みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

まつもと 西荻窪

2015-02-11 | 中国料理全般

中国食酒坊「まつもと

先日、「海南チキンライス 夢飯」さんにお邪魔した際、同じ通りの裏路地に、小さな佇まいなれど、

美味そうオーラを放つ当店を見つけた。

この感じだと創作系中華のお店かしら?日にちを改め訪問した。

店先にはランチメニュー(5種)の紹介あり。いずれも1,000円以上の価格設定だ。

中華系BGMの流れるカジュアルな店内は、右手に4人掛けのボックスシート(2卓)、

左手に2人掛けのテーブル席(3卓)を配した小体な造りで、厨房はその左手奥になる。

利用は2人掛けテーブル席の真ん中。

席の間隔は狭く、自分で上着をハンガーにかけスタンドに吊るす。

卓上には、メニュー、爪楊枝。カトラリーバスケット内には、箸、レンゲをセット。

フロアを担当するのは女性1人で、着座後には、水とタオル地のおしぼり(トレー置き)をいただく。

陳麻婆豆腐@1,130

ランチの麺類には小ライスサービスあり。この場合、注文時に申し出るようだが、

私のチョイスは、麻婆豆腐のため該当せず。

ご飯、スープ、ザーサイがついている。

ベースのしっかりしたスープには、溶きたまご、豆腐。

とろみがあって塩加減も丁度良し。真面目さが伝わる味だ。

ランチセットにありがちな安直スープでないことに、まずは胸をなでおろす。

表面には花椒が散らされ、豆腐は木綿タイプ。

花椒効果で、ビリビリとした痺れはあるものの、辣油が少なくオイル控え目。

若干、水溶き片栗粉の加減で、口当たりはもってりとしている。

味は悪くはないけれど、旨味の層が不足し、陳麻婆豆腐として主張の弱さを感じ、

そのため、いまひとつインパクトに乏しい。

“中国食酒坊”という言葉から、男性的な豪快さを期待していたのだけれど、

料理から受けるイメージはおとなしく、それが意外だった。

また、メインの陳麻婆豆腐はボリュームが少なく思う。

一方、ご飯の器は深さがあるため、想像以上の容量が入っている。

おかずっ食いの自分である。

マイルド麻婆と少しのザーサイで立ち向かうため、白飯完食に苦心した。

炭水化物のご飯で、お腹は十分足りているのに、目が食べ足りない困った事態。

あと1品、小鉢がセットされていると良いのにと、ちょっぴりお値段が割高に思えた。

 

厨房側のレジにて会計を済ませ、フロアの女性の見送りを受け退店。

勝手なイメージとのギャップで少々ランチのリズムが狂ってしまったが、

お蔭で当店のスタイルを学ぶこともできた。

初回利用の感想になるが、全般に日本人の口に合わせた優しい味わいの中華を

提供してくれる店なのだと思う。認識を新たに再訪できればと願う。

 

まつもと
 
東京都杉並区西荻北3-22-22

TEL  03-3397-0539   

営業時間/ 11:30~15:00(L.O.14:45) 17:00~23:00(L.O.22:30)

定休日     火曜日          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.7~5.0

まつもと中華料理 / 西荻窪駅

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赤坂璃宮 銀座店 (辣椒醤)

2015-02-10 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

広東名菜「赤坂璃宮」(アカサカリキュウ)銀座店。退店時に辣椒醤@1,000(税別)を購入。

(レンタロー) うわーーん。なんでだよぉ。何で璃宮さんにオラ連れてってくんねえんだ

(ノブロー) レン!じたばた大泣きするでねえ。

管理人が土産買ってきてくれたで、今日のとこは勘弁してやるだ。

(ノブロー) こいは「香宮」さんとおんなじ、辣椒醤だで。

料理にちょい足し(つけ)で味のグレードが上がる“スグレモノ”だ。

赤坂璃宮 辣椒醤(赤坂璃宮自家製辛子味噌)
中国古来の豆鼓のかわりに日本に千年伝わる『ひ志お』(野田産)を使用した
自家製のひと味違う辛子味噌。

(レンタロー) あ!かわええスプーンつきだで

良かったで~、「香宮」さんの辣椒醤、とうになくなっちまって、家飯が物足りなかっただ。

(レンタロー) な、ノブ!次回は何がなんでも管理人についてこうな。

フロアサービスの兄さんにも会いてえよ。璃宮さんへGO!だで

 

