18:00
定休日 水曜日 -店舗情報「食べログ」より-
東京豆花工房 (カフェ・喫茶(その他) / 淡路町駅、新御茶ノ水駅、小川町駅)