みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

海鮮名菜 香宮 (シャングウ) 六本木

2014-05-16 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東料理 「海鮮名菜 香宮」(シャングウ) ディナーで再訪

連れ(寝太郎さん)の誕生日ディナー。

現在、特別の日をお任せできるのは当店以外にはない。

支配人さんの案内で通されたのは、彼が今回リザーブしてくれた左手の個室。

この部屋は去年の寝太郎さんの誕生日ランチで利用させてもらった部屋だ。

卓上を見ると今回はじめて“お品書き”が置かれていた。

感激! この日の記念にいただいて帰ろう。

ほかテーブル・セッティング等は変わりがありませんので、省略します。

本日のコース料理はあらかじめ篠原シェフにリクエストを伝えたうえで、組み立てをお任せしてありました。

今回、(各お料理は)2人分が一緒のお皿で供されているものと、各人ごとのポーションで

供されているものが入り混じっています。

また、サーブ時にもチャイナドレスの似合う可愛らしいスタッフのお姉さんより丁寧な説明を

受けましたが、急ぎ控えていますので、詳細部分につき正確さは欠けるかもしれません。

アミューズ

スターターは、アミューズから。 定番、フォアグラの紹興酒漬け いちじくソース。

クオリティは変わらず。 これがお酒に合うんですよ。 好味。

別皿には、外側をコーティングしたカシューナッツ。

今まで甘めのイメージしかなかったのですが、塩、砂糖のほか山椒や五香粉も入っているよう。

前半の箸休め的な役割を担ってくれます。

(ノブロー) 寝太郎の誕生日で、また香宮さんに来れたな。

酒はアサヒスーパードライ@756(税込)ほかに、陳年紹興酒500ml@3,780。

チェイサーの水をカラフェで頼んだら、アイスペールに氷を入れサービスしてくれただ。気が利くで。

師傳選精拼(香宮特製前菜の盛り合わせ)

2名分を中皿に一緒に盛り付けて5品(手前、クルマエビの紹興酒漬けは各自分)。

いつもは小皿で各自分の提供でしたから、このスタイルは、私達にとって初めてのプレゼン。

普段との違いは、特別な日の演出効果になりますね。先の展開に期待が膨らみます。

この時点で、お好みで料理全般に使える辣椒醤(ラチュジャン)もセット。

次の2品は前回のランチと同じもの。 

1.紅芯大根とクラゲの和え物

2.湯葉の巻物  前回、聞き落としましたが、精進巻きになるそう。

3.もみじ

鶏足を生姜風味で煮込んだもの。 視覚的にはグロテスク?

しかし、下処理もよいのでしょう。口にすると、見た目とは違った上品な味わい。

それでいて本場っぽさも感じられ、素晴らしい。

シンプルだけに技量問われる調理法かと思いますが、お上手ですね。

4.豚スペアリブ

干し梅(話梅)、黒酢、生姜を味つけに使われているとのこと。 

さじ加減が巧妙で、寸分の狂いもなく味を仕上げています。 

きっちり下味がしみ込んだスペアリブは香りも良く、味に深みがある。

機会があればこれをもっと大きなポーションでいただいてみたい。美味いなあ。

5.牛タン

下には、茄子と聞いたように思いますが、いただくと山クラゲのようにコリコリとした歯ごたえ。

醤油、黒酢、辣油、タレのバランスが絶妙で、肉を口に運ぶとしっとりとして

タンとは思えぬほどの柔らかさ。まるで極上のローストビーフ。

いやそれ以上だ。 想像だにできなかった旨さ。 

寝太郎さんとも意見が一致。中皿前菜の中で、忘れられない一品。

クルマエビの紹興酒漬け

エビの鮮度は抜群。身質を噛み切る快感に酔いしれます。

前菜 焼物3種は別皿で。 

寝太郎さんは焼物が好物なので、ぜひにとお願いしたところ、焼き上がりのタイミングを

合わせ、サーブしてもらえました。 感謝。

①皮付き豚バラ肉のクリスピー焼き。 変わらず中トロ級の美味しさ。

不覚にも箸をつける順番が狂い、ところどころ皮目のぱりっと感が損なわれましたが、

それにしても素晴らしい。口の中に広がる肉の旨みににんまり。

②自家製釜焼きチャーシュー・五香花生米付き。 

味つけの具合が前回にも増して良く、噛みしめるほど旨味濃厚。美味しさが心地良い余韻を残す。

焼物は広東料理の中でも難しいものだと話に聞いたことがありますが本当だ。

様々な要素が絡んでくると思いますが、そのほんの少しの加減で味が違うんだなあと実感した。

③豚の背脂と鶏レバーと豚肉の重ね焼き。 

(ノブロー) スペシャルな焼物だべ。スタッフさんに説明を受けただけでごくりと喉が鳴るな。

写真右手、背脂、レバー、肉。

これらをサンドした形で大事にそっとひと口。

―― う・旨い! 突き抜けた旨さだ。

質の良い肉の旨味にレバーのねっとりとしたコク、そして背脂やタレのこってりとした甘みが、

口の中で品よく幾重にも広がる。ご馳走感が凄い!

スタッフさんの説明によると、これは「金錢雞」という広東焼物。

後に調べたところ「赤坂璃宮」の名物の一つでもあるようです。

この前菜は、これまで食べた中華史上最高かも! めちゃ感動だよ!!

桜蝦香酥餅(桜エビと春キャベツの揚げパイ)

「低温でじっくり揚げております。中に桜エビペーストが大変熱くなっていますから、

気を付けてお召し上がりください」 とスタッフのお姉さんが食べるにあたり注意点を教えてくれた。

パイの脇には、フキとウドの酢漬け。脇役といえど、手抜かりなし。

これも主役の美を損なうことなく美しく作られている。

あぢぢっ!! スタッフさんのアドバイスがなければ、口に放り込んで火傷をしたかもしれない。

低温でじっくり、つまりはディープフライなのだ。

さっくりとした生地はナチュラル感たっぷり、中からは桜エビの香り豊かなペーストが

とろっとろでお目見え。

桜エビと春キャベツ。季節感あふれるパイは、日本の春の歓びを届けてくれるように

優しくソフトで軽やかなテイスト。もちろん美味しい。 

猪腸醸魚翅(フカヒレの腸詰とアワビ入り蒸しスープ)

リクエストは3つ。一つ目が焼物、二つ目がシェフが力をいれている蒸しスープです。

支配人さんの話によると、スープは譚シェフの教えによるもので肉と水は1対1の割合だそう。

黄金比率は原価がかかっているのだ。 

さらにここには鮑。 柔らかい!

腸詰にしたフカヒレ。 贅沢!