赤坂璃宮(アカサカリキュウ) 銀座店  

東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル 5F

TEL        03-3569-2882

営業時間/ 月~土 11:30~15:00(L.O.)/17:30~22:00(L.O.)
             日・祝 11:30~16:00(L.O.)/16:00~20:30(L.O.) 

http://www.rikyu.jp/ginza.html

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赤坂璃宮(アカサカリキュウ) 銀座店

2015-02-09 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東名菜「赤坂璃宮」(アカサカリキュウ)銀座店。

場所は、銀座すずらん通りの交詢ビル5F。

友人との会食だが、利用の路線で遅れが出たらしい。

店内に入り、左手のレセプションで、予約をしていない旨と利用人数を告げ

「店内で待たせてもらってもかまいませんか?」と尋ねると、快諾してもらえた。

上着を預け、後から到着する友人のため自身の名前を伝えておく。

赤坂本店には、以前お邪魔したことがあるものの銀座店は、はじめて。

高級感たっぷりだ。落ち着け自分!

少し緊張しながらスタッフさんの誘導に従い足を進めると

「いらっしゃいませ!」

――――どこかで、聞いた声だ。

振り返ると、「香宮」さんでいつも親切にしてくれていたスタッフさんが、そこに居て

笑顔を返してくれているではないかっ。

わー!なんで??

見知らぬ地で、ばったり旧友に出逢えたような思いに驚嘆し、一瞬言葉を失ったが、

同時に確信した。今日は充実した楽しいランチになることを――。

案内を受けたのはメインダイニングの4人掛け丸テーブル席。

「こちらへは、以前から?」

はじめての旨を伝えると、スタッフさんは現在、銀座店に居ることを知る。

どうりで、「香宮」さんで会わないわけだ。

テーブル・セッティングは、位置皿、飾り折りナプキン、カトラリーレスト、スプーン、箸(縦置き)。

着座後には、ミントの香りのする、ふかふかのタオルおしぼり(トレー置き)をいただく。

 

お目当ては平日限定ランチコース、飲茶(やむちゃ) 3,500円(税抜)だが、

スタッフさんが気を利かせて、ドリンクメニューのほかグランドメニューも見せてくれた。

彼は昔も今も変わらず、ホスピタリティ溢れる接客に努めてくれるので、

(初回だが)すでに居心地の良さを体感。

メニューの束を手にしてページをめくる。

魅惑の料理の数々と要チェックの予約料理は、好奇心を煽るものばかり。

嬉しくてメニューを抱きしめたくなった。

 

さて、友人の到着により、本日の本命、飲茶コースを注文。すると、菜譜が置かれた。

テーブルナプキンをのけると位置皿には「赤坂璃宮」の文字あり。

コース料理は、一部を除き各自分での提供。サーブ時には説明を受けれる。

ドリンクは、生ビール@850×2からスタートし、甕出し紹興酒(300ml)@2,800へ進行。

卓上に、辣椒醤が登場する。

焼味三品盆(璃宮特製前菜盛り合わせ) 

合鴨の釜焼き 梅肉ソース添え
釜焼きチャーシュー 
鶏の特製醤油漬け、摩り下ろした生姜と刻みネギ(葱生姜ソース) 

野菜の酢漬け(カブ、パプリカ、紅芯大根)

マイクロトマト、五香花生米も皿を彩る。

焼き物三種、感動の一皿目は、どれも完成度が高く、申し分なし

美味蒸三品(本日の蒸し点心三種)

「お味ついてますので、このままで」

チャイナドレスのお姉さんから、レクチャーあり。

海老蒸し餃子、にら入り蒸し餃子、とび子のせ海老焼売。

丁寧な仕事ぶりを感じさせる優等生な蒸し点心たちである。

瑶柱灌湯餃(干し貝柱入りスープ餃子)

目前で蓋を開けてくれる。

お宝流出!海老、干しシイタケ、貝柱など具材がみっしり。

ひと口ごとに味わい深く、リッチさを感じさせてくれるご馳走スープだ。

話によると、厨房には本場香港より点心師を招聘。

昔「福臨門」さんにいた点心師とのことで、香港スタイルの飲茶はオススメだそう。

当店、ランチでも単品チョイス可能。

1人で来店されるお客様もけっこういて、コース料理すべて1人からでも注文ができるそう。

しかし、それだけではない。

2人で来店し、1人がコースで、という客の用途・要望にも対応してくれるというのだ。

これは朗報と思わず、にんまり。

煎炸点双品(本日の揚げ焼き点心二種)

五目入り揚げ餅(右)と大根パイ(左)。

熱々のうちにいただきたい点心たち、双方ともに嫌な油っこさは微塵もない。

まずは揚げ餅に歯を入れる。

外側がかりっと揚がった柔らかな餅にはほんのりと甘い五目餡が包まれている。

見た目を裏切らない王道的な旨さだ。

オーブンで焼いたパイもさくっほろ。

こちらは甘さの中に微かな塩気があって、絶妙な味の調和感。

――ああ、美味しい。

幸せに浸る。これは必食したい逸品。すっかり魅了された。

聞くと、これも点心師がきたため、提供できるようになったものだとか。

それ以前、揚げ点心は春巻ぐらいしかなかったのだそう。

豆醤蒸魚球(白身魚のソイビーンズソース蒸し)(2名分)

この日の白身魚は鰈。

鱈のときもあります、とお姉さん。築地より仕入れる魚は、日によって違うのだ。

お披露目後に取り分けてサーブ。

――旨い!

秒殺!口に入れた瞬間に心を射止められた。

魚のしっとりとしたレア感にソースがコクをつけ、丁度良い味加減。

派手さをもたないシンプルな蒸し物だが、この味つけが自身の味覚にマッチするツボなのだ。

これなら毎日でも食べ続けられる。大好きだ。

 

コースはこのあと食事に入る。しかし、当店の味と離れ難い私達は相談のうえ、

追加点心を注文することにして再びメニューをもらう。

選んだのは、上湯小籠包。 料理に先行し、針生姜入りの赤酢が到着。

一般には黒酢を使う店も多いが、この赤酢が当店の特徴のよう。

上湯小籠包(上湯スープ入りショウロンポウ)@400×2

通常は3個@1,200での用意。4個に変更をお願いし、2個ずつ蒸籠で。

「お好みで赤酢に浸した生姜を上に直接のせてお召し上がりください」

まんまる、ふくよかボディな小籠包の皮を噛み切ると上質な肉餡がみっちり。

上湯スープより肉の存在感が大きく、1個400円といいお値段だが、

食べ応えを感じさせてくれるものであった。

鳳城精炒飯(特製アサリ入りチャーハン)

赤坂璃宮のオーナー、譚 彦彬 氏が考案したといわれているアサリチャーハン。

老抽(中国のたまり醤油)を使い、具材はアサリのほかエビ、玉子など。

貝を使った黒チャーハンは「福満園」さんでもいただいたことがありますが、

アサリははじめて。

全体にしっかり油がまわったチャーハンは、パラッとしてくどさはなく、コクがあって味わい豊か。

ぷりっとした海老やアサリの食感もあわさり、当店らしく、繊細で味に品の良ささえ感じられる。

途中、辣椒醤を使い、味の変化も楽しんだ。満足のいく美味しいアサリチャーハンだった。

卓上では、ティーウォーマー始動。

もともとは璃宮さんで使っていたそうで、これがいいだろうと「香宮」さん立ち上げの際にも

導入されたのだそう。お茶を温め飲むのだ。

即日凍甜品(本日のデザート)