貝柱やシャコシャコとした食感のキヌガサダケも合わさり、

乾貨を盛り込んだ高級感のあるスープは、澄んでいて滋味深い。

小さな碗にラグジュアリーが濃縮された至極の蒸しスープは名状しがたい美味しさ。

私達の所感ですが、香港越えを果たしていると言っても良いかもしれません。 非常好食。

この時点で、本日の1等賞が確定

僕の蒸しスープ歴は少ないけれど、これは最強だよ!

蟹肉炒鮮奶(毛ガニと卵白のクリーム炒め)

周りに散らしてあるのは塩漬けしたたまごの黄身。

季節もののホワイトアスパラガスの穂先は油通しをして。

火の入れ加減もデリケートで、ふんわりほわほわの卵白クリームが蟹肉をそっと包み込んでいます。

余計な味がせず、玉子と蟹の香り、そして黄身の塩気がベストマッチ。

細部にわたり注意し尽くされているのだと思う。 美味しい。

紙包焗鮮魚(黄ハタの紙包みオーブン焼き)

「特殊なフィルムなので、このままオーブンに入れて香りを閉じ込めています」とのこと。

目前でスタッフさんがハサミを入れ開封。下にはタマネギを敷き、こごみ、香菜。

おお!! ここにも黄金スープ“命の上湯”がしっかり効いているじゃあないか!

「焗」の字が示すとおり上湯と共に蒸し焼いているのだ。

黄ハタは身がシコシコ。うんまい。

鶏粒鮑汁飯(アワビの煮汁入りリゾット風チャーハン)

最後のリクエストが、先日ランチでいただいて美味しかったリゾット風チャーハン。

お誕生日の寝太郎さんにも、とこしえの旨さを味わってもらいたい。

ランチのものよりポーションは少な目ですが、コースだとこれで十分なぐらい。

スタッフさんが目前で蓋をオープン!

具材には鶏肉、玉子、干しタコなど。この鶏肉もふんわりぷりぷりとした食感。

基本の炒飯の技術がしっかりしている上に、鮑を戻した時のエキス入りのスープが活躍。

このダシが味に深みをつけている。 

なかなか出会えない独特で濃厚な味わいに、幸せ度アップすることは請け合いです。

(ワタロー) オラの好物の米がリクエストされているちゅーんで、連れてきてもらえただ♪

(ノブロー) 管理人、ベタ褒めの味ごっちゃんになるべ。うめっ。

そのまま半分ぐらい食うたとこで、辣椒醤で味に変化をもたせてもええよ。二度うめえ。

順徳薑鐘奶(生姜風味のミルクプリン)

ぎゃー   実はお品書きを見たときから大喜び。自身の大好物です。

サーブ時に「びっくりされると思います」 と好奇心を掻き立てられるスタッフさんの一言あり。

その、びっくりを教えてもらうと…。

1.温かいデザートであること。

これは、器をさわったら、すぐにわかった。

嬉しい。温かいジンジャーミルクプリンのほうが断然好み。

2.凝固剤を使っていないこと。牛乳・砂糖・生姜のみなのだそう。

えっ。じゃあ、どうやって固めているのだろうか? 

「愛情ですよね!」 私がそう投げかけるとスタッフさんは「はい」と微笑んでくれた。

口当たりが柔らかくて、豆花のよう。

ひと口食べて驚いた。この生姜の辛さ、香港だ! おいしー!!

どこの国のものなのかを尋ねると、スタッフさんは厨房まで聞きにいってくれた。

生姜は国産ですが、今日は香りが強いかもしれないとのこと。

そうか、こんなに香りの濃度がはっきりして、良い意味で土の匂いを感じさせるものが

あるんだと勉強になった。 

スタッフさんによると、生姜風味のミルクプリンは素朴だけれど、シェフも大好きなのだそう。

香宮美點心(香宮自家製お菓子)

デザート時にはトング掴みでおしぼりの差し替えをいただき、ティーウォーマーでの中国茶サービス。

自家製お菓子は4種。

1.白ゴマ団子 ココナッツパウダー。

2.杏仁マカロン  アプリコットジャムを挟んで。

3.食用ほおずき  マンゴー、紹興酒で味つけしたものをゼリーでコーティング。

4.龍井茶(ロンジンチャ)のクッキー。

どれも繊細な味わいで、作り手の温もりを感じさせる好感度の高いものです。

次は、お誕生日のサプライズ!  

去年も当店でいただいていますが、桃饅頭(寿桃)になります。

大きい桃饅頭の蓋を開けると、ベリーキュートな一口桃饅頭が登場するという楽しい趣向。

器には中国語(マンダリン・カントニーズ)で「お誕生日おめでとう」を表す「生日快楽」のデコレーション。

(ノブロー) オラ、知ってるだ。シェフはパンダを描こうとしてくれたらしいけんど、

うまくいかなかったそうだで。でも、その気持ちがありがてえ。 真係唔該晒!

(タクロー) オラが桃饅頭に1番乗りするだぁ♪ 

(ノブロー) 今年もシェフのお蔭で、誕生日の記念となる素晴らしいディナーをいただけただ。

(レンタロー) ほんに、感謝だ。 記憶に残るものになったで。

寝太郎さんとも同意見ですが、篠原シェフの料理は一つ一つにハートが感じられ、

その印象がとてもピュアなのだ。

また料理に対し常に研究熱心でもあり、傲り高ぶったところが少しもない、

その人柄にも強く魅力を感じる。

今回ディナーをお任せするにあたっても「僕でよろしいのでしょうか?」と、

こちらが恐縮してしまうばかりの言葉を受けた。真面目で誠実な方なのだ。

僕は彼にミシュランシェフになってもらいたいよ! 素晴らしい店だ!

お会計は、お酒のお替わりを含め

Hand01 1人当たり23,000円(千円未満四捨五入)

料理も接客も雰囲気も全てにおける総合力が高く、ハレの日のチャイニーズとしても相応しい。

特別な時間を過ごす時に使いたい隠れ家風シノワです。

 

海鮮名菜 香宮 (シャングウ)

東京都港区西麻布1-4-44 シグマ西麻布Ⅱ1F

TEL      03-3478-6811

営業時間/月~土 11:30~14:00(L.O.) 17:30~22:00(L.O.)