テーブルにサンプルを運んでくれるので、確認のうえ、チョイスできる。

①マンゴープリン、②杏仁豆腐、③黒胡麻プリン、④フルーツ入りカスタードミルク、
⑤タピオカ入りココナッツミルク。

セサミン効果を期待し、黒胡麻プリンをチョイス。

スプーンを入れると、むちんっとした弾力で、口に広がる甘さも程よく、

濃厚な黒胡麻ソースが美味しい。

ココアのクッキー。コーヒーもサービスでいただけた。

「たまに見ますよ。ブログのほう。今日はあのお二人は?」

拙ブログのマスコットたちのことだ。気にかけてくれて、嬉しい。

 

「香宮さんにも行きたいのですが、最近混んでいると聞いて1人だと申し訳ないわ……」

「そんなことないですよ。ぜひ、一報してあげてください」とスタッフさん。

確かにそうだが、当店は店のキャパシティが大きいこともあり、一人利用も気兼ねない。

また、ランチの営業時間が長く、平日は15時ラストオーダーというのも嬉しいし、

何より、料理の相談にも応じてもらえる知ったスタッフさんがいるのは、心強く

今回の訪問は、大きな収穫となった。定期的にこちらにもお邪魔したい。

利用した飲茶ランチ、メニューの組み立てが私好みで、料理の皿を下げてもらうたびに

「美味しかったです」と言葉を返したくなるアベレージの高さでした。

 

会計は、追加のグラス紹興酒数杯を含め、テーブルチェックにて、お願いできた。

Hand01 1人当たり8,000円(千円未満四捨五入) ランチにサービス料はかからず。

お見送りは、スタッフさんがエレベーター前まで出てくれた。感謝です。

 

赤坂璃宮(アカサカリキュウ) 銀座店  

東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル 5F

TEL        03-3569-2882

営業時間/ 月~土 11:30~15:00(L.O.)/17:30~22:00(L.O.)
             日・祝 11:30~16:00(L.O.)/16:00~20:30(L.O.) 

http://www.rikyu.jp/ginza.html

※ランチ満足度数は、4.1~5.0

赤坂璃宮 銀座店広東料理 / 銀座駅東銀座駅日比谷駅

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中国料理くろさわ東京菜 大森

2015-02-07 | 中国料理全般

中国料理「くろさわ東京菜」 定期再訪

自身の理想とする最強のおかず天国! Bランチ@1,600 を注文。

「Bランチの前菜は、お任せになりますが、苦手なもの、アレルギーのあるものはございませんか?」

スタッフさんは丁寧な確認作業を怠らない。

前菜2種盛り

①北海道、ハッカク(八角)を使った中華風カルパッチョ。

  ・・・淡白な白身を爽やかなねぎ山椒(椒麻)ソースで味わう。美味。

②・③あん肝の煎り焼き、ヤマゴボウを添えて

  ・・・外は香ばしく、中はふんわり柔らかく。上手に旨味を閉じ込めたあん肝はピリ辛のソースで。
    ゴボウの香りと食感をアクセントに。

細かな仕事ぶりがうかがえる気の利いた前菜は間違いなく酒を呼ぶ。

主菜に続き、ご飯とスープ(溶きたまご)、副菜の小皿料理たちも追行する。

本日もおかずの大豊作だ。

牛肉と野菜の炒め

メインは、ご飯に合うしっかりとした味つけで組んでくれる。

豊富な野菜使いが、くろさわワールドの魅力だが、本日もその真骨頂を発揮。

牛肉と同席する野菜たちは、青菜、根菜を含め、彩り、食感に変化をつけ、

その使い方もダイナミック。

具材に均等に味がまわり、ほのかにぴりっとした食味で白飯の良きパートナー。

ボリューム感も頼もしく、ご飯のおかわりをお願いしたいところだが、我慢。

自身もだが、炭水化物を控えたいが、物足りなさのない料理の構成内容が

女子来店率の高さにつながっているのではないだろうか。

干し海老と白菜の水餃子

男っぽさの光るパワフルな水餃子とは異なり、力押しをしない優しい味わいの肉餡が

女心をときめかす。かけられた黒酢ともマッチした。

カキと豆腐の蒸しもの

香菜の香りが味を引き立てる。カキもあまり身が縮こまらず、丁度よい蒸し加減。

デザート

バナナとタピオカのココナッツミルク

バナナの果肉のこってりとした甘さとタピオカのもちもちとした食感がココナッツミルクに調和する。

 

「出没!アド街ック天国」大森編で紹介されたこともあり、当店ランチも大盛況。

駅からのアクセスは良いとは言えぬ立地ながら、12時10分には、1卓を残し席が埋まった。

圧倒的な女子率の高さだ。

「バタバタしてすみません」

いえいえ、お気になさらずに……。

多くのお客様に来店してもらえるのは、当店のファンである私にとっても大きな慶びである。

次にいらしてもらえるお客様のためにも、一人飯の自分は早く席を空けようと思った。

手早く食事を済ませ、シェフや奥様とも、挨拶を交わし、店を後にする。

また寄らせてもらいたいなあ。

 

中国料理くろさわ東京菜

東京都大田区山王2-36-10 石毛第2ビル

TEL   03-5743-7443

営業時間/ 11:30~14:00(13:30LO) 18:00~23:00(22:00LO)

定休日    月曜日

※ランチ満足度数は、5.0。 必・定期訪問(*^・^)ノ

 

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生香園(セイコウエン) 新館 馬車道

2015-02-06 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中国廣東名菜「生香園」(セイコウエン)新館。

炎の料理人と呼ばれた、故 周富徳氏の弟、富輝氏が本館・新館の2店のオーナーシェフを務めており、

HPによると、ここ新館は各シーンで対応可能なフロアを有しているとのこと。

場所は、みなとみらい線馬車道駅下車。本館同様、馬車道通り沿いに位置している。

ランチのピークも過ぎた14時近くの訪問。

入店すると、すぐ右手にはエレベーター、その隣にはレジ。

左手にはテーブル席があるが、この卓上にはデリバリー用になるのか中華弁当の作成途中。

スタッフさんから、奥にどうぞ、との声掛けを受け、

彼女の後を追うように中華系BGMの流れる明るい店内の右手奥に足を進める。

客席はテーブル席(片側ベンチソファ含む)のみのレイアウト。先客は2組のみだ。

ビニールクロスを敷いた卓上には、醤油、酢、辣油、胡椒、爪楊枝、からし、特製味噌。

着座後にメニューをもらえ、ティーポットで中国茶、茶杯、ロゴ入り箸袋に入った割り箸がセットされる。

おしぼり、紙ナプキン類の提供・準備なし。

ランチメニューから選び、自力で茶杯に注ぎ込み、出来上がりを待つ。

すぶた@1,000(税込)

お得な1,000円セットは3種類(この日は、すぶた、エビと玉子のチリソース、麻婆豆腐)