定休日/  日曜日    

※中国料理満足度数は5。当然特別。 必再訪(*^・^)ノ 熱烈応援。

(管理人) シェフ、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

点心 新葡苑(シンプーエン) 六本木

2014-05-15 | 中国料理全般

点心 新葡苑」(シンプーエン)

先日、「龍滕」さんに伺ったとき、1Fのカフェ「プーエン」さんが、「点心新葡苑」として

看板を掲げられているのを目にしました。 後日、さっそくランチ訪問。

どうリニューアルされているのか、初回の私は細かいところまでわかりませんが、

オーニングテントのカラーは変わり“点心”のロゴ入り。

店内は広いオープンキッチンが印象的で、カジュアル使いが丁度良いすっきりとしたカフェ的空間です。

先客がいないためでしょうか、席が選べましたからガラス貼りのサンルームテラス席を希望し、

端の2人掛けのテーブル席に着座。 メニューと水をいただきました。

当店にお邪魔したのは、先日店頭で見た上記メニューに心を動かされたため。

点心(焼売)と蒸し御飯、好みの献立内容です。

すると、入口の扉にはまたまた魅力的なメニューが。

期間限定で、ルーローハン(滷肉飯)ですって。こちらの点心は蝦餃。

強烈に迷うーー!胃袋が二つ欲しいところだ。

結局、初志貫徹。先の課題から片づけることにしました。

(レンタロー) 蒸し御飯SETをオーダー後は、セットのサラダを取りに行ってくるだ。

セルフだな。あそこだよ。

レンちゃんの説明する“あそこ”は、点心等が並ぶショーケース前に設置されたワゴンのこと。

大きなボウルには色とりどりのフレッシュな野菜が盛られていますから、ご自由に。

取り皿、フォーク、ドレッシング、使い捨て紙おしぼりもここに用意されています。

トング掴みでサラダを取っていると、「龍滕」で接客を担当してくれた女性スタッフさんが

ちらっと1階に顔を出された。

私がここに居ることに気付くと少し驚いた様子ですが、にこやかな笑顔で声をかけてくれ、

挨拶を交わさせていただきました。 確かにあれからそんなに日にちはたっていませんが、

一介の客を覚えてくれているのは嬉しいものだ。 断然、彼女のファンになった。

当店のスタッフさんとの会話で彼女が店長であることを知る。

なるほど、才がある。お店の責任を担える器です。

蒸し御飯SET(スペアリブの黒豆ソース)@1,000

蒸し御飯は、スペアリブの黒豆ソースor牛肉と卵から選べます。チョイスはスペアリブの黒豆ソース。

当店も蒸し上がりの時間を知らせるピピピ音が鳴りました。

このタイミングで卓上に広げた本をしまい、迎え入れる準備を整えると、目論見どおりのお出まし。

海老焼売(2個)、スープ、プチデザート付き、角盆で一緒出しです。

サラダも角盆にのせてあげると、SETのメンバー揃い踏み。 全5品で1,000円は有難い!

スープはたっぷりのキャベツとアサリ。

残念ながらアサリは冷凍もののようですが、味つけを控え春キャベツの自然な甘みを

引き出した食べるスープ。

蒸籠はスタッフさんが目前にて蓋を開けてくれました。湯気がもわっとあがった。

トップには海老がまるまると鎮座し、下には肉々しい餡。

もちろん、そのままで頬張る。

口の中で、ぷりぷり海老ともりもり肉が出会い、調和を果たす食感の頼もしい焼売。

点心を看板に打ち出し、力を注いでいることがわかります。

四川風麻辣水餃子(紅油水餃) 6個@500

アラカルトメニューからも注文可能なので、1品つけていました。

たっぷりとかかった自家製辣油はカリカリと食感もはっきり。

(レンタロー) 耳たぶみてえに、小せえ水餃子だよ。

もっちり皮の中には小さい肉餡がころん、と。

強いインパクトはありませんが、手作り感は伝わる味です。

蒸し御飯は日本米。チンゲン菜も添えられている。

スペアリブの黒豆ソースは蒸し御飯に合わせるものとしては、上品すぎて、おかず力弱し。

御飯にかかっているタレも自体も少なく、このままでは味が心許ない。

しかし、後足しできる手もとタレもなし。 

この器は、意外にも容量が入るため、みっしり入った御飯を持て余してしまった。

プチデザートの説明はありませんでしたが、

白キクラゲやナツメの入ったコンポート。 あ、あまい。

店の三つ折りチラシによると、点心は台湾人シェフによる本格点心とのこと。

私自身、点心+ごはんには食指が動かずで対象外になりましたが、

ランチでは点心SETの用意もあります。

また、『日本ではあまり馴染みのない点心も多くある』

ということなので、アラカルトでお願いしても良いかもしれません。

さらに、チラシをみたところ当店はアイドルタイムがないので、多目的に使い勝手良し。

気軽でお洒落に飲茶を楽しめる一軒として活用が期待できます。

 

点心 新葡苑 

東京都港区赤坂6-19-46 I.C.O.Kビル 1F

TEL     03-3560-1511

営業時間/ 11:00~23:00(Food L.O22:00) (Drink L.O22:30)

定休日    日曜日、祭日 

※ランチ満足度数、3.5~5.0

新葡苑カフェ / 赤坂駅六本木一丁目駅六本木駅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天心(テンシン) 中延

2014-05-14 | 中国料理全般

中国家常酒家「天心」(テンシン)

中延駅徒歩1分の利便性の良い場所に位置しており、小粒な店構えなれど、

本格的な中華料理が味わえると評判の高い街の中華屋さん。

私は利用駅の関係で荏原中延駅から歩いてきたのですが、ここまでは中延駅に伸びる

長いアーケード商店街「なかのぶスキップロード」を通って。

約330メートルということですが、色々なお店が軒を連ねていることもあり距離感を感じさせません。

ランチタイム、表からは中の様子が窺えなかったので、扉を開けてみた。

すると気負いのない店内では食事を摂られているお客様がいっぱいだ。

見たところ、テーブル席のみでカウンター席は設けられていないよう。

1人は無理かなあと思ったところ、フロアを担当している年配女性スタッフさんの

声掛けで厨房に近い奥へと足を進める。

ランチ用の炊飯ジャーなどが置かれ、奥からコックさんの“出来上がり”の声を受けると

スタッフさんが飯を盛る臨場感あふれる作業台。

その隣の2人掛けテーブル席へ着座、氷水をいただく。

卓上には、醤油、酢、ラー油、爪楊枝、紙ナプキン、使い捨て紙おしぼり、メニュー。

割り箸、レンゲ、穴あきレンゲスプーンはまとめて用意。

テーブルにはクロス(布)とトップにビニールマットを使用されている。

メニューを手に取り、まず興味をそそられたのが“夏季限定”の冷やし担担麺。

この下には、夏野菜たっぷりの豚シャブ冷麺も店長のおすすめとして紹介されていましたが、

第1弾ということは、夏に向けてどんどん新しい冷やし麺に変わるのかしら?

 

フロアはスタッフさん一人で切り回しているので、とても忙しそうでしたが

タイミングをみて注文をお願いしました。

冷やし担担麺@880

きりっと氷水でしめた冷たい麺に、炸醤肉(肉そぼろ)、白髪ネギ、刻み青ネギ。

仕上げに四川山椒をふられています。

オレンジがかったやわらかい色味のゴマダレには、

自家製の“シャンラー油”と“一年熟成の香り醤油”を使われているとのこと。

麺はコシのある細めの縮れ麺。全体にタレが馴染むよう、よくかき回して口に運ぶ。

見た目は穏やかそうでしたが、しっかりビリ辛で、ゴマの甘みとほのかに酸も調和を果たしている。

何よりも嬉しかったのは、たっぷり入った、ごろごろの粗い肉そぼろ。ナイスな立役者だ。

手切りしているのかしら?と思うほど食感豊かに楽しめた。

街場中華料理店の中に誠実さを感じ取れました。 

お店の繁盛ぶりもわかりますし、この味のリピーター続出も納得。

冷やし麺、第2弾も心待ちにしたいと思います。 

 

天心 (テンシン)

東京都品川区中延4-6-2

TEL     03-3781-7621

営業時間/ 11:30~15:30(L.O.14:30)17:30~22:30(L.O.22:00)

定休日    火曜日          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.6~5.0

天心中華料理 / 中延駅荏原中延駅戸越公園駅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

2014-05-13 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン) ランチに定期訪問→前回

GWが入り、少し間が空きましたが再びお邪魔しました。メニュー変わっているかしら?

見ると、副菜(小皿料理・2品)、麺飯料理(6品となりました)、各々に変更があります。

 

テーブル・セッティング及び卓上周りに変りはありませんが、

着座後にメニュー、タオル地のおしぼり(トレー置き)と一緒に出してもらえたお茶が

「暑くなってきましたから」 と氷入りの冷たいものになっていました。

季節の移り変わりは早いもの。細かい心配りに感謝です。

ランチセットのスターター、蒸しスープは熟成豚肉。変わらず美味し。

副菜(小皿料理) ピータン入り中華風茶碗蒸し 

躍動感あふれるオープンキッチン。

そこからからは色んな音が交錯し耳に入ってきます。

ゴオォォォォーーー!!ボヴォォォーーー!!

ピュゥゥゥーー!カンカン!ザッザッ!

音に耳を傾け、リアリティを楽しんでいたところ、

ピピピ!!

――この音は、蒸し上がりを知らせる音?!

私のに違いない。 いそいそとランチョンマットを整えたところ、予想的中。

運ばれてきたのは、副菜(小皿料理)よりチョイスした、ピータン入り中華風茶碗蒸し。

なんと贅沢な茶碗蒸しでありましょう。

レンゲを入れるとピータンの他にふくろ茸かしら? キノコ入り。

缶詰めものの嫌な臭いを感じなかったので、生のものを処理して使われているのかなあ。

表面を覆う美味しい醤油ダレとともに口に運ぶ。 

プリンのように滑らかな舌触りで、ツルンとした喉越し。

期待値どおりの優しい味わいに笑みがこぼれます。

喜臨軒名物 手切り豚肉と天然海老のシューマイ 1個@250  

(レンタロー) オラ、きりんさんの焼売でえすき   肉々しくってジューシーだ。

“キングオブシューマイ”だよ 

“生湯葉ソース”の『やわらか蟹玉ご飯』 限定5食@1,200

“限定”シリーズ、制覇!も束の間。

安澤シェフは、また新しいメニューにチャレンジしてくれています。

限定とあらば、さっそくいただかなくては。 と、自分はけっこう負けず嫌いである(笑)。

このメニューと入れ替わったのが「“海南チキンライス”3種ソースで」

チキンライス好きの私としては名残惜しさもありますが、またいつの日か出会える日もありましょう。

(限定の)大役ご苦労さまでした。

スタッフさんが、「自家製の辣油になります。食べるタイプです。」 とセットしてくれました。

香ばしくて苦味や辛味が突出していない複合的な旨み系の味わい。いい感じ。

個人の偏好ですが、炒飯などを食べ進めると、はじめは良いのですが次第に単調に感じ、

食傷傾向になることは多々あり。

こういうお手元醤があると、味覚のスイッチを変えれるので欲しかった。嬉しいわ。

さて、蟹玉ご飯。正直なところ、限定ということで乗ってみたのですが、蟹玉~、

なんだか力抜けちゃいそうだな。と軽んじていました。

ところがです、ひと口いただいて驚いた。この蟹玉凄い!

ボリュームたっぷりのふわっとろの玉子に口当たりの柔らかな生湯葉、そして蟹肉が

そっと白飯を包み込んでいます。 

緩くとろみをつけたあんは真面目に出汁をとられたスープがベースで優しい塩味。

これは中華版のふわとろオムライスだ

デリケートな味わいで、女子受けすることは間違いない。

お手元辣油も合いますが、蟹玉ご飯自体、飽きのこないナチュラルな美味しさです。

この場合、ご飯は炒飯でなく白飯で正解。あっさりといただけてバランスが良い。

シェフのお話によると、これしか召し上がらないお客様もいらっしゃるとか。

リピート率の高い限定食なのだ。

仮に私が連日これを食べるとなったら……。 もちろん大喜びでいただきます 

魅惑のふわとろですが、使用されている玉子は3個ぐらいだそう。

こちらをいただいた日は、他に玉子の摂取を控えたほうが良さそうですね(汗)。

デザートとお茶菓子

ジンジャーミルクプリン(冷)とソラマメのケーキ。

週が変わったところで、新しいデザートに変わるかもしれません、とシェフからのサジェスチョン。

常に前向きで、現状に甘んじない向上心に拍手 

内容は定期訪問の楽しみにとっておきましょう。

最後に、当店でもファン待望のランチコースの提供が始まりました。

内容は、冷前菜、点心、本日のスープ、主菜、野菜料理、麺飯料理、デザートとお茶菓子。

主菜と麺飯料理を選べるプリフィクススタイルです。

ちなみに、一人でもランチコースを受け付けてくれるというお話。

私も、またお邪魔してしまうんだろうなあ~

 

喜臨軒 (キリンケン)

東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F

TEL          03-5787-6982

営業時間/ 11:00~14:00 (L.O)18:00~22:30(L.O)

定休日    日曜

※中国料理満足度数は5.0 (*^・^)ノ特別。 断然定期訪問。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sai (サイ) 中野

2014-05-12 | 中国料理全般

中華料理「Sai」(サイ) ランチ再訪

前回訪問時、シェフが力を入れているという点心をいただき損ねましたから

Aセット(点心三種セット)@1,000 から攻略していきたいと思います。

当該Aセットは、単品4種からチョイスし、そこに点心三種をつけられるというもの。

本日も、赤いクッションが印象的なテーブル席とカウンター席の利用を選べましたが、

私は1人分のスペースを確保さえできれば良いので、気楽なカウンター席を希望。

椅子の下に用意されている籠に荷物を置き着座。

今日はご年配のスタッフさんはいない。奥様ともう一人の女性がフロアを担当。

厨房内のシェフを含め、この日も昼は3人体制。

テーブル周りは変わらずですが、点心をセットしたため、醤油、酢、からしが近くに寄せられた。

点心三種

綺麗なキッチンで音が鳴った。どうやら点心の蒸し上がりを知らせるもののよう。

蒸籠の蓋はサーブしてくれたスタッフさんにより開けられる。目にも鮮やかな蒸し点心は三種。

グリーン色がニラ餃子、黄色が海鮮餃子、丸い形のものがもち米を使った点心で

中には鶏肉が入っていると説明を受けたように記憶しています。

当店の箸置きは豆皿として使用可能。

箸をはずせば醤油を入れられるという、勝手の良さに感心した。

蒸し餃子は手作り感があり、具がころんと入っているのですが、口にするとややスレンダー。

また丸い鶏ひき肉団子にまぶされているのは、もち米だけでなく五穀米なのでは?