各中華風サラダ、水ギョーザ、デザート付。ライス、スープはおかわり自由だ。

まずは、水ギョーザを除き、テンポよくサーブされた。

中華風サラダ、スープについて説明なし。したがって自身で食べた感じで記録する。

水ギョーザはサラダに箸をつけた途中で到着。

小ぶりで可愛らしいサイズだが、侮れない風貌。さっそく箸でつまみ上げ、むっちり皮を噛む。

肉餡のバランスも上々でオマケ感のないセットの中の立役者だ。美味い。

昔懐かしいぽってりコーンスープも、このランチではそつなくマッチ。

また、中華風サラダは、甘酸っぱい醤油ドレッシングをかけた春雨サラダになる。

衣をつけて揚げた肉と同席する野菜たちは、ニンジン、タマネギ、ピーマン(赤・緑)。

さらりとコクのあるケチャップ風味の甘酢あんに目尻が下がる。

日本人の舌に合う親しみやすい酢豚だが、きちんとレストラン味。

おそらく、私の親の世代に絶大な支持を受ける味だと思う。食べさせたいな。

デザートの杏仁豆腐は食事の後半に。缶詰めフルーツをのせサープ。

つるんとした杏仁豆腐とシロップの甘さが、昭和な郷愁を誘うのであった。

品数を揃えたお得感のあるランチに、時間を外しため、落ち着けて食事がとれ満足。

会計は伝票を持ちレジに向かう。

すると、首にタオル(ナプキン?)を入れた周富輝氏が中華弁当の仕上げをしている最中で

私に気が付き、同氏がレジを打ってくれた。

「1,000円です」

富輝氏は本館に居るのでは、と思っていたため、サプライズ♡ お元気そうで何よりだ。

 

生香園 新館

神奈川県横浜市中区太田町5-56

TEL      045-681-4121

営業時間/月~土 11:30~21:30(L.O.) 日・祝 11:30~21:00(L.O.)

定休日   無休          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.7~5.0

生香園 新館中華料理 / 馬車道駅関内駅桜木町駅

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チャイニーズ ダイニング ラリアン (Chinese Dining Larian) 池尻大橋

2015-02-04 | 中国料理全般

チャイニーズ ダイニング 「ラリアン」 (Chinese Dining Larian)

場所は、池尻大橋駅南口より徒歩2分。国道246号沿いのビルの2F。

当店入口を2つ有していているので、上記写真はその246沿いからになる。

洋楽をBGMで流す店内は、モダンで広々としたスタイリッシュ空間。

ゆとりを感じさせるテーブル配置だ。

当店は、カウンター席を設けず、室内はテーブル席と間仕切りのあるソファ席でレイアウトされ

ペットOKのテラス席は、一変し不揃いなテーブルや椅子が並ぶ、寛げるダイニングカフェのような趣き。

何だか居心地が良さそう。これはワンちゃん達も大喜びだ。

多目的に使用できる空間を有しているのは、当店のストロングポイントになる。

利用日のランチ、フロアは女性スタッフさんが1人で対応。

オーナーシェフ、佐藤雄一氏は厨房内で調理に専念しているわけだが、

スタッフさんがお客様の来店を告げると「いらっしゃいませー!」と声掛けを忘れない。

利用は、室内の4人掛けテーブル席。卓上にはランチメニュー。

着座後、タオル地のおしぼり(直置き)とコップで温かい中国茶の提供があった。

今週の美味麺セット 海鮮豆乳生姜煮込み麺@1,280(税込)