そつのない点心に不足はないものの強いインパクトは感じませんでした。

単品チョイスはネギそば。

チャーシューと葱はカットしたあと、味つけをほどこし、ボウルに入れて馴染ませ

仕上げに盛り付けるよう。そのためか最初の一口はしょっぱく思えましたが、そのうち慣れた。

麺は坦々麺同様、中細クラスのストレート。 

スルスルと胃袋に収まり、ネギそばのこなれた味に箸が進みきれいに完食。

単品は基本800円ですから、1,000円のセットでついてくる点心としては十分に満足ですが

夜への集客を考えるとツカミが弱い感じ。

ディナーでは、もっと力強い点心がいただけるのだろうか?

ランチの点心三種も変わるようですし、小籠包をセットしたものも未食なので

自分としてもまだまだ関心が衰えないお店です。

 

Sai(サイ)

東京都中野区野方1-6-1

TEL     03-6454-0925

営業時間/ 平日ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00) 土日ランチ12:00~14:30(L.O.14:00)
               全日ディナー17:30~22:30(L.O.21:30)

定休日    月曜日(月曜が祝日の場合は火曜休み)     -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.7~5.0 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

競馬の話 NHKマイルカップG1

2014-05-11 | 競馬の話

5月11日(日)は、東京競馬場でNHKマイルカップG1が開催されるのです。

予想は・・・

◎ 10 ミッキーアイル
○  4 ロサギガンディア
▲ 15 アドマイヤビジン
△ 5 ショウナンアチーヴ、7 ホウライアキコ、8 サトノルパン、

3連複BOXで。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結果は・・・ 

1着 ◎ 10 ミッキーアイル(単1人気)
2着     2  タガノブルグ(単17人気)
3着      1  キングズオブザサン(単12人気)

配当は3連複188,380円、3連単684,020円。惨敗(ノ_≦。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四川菜 龍滕(ロンタン) 六本木

2014-05-10 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川菜「龍滕」(ロンタン) 再訪

ある日のこと、自分は美味しい火鍋を食べている夢を見た。 

目覚めてもその感覚が妙に記憶に残っていた。

美味しい夢のお告げを信じ、急遽、火鍋を提供してくれる店探し。

1軒目に連絡をした某店は、週末ということもあり時間制になるという。

居酒屋ならわかるが、せっかくの火鍋ディナー。時間を気にせず、自分ペースで楽しみたい。

当店を思い出し電話を入れたところ、火鍋は1年を通していただけ、時間制もなし。

さらに伺うと、火鍋は

1.ベースとなる麻辣スープ+特製つけダレ(2,000円)に好きな食材を組み合わせる単品形式も可能ですが、

2.前菜3種、火鍋一式、デザートのついたコース(3,500円)もあるという。

3.また、ご利用が2名様ならと、ポーションの少ないミニ火鍋(2,980円)についても提案してくれた。

火鍋初心者の私はミニ火鍋がいいなあ。と言っても連れ(寝太郎さん)も同行ですから、

席のみの予約で、到着後連れと相談して決めたいと申し出たところ快諾くださった。

当ビルに足を踏み込むと右手には「新葡苑・龍滕」の取締役総料理長 河田吉功 氏の紹介。

一読後、地階への階段に向かう。 

大きなオープンキッチンが映えるスタイリッシュな店内。

フロアスタッフはおそらく電話応対をしてくれた方だと思いますが、女性が1名。

彼女の指示に従い、壁際の片側ベンチシートの4人掛けテーブル席へ着座する。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)。

その後、手際よくメニューとタオル地のおしぼり(トレー置き)が提供される。

まずは、ザ・プレミアム・モルツ生@600×2 を注文。

さて、お目当ての火鍋は寝太郎さんと相談のうえ、ミニ火鍋に決定したので

スタッフさんに内容を再確認。

この火鍋には前菜等はついていませんが、最後の麺までセットされているとのこと。

あとはお好みで気に入った具材を追加できれば十分なので、私達には理想的。やっぱりこれだね。

火鍋を注文するにあたっては、麻辣湯の辛さを、小辣・中辣・大辣から選ベる。

我慢大会のような辛さも嫌だし、辛さの後足しも可能ということなので中辣でお願いした。

迷你麻辣火鍋(ミニ火鍋)@2,980

丸鍋に卓上カセットコンロを使用。

当店のものは、麻辣(マーラー)スープの紅湯と白濁スープした白湯(パイタン)の

2種のスープに分かれているものではなく、辛い味つけの麻辣湯のみ。

具材は、海老、ホタテ、いか、牛肉、羊肉、豚肉、春菊、青菜、白菜、えのき、春雨の11種類。

魚介から先に入れると出汁がでますよ、というアドバイスを受ける。

やはり美味しい火鍋を食すには順番があるのだ。

このつけダレは当店オリジナルだと思いますが、めっちゃ旨い!

スプーンで1杯程度取り碗に入れ麻辣湯でのばし、ここに煮た食材をつけていただくのですが、

溶いた時点で味を見たところ、芝麻醤やナッツ系のコククリーミーな味わいを感じた。

まるで美味い担々麺のスープが出来上がったよう。

後に教えていただいたところ、ニラみそや腐乳でコクを深め、辣油も入っているとのこと。

なるほど、旨みの層が厚いわけだ。

このつけダレは当店の自信の表れ、容易く完成できるものではないとまったくもって恐れ入った。

火鍋に戻りますが、海老は真っ二つにカットされています。

鍋奉行の私としては、ダシのために献上。

麻辣湯は辛さばかりが突出したものではなく、つけダレとのバランスを考えてのことかもしれませんが

不思議と丸みのある味わい。 これぐらいの辛さなら、ひょっとしたら大辣でも?