「お待たせしました。4卓様入ります。」

どうやら、私の注文した料理が出来上がったようだ。

今週の美味麺セットは、本日の小菜・ミニサラダ・デザート付。

これらを角盆にのせ、レンゲスプーンと箸を手前に、デザートスプーンを右に置きサーブ。

本日の小菜・ミニサラダ・デザートについて、説明はなし。

食べた感じで記録すると、ミニサラダはアボカドサラダ。

野菜には紅芯大根も入り、上にはミニトマトを添え、熟したアボカドのコクに

シーザードレッシングが調和をみせ、揚げたワンタン皮が食感を添える。

セットのオマケ的な立ち位置ではなく、ココットにはシェフの細やかな愛情が

たっぷりと詰められているのだ。

本日の小菜は、青菜、白菜、大根、切った昆布を醤油やごま油で和え、

上に糸唐辛子をのせたもの。手作り感が伝わり箸休めにも役立つ心憎い小菜。

またデザートは杏仁豆腐をフルーツソース(オレンジ)で。甘みが口に優しい。

これらはセットとして主役に付き従い登場しているわけだが、

丁寧な心配りを感じさせる味で好感度の高いものだった。

海鮮豆乳生姜煮込み麺は、具材の宝庫。

エビ、イカ、アサリ、青菜、金針菜、白菜、ニンジン、シメジ、クワイ、フクロタケ、

キクラゲ、クコの実などが惜しみなくどっさり。

また箸で探ると、針生姜や干し海老も参加していた。

店自慢の豆乳鍋スープで煮込んだ柔らかいストレート麺を口に運びつつ、

レンゲスプーンでスープを味わう。あっさりしているのにコクがあってクリーミー。

ひと口ごとに、ジンジャーの風味が優しくじわじわ胃袋に浸透していく。

この感覚がたまらず、飲み続けてしまうのである。

大盛は+100円になるが、想像以上にボリュームがあったので、女性は通常で十分。

充実、満腹のランチ。内容とボリューム的にも、これで1,280円はお値打ちだったと思う。

当店では、定番1種類のほか、週替わりの美味飯・美味麺、日替わりのランチセットも

提供されているので、飽きずに通えそうだ。

 

「ありがとうございました。」

会計をレジで済ませると、シェフがカウンター越しに言葉を投げてくれた。

料理人のセンスにより生み出される創作チャイニーズに期待。

池尻大橋にまたお邪魔したい店ができた。

 

チャイニーズ ダイニング ラリアン (Chinese Dining Larian)

東京都世田谷区池尻2-31-18 2F

TEL   03-3795-6511

営業時間/ 月~金 11:30~14:30(LO14:00) 18:00~23:30(LO22:30)
                土 18:00~23:30(LO22:30)

定休日    日曜日

http://www.larian.jp/

※ランチ満足度数は、3.8~5.0

チャイニーズ ダイニング ラリアン中華料理 / 池尻大橋駅駒場東大前駅三軒茶屋駅

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炒め処 寅蔵(トラゾウ) 駒込

2015-02-02 | 中国料理(北京料理)

北京家庭料理「炒め処 寅蔵」(トラゾウ)

場所は、駒込駅東口を出て、駒込銀座さつき通り商店街を進行。

抜けたところで左折した右手側の道沿い。家庭的な趣きの店構えだ。

某日は、80cサイトのサトタカさんたちとの食事会。

カジュアルな店内は厨房前にカウンター席を配し、テーブル席を合わせても、

12席ほどの小体な造り。

利用は、カウンター席の端。上着は自分でハンガーにかけフックに吊るす。

その外観からは意外だったが、BGMには静かにジャズが流れ、

手入れの行き届いた綺麗な厨房内には、全聚徳出身というシェフと奥様。

当店はご夫妻で切り盛りされているアットホームな店なのだ。

カウンターの一段高い位置には皿が重ねられ、おそらくその日のおススメなどが記されるのだろう。

ボードも置かれている。

テーブル・セッティングは、箸置きになる豆皿、ロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)。

卓上には爪楊枝がセットされ、着座後にはタオル地のおしぼり(直置き)をいただけた。

(レンタロー) シェフーー!こんばんはーー。オラ、レンいう。今日はよろしゅう頼むだあ

今宵は「大寒 山東料理の夕べ」 全11品。

卓上に人数分の用意はないが、お品書きも準備してくれているので、料理の流れを把握でき

ペース配分をしつつ、次の料理の出来上がりを待つ楽しみを持てる。

料理は各人ごとに1皿ずつ提供してくれるものと、大皿で取り分けが必要なものがあった。

冷菜:紅芯大根(紅芯大根の黒酢オイル漬け)

皮つきの紅芯大根を使用。

黒酢オイルの加減が絶妙、まろやかで素材にしっくりと馴染む。

また、皮のところが美味いのだ。

冷菜:豚大耳凍(ミミガー)

美しく層をなした見栄えの良い、ミミガー。

下処理も完璧なミミガーは臭みもなく、こりこりとした抜群の歯応え。

豚耳というと、野趣溢れる感じだけれど、品の良さを兼ね備え、味はピカイチ。

商店街のはずれに当店のような店が隠れていたとは、感服させられた