しかし、ほどほどのところで抑えた方が、火鍋を最後まで楽しめそう。 辛さの後足しも控えた。

なお、スープは煮詰まってくると、唐辛子等の調味料で味をつける前の

上湯状のものを、その都度足してくれます。

羊肉とクミン、香菜炒め@1,280 

鍋だけでは寂しいので、おつまみにアラカルトチョイス。

羊肉は切り落としのように心細いけれど、スパイスにはクミンと唐辛子を使い

たっぷりの香菜のほかにタマネギも入り食感と自然な甘みをプラス。

ですから、しっかり唐辛子を効かせていますが、どぎつい辛さはありません。

ワイルドさを抑えた食べやすい炒めものに仕上がっています。

(ノブロー) このとこ羊肉、いっぺえごっちゃんになれるで、オラたち幸せだ 

(レンタロー) モグモグ。当店らしく、穏やかな味わいだな。

夢の中での自分は、ジャガイモが美味いと言っていた。見るとあるじゃあないか。

韓国料理のカムジャタン鍋もジャガイモが美味いのだ。

この手の辛ウマスープにはマッチするはず。

(ノブロー) そんなわけで野菜を追加したで。ジャガイモとレタスな。各500円だよ。

いただいたところ、肉の中では、赤身の牛、脂身の少ない羊が麻辣湯と相性が良いように思った。

ほか、はじめにセットされた具材では乾燥春雨もスープを吸いこむので美味い。

レタスなどの葉物野菜はさっとしゃぶしゃぶして、シャキッと感が残っているうちに。

ジャガイモは生なのである程度は煮なくてはならないのですが、

箸が通るぐらいのタイミングで食べるのが丁度よいように思う。 

ほくっと×辛さ、これ合う。 追加は正解、美味しい夢は正夢になった。

その間、ワインはヴァルモン(南フランス)@3,000×2 を注文。

ワインクーラーを卓上に置くため、さらに1卓つけてくれ、チェイサーはカラフェでのサービス。

パンダ好きという優しいスタッフさんは気配りの利いた対応に努めてくれる。

〆の麺は細めのストレート。半分火を通しているので煮すぎないようにとのアドバイス。

さっと、アルデンテで。このタイミングを逃さないように。

最後まで、火鍋を満喫しましょう 

メニューを広げて、嬉しい夜定食を見つけた。それが“おひとり様限定”という夜定食。

当店は一人にも優しい店なのだ。立地的なことが関係しているのかもしれないけれど、

カウンター席にも空きがあった。 

いつか私もお一人ディナーで利用させてもらう日が来るかもしれない。

ミニ火鍋はポーションが少ないので、追加の自由選択の余地あり。

想像以上に楽しめ満足。火鍋って美味い。

会計はテーブルチェックにて。

Hand01 1人当たり7,000円(千円未満四捨五入) 

次回は2種類のスープで楽しむ鍋も試したいものですが

当店の特製つけダレでいただく火鍋の味も捨てがたい味わいだなあ。

 

四川菜 龍滕 

東京都港区赤坂6-19-46 I.C.O.Kビル B1F

TEL     03-3560-1512

営業時間/ 11:30~14:30 18:00~23:00

定休日    日曜日・祝日           -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、4.0~5.0

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大鴻運天天酒楼 (ダイコウウンテンテンシュロウ) 学芸大学

2014-05-09 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

大鴻運天天酒楼」 (ダイコウウンテンテンシュロウ) 再訪

利用は同じ1階の2人掛けテーブル席。テーブル・セッティング、卓上の調味料は変わらず。

先日、自身の課題としたランチを昼食菜譜よりチョイスします。

牛腩煲仔飯(牛バラの土鍋ごはん)@1,190

スープ、デザートがセット。これらは、土鍋ごはんとほぼ同時にサーブ。

目前にてスタッフさんが土鍋の蓋を開ける。

じゅじゅじゅー、食欲をそそる効果音が心憎い。

「熱いのでお気をつけください」 

卓上にタレも置かれますが、中国醤油ではなく、牛バラを煮込んだときのタレのよう。

米は長粒米ではなく日本米を使用。 

牛バラのほか、ニンジン、インゲン、大根。 

口にしてみると、肉は歯応えのある部分とホロホロ部分が入りまじり、

思いのほか量も多いのですが、八角などの中華スパイスは控えめ。

タレを回しかけていただくも、いま一つ焦点が合わず、インパクト不足というか、

ぼんやりとした味わいにもどかしさを感じる。

これが香港味?? 私がイメージしていた味とはギャップがあった。

鍋肌に当たっている部分に、おこげを期待しましたが、残念ながら出来ず終い

しかし、問題なく食せる米質を保たれているのが喜ばしい。

 

スープは刻み野菜(ニンジン・ズッキーニ)入りのコーンスープ。

出汁が乏しく粉っぽさが舌に残り閉口。 

申し訳ないのですが、これは口に合わずで辞退しました。(すみません)。

デザートは杏仁豆腐。 特筆なし。

ボリュームたっぷりの煲仔飯。 きっちり満腹になりました。

個人的な所感ですが、現時点ではスープの付く飯セットよりも、肉まんがセットされる麺のほうが好印象。

しかし、やっぱり一番のご馳走は香港の酒楼のような雰囲気かな。

 

大鴻運天天酒楼(ダイコウウンテンテンシュロウ)

東京都目黒区鷹番1-1-7

TEL   03-5721-8866

営業時間/ ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30) ディナー 月~土 17:30~翌0:00(L.O.23:30)
     ディナー 日 17:30~22:00(L.O.21:30)

定休日/  無休

※ランチ満足度数は、3.4~5.0

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

周苑売店(シュウエン) (海鮮春巻) 横浜中華街

2014-05-08 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

「炎の料理人」と呼ばれた周 富徳 氏が、2014年4月8日に誤嚥性肺炎のため

神奈川県横浜市内の病院で死去されました。71歳。

某日は故同氏が監修されていた横浜中華街、廣東名菜「周苑売店」(シュウエンバイテン)を訪問。

場所は南門シルクロード沿い。

大通りあたりは修学旅行の学生さんや観光客でごった返す中、朱雀門(南)寄りは比較的静か。

店先には、コック帽をかぶられた在りし日の周さんの写真。胸が締め付けられる思いです

売店のスタッフさんは1名。お話を聞き、人気第2位という「海鮮春巻」を購入。

保冷剤を入れてセットしてくれました。

『170度の油で5分程(キツネ色になるまで)揚げてください』という説明が記されていますが、

フライパンに多めの油を入れ揚げ焼きにする感じでOKとのこと。

海鮮春巻@864

原材料は、海老・蟹肉・竹の子・ラード・砂糖・塩・ネギ油・調味料(アミノ酸)・皮(小麦粉・調味料) 

揚げた後はキッチンペーパーでコロコロ。油を吸い取らせ半分にカット。

お茶よりも、ここはビールかなあ。

かりっと揚がった春巻には、もりっとした蟹肉がふんだんに入っていて、

その存在感・食感が頼もしい。

下味がついているので、そのままで十分に美味しいわけだけれど、お手元マヨネーズも相性がいい。

口当たりが軽くおつまみ力大! ビールとともにペロリとたいらげた。海鮮春巻美味しかったです。

外苑前の広東名菜 富徳」 さんは、去年訪問できたけれど、

「料理の鉄人」など多数のTV番組に出演して人気を博した故周 富徳 氏自らの

炎の料理をいただけなかったことが心残りです。

ご冥福をお祈りします。

 

周苑売店

神奈川県横浜市中区山下町106

TEL    045-663-2391 

http://www.shu-en.net/ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心龍 (シンロン) 横浜中華街

2014-05-07 | 中国料理全般

横浜中華街、中山路の上海広東料理を中心とする中国料理店「心龍」 (シンロン)

随分前の話ですが、休日の中華飲みに訪問歴あり。

久しぶりに寄ってみたくなり、中華街での買い物帰りにランチに向かいました。

表には33品、ランチTIMEメニュー。 

650円からのランチラインナップは、普段使いに有難い価格設定と言えましょう。

また、香辣水餃子コースの紹介メニュー。

こちらは1,500円と少しお高めですが全10品、ゆったりランチ向けかしら。

手作りの文字に惹かれますが、二名様からなので今回は見送ります。

入店時に喫煙・禁煙を聞かれます。分煙されているのかな?

禁煙を申し出たところ、入口に近い4人掛けテーブル席を指示されました。

店内は細長い造りで、両サイドにテーブル席、(片側ベンチシートのテーブル席含む)、

奥には円卓がある様子で、2階席への階段も設けられています。

アクセントカラーの朱赤の感じに、壁には額に入れた看板料理の紹介、

昔とそんなに変わっていないように思います。懐かしいなあ。

卓上には、醤油、酢、ラー油、胡椒、ミニパックのからし、爪楊枝、紙ナプキン、メニュー。

着座後には、ロゴ入り箸袋に入った割り箸(横置き)と使い捨て紙ナプキンがセットされ、

湯呑みで中国茶も置かれた。メニューを広げ検討していると、一刻も早く注文を決めて

ほしいらしく中国人女性のスタッフさんは脇に立つ。

「すみません。週替りランチの選ぶ特典って何ですか?」

聞くところによよると、これは(特典付)と記された24.25のみに与えられた選択なのだそう。

仮に25番を選ぶとするなら、辣子鶏丁炒飯丼に替玉一玉はおかしいだろう、水餃子はありだな。

半炒飯とご飯だと、炭水化物タッグが強烈すぎる。

色々考えていると頭がくしゃくしゃしてくる。 困った、注文が定まらない。

この間も先のスタッフさんは、決まりましたか?風にずっと脇にいるので、

プレッシャーをひしひしと感じる。 

昼の時間帯が早いので、現時点、客は私一人だからだろう。嫌な緊張感が走る。

悩んだあげく週替りの一番上に目を付ける。

おそらくハルサメは汁を吸い込み、味つけは濃い目。

これなら万が一、ご飯の質に難があったとしても、乗っけご飯で箸が進むはずだ。

「21番お願いします」

注文を告げると、ようやく、付きっきりの彼女が離れていった。

食事をする前から一仕事終えたように、どっと疲労感が押し寄せる。

牛肉とハルサメ炒め@680

大根と人参の甘酢漬けはオーダー後、すぐに卓上に置かれた。

その後、主菜、スープ、ご飯が同時にサーブ。今日のランチメンバーが卓上に会した。

スープには、口当たり滑らかな絹タイプの豆腐を使用。

とろみをつけた薄味で出汁は控え目。口をつけ半分ぐらいで辞退した。

ハルサメは予想どおり醤油とオイスターソースで調整された味つけ。

仕上げに水溶き片栗粉を使われているようで、とろんとしている。

牛肉は硬いものと柔らかいものが共存し量は少ない。ほか、具材は、人参、タケノコ。

ご飯の上に乗っけ盛りでパクつく。この食べ方、自分に正解。

米質が私にはギリギリの線なので、あわや、閉口するところだった。 

ご飯を包み込むようにして食べるものだから、おかずの消費が多く、

ハルサメをたいらげたところで、ご飯はストップ。結果、8割方いただけた。

食後には杏仁豆腐とコーヒー。このランチのお値段にして嬉しいサービス。

終わりよければ、と言いますが、印象アップです。

またの機会があれば、ランチメニューからではなく、看板料理の白麻婆豆腐をはじめ

グランドメニューからアラカルトでお願いしようと思う。 ご馳走さまでした。

 

心龍(シンロン)

神奈川県横浜市中区山下町146

TEL      045-681-5717

営業時間/ 月~金 11:00~15:00 17:00~23:00 ※ラストオーダー21:30
              土・日・祝 11:00~23:00 ※ラストオーダー21:30

定休日    年中無休          -店舗情報「食べログ」より-

※横浜中華街満足度数は、3.2~5.0 

心龍中華料理 / 石川町駅元町・中華街駅日本大通り駅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

2014-05-06 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン) ランチに定期訪問→前回

本日は女子ランチ。予め席だけ予約しておきました。

ランチセットのスターター、蒸しスープは熟成豚肉。変わらず美味し。

(レンタロー) オラが、具材紹介するで。豚肉、冬瓜、干しシイタケ、クコの実、淮山。

淮山は芋みてえにホクホクするな。薬膳・漢方食材だで。

副菜(小皿料理)は、まだ変わりがありませんので、前回いただいていない

砂肝のピリ辛和えをチョイス。

砂肝は臭みなく、コリコリとして食感豊か。

ここにキュウリのみずみずしさとネギのシャキッと感が加わる。

ぴりっと辛い唐辛子もフレッシュで香りが活きているし、これは酒のつまみにもってこい。

夜の顔を併せ持つ副菜は、丁寧な仕事と食材の吟味によるもの。さりげなく旨い。

“具だくさん” 喜臨軒『五目チャーハン』@1,200

当店で炒飯をいただくのはこれで2回目

この炒飯も中華鍋で躍ってきたのでしょう。パラパラ炒飯再びです。

生臭さとは無縁のぷりっと海老にイカ、アスパラ、角切りのチャーシュー、玉子、ネギ、

あと白っぽい具材はエリンギになるのかしら? 

五目が惜しみなく入った贅沢チャーハンはそのボリュームも凄い。

味つけは、やや薄味。 自分としてはここに辛めの「醤」が欲しいところだけれど、

幸い砂肝のピリ辛和えが残っていたので、途中つまみながら味に変化をつけました。

視覚的に女一人ではちょっと多いわ、と思いつつも、いつの間にか全てが

胃袋に収まってしまうのだから、この炒飯食べていて油の重たさ、くどさがないんですよ。 

(レンタロー) スタッフさんが取り皿くれたんだ。だで、シェアできたよ。

ひと口チキンライスだな。 今日も鶏のコンディションはええ。

艶々しっとり、噛みしめると肉のジューシーな旨みが口ん中いっぺえに広がるだ。

喜臨軒名物 手切り豚肉と天然海老のシューマイ 1個@250  

ジューシーと言えば、当店の代名詞にもなり得る手切り豚肉のシューマイも見逃せない。

下味がついているのでこのままで。

ひと口頬張れば、きっと誰もがこのシューマイに恋をします 

デザートとお茶菓子

仕切り皿には左から杏仁豆腐、シロップには桂花(金木犀)香りをつけた特製ソースで。

真ん中がしっとりテイストのソラマメのケーキ。

右が生姜の風味を効かせたジンジャーミルクプリン。どれも味の印象は変わらず。

レンちゃん デザート並んで嬉しいね。

スタッフさんはデザートの間もこまめにお茶を注ぎ足しにきてくれたりと、気配りが有難かったです。

同行女子も、看板シューマイの美味しさとランチに蒸しスープがつくことに感動し、

当店のファンになってくれたよう。 これから益々の活躍が期待できる注目店です。

私も、またお邪魔してしまうんだろうなあ~


喜臨軒 (キリンケン)

東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F

TEL          03-5787-6982

営業時間/ 11:00~14:00 (L.O)18:00~22:30(L.O)

定休日    日曜

※中国料理満足度数は5.0 (*^・^)ノ特別。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こどもの日

2014-05-05 | 日記・コラム・つぶやき

(ノブロー) 今日は「こどもの日」 

こどもたちの健やかな健康や成長を祈るっちゅうんで、柏餅や粽を食べれるだ。

pandaさんが管理人にアドバイスしてくれたお蔭で、今年はオラたち兜をゲットでけたな。感謝だで

(コウタロー) ちまきを食べるは風習は中国から伝わったものなんだよ。無病息災を願う意味があるだ。

台湾チマキをごっちゃんになったで、次は柏餅食べるべえ。

(ノブロー) 遅い昼には寝太郎がトムヤンクン作ってくれたんだ。 

(タクロー) パンもあるよ♪ こどもの日って楽しいだね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちまき屋 (台湾肉粽) 横浜中華街

2014-05-05 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

横浜中華街、上海路の本格台湾チマキ専門店「ちまき屋

浜マーケットからの移転で、現在の場所でのオープンは2012年8月。

(上海路は)先日訪問した謝甜記さんの「工場直売所」と「廣翔記 本館」さんの間。

通りには控え目ながらもスタンド看板がでていますので、小路に入ります。

すると上記のような案内が張り出されていますから、矢印に従い直進。

店は民家を改装した造りで、1階の小窓で商品を買い求めることが出来ます。

美味しいチマキがいただけるという評判で横浜中華街でも注目株。

メディアでも多く取り上げられ行列を覚悟で向かいましたが、

平日のためか小窓まですんなり到着。 ツイてるぞ!

右手の呼び鈴を鳴らすと窓が開き、人当たりの良い店長さんが笑顔で接客応対。

HPで拝見した小林成明氏、ご本人です。

ちまきはお一人様1個。

これは、現在予約分で店頭品薄状態。より多くの方にお渡ししたい、という店の意向なのだ。

窓越しに、店長さんはチマキの食べ方を教えてくれる。

先代である台湾出身のお母様の味を継承した当店のちまきは、

台湾南部の"茹でるちまき"。 従ってお湯で温めるだけだという。

「え??」 目を丸くして、聞き直した。

「はじめての方は、お湯でというとびっくりされることが多いんですよ」 と店長さん。

これは、ちまきにじっくりと水分を含ませたいからとのこと。

蒸し器は固くなるので厳禁だそう。

「わかりました。ありがとうございます」 

そう答えると、店長さんは、赤い紙包みの中にちまきと三つ折りパンフレット等を入れ、手渡してくれた。

台湾肉粽

ずっしりと重量感のあるちまきは、レギュラーサイズ1個450円。これから“入浴”いたします。

醤油味のもち米の中に、豚角煮・椎茸・干し海老・ピーナッツ。

これらは、細部にわたり仕事がなされている様子。

 

茹で時間は8分。オススメは13分。 

少し長く茹でることにより角煮がとろけて一層おいしくなるとのこと。

沸騰したお湯にドボーン! 無事に茹であがってちょうだいね

祈るような気持ちで待つこと12分。

お湯から取り出し水気を飛ばし、笹の葉を開きました。

おお!問題なく温められたよう。 しっとりとして、湯上り美人。

 

(コウタロー) 塩茹でピーナッツが外側からも確認でけるだ  

大きめの角煮はごろんと1個。脂部分がプルプルといい塩梅でとろけてくれています。

期待に胸を膨らませ、口に含むと、もっちりとしたもち米の濃すぎない味つけに

干し海老や椎茸の風味、角煮のコク、茹でピーナッツの食感が見事に調和している。

このバランス感は妙妙たるもの。 

レギュラーサイズ1個は220gほどと、ボリュームはありますが、

それを感じさせず飽きのこない美味しさ。

食べ終わったあとでも、すぐにまた恋しくなる、素朴で温かみのある好感度の高い味わいです。

私にとって、定期的にいただきたいテイクアウトには、蒲田の「上海わんたん」さんが

あげられますが、当店も同様にこの1品で勝負できる他では真似のできない手作りのチカラ

を感じました。 断然、おススメ。 美味しかったなあ。

きっと私もまた、購入させていただくことでしょう。

 

ちまき屋  

神奈川県横浜市中区山下町186

TEL   050-7522-3635

営業時間/11:00~18:00

定休日/  月曜日

http://chimaki-ya.com/index.html

※横浜中華街、ちまき満足度4.2~5.0

ちまき屋台湾料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こどもの日前日

2014-05-04 | 日記・コラム・つぶやき

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

競馬の話 天皇賞 G1

2014-05-04 | 競馬の話

5月4日(日)は、京都競馬場で天皇賞G1が開催されるのです。

予想は・・・

◎ 14   キズナ
○   8  ゴールドシップ  
▲   9   タニノエポレット
△   3   サトノノブレス、 5 レッドカドー、7 フェノーメノ

3連単フォーメーション!で勝負です。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

結果は・・・ 

1着  △ 7 フェノーメノ(単4人気) 
2着    12 ウインバリアシオン(単3人気) 
3着      6   ホッコーブレーヴ(単12人気)

配当は3連複38,790円、3連単211,180円。惨敗(ノ_≦。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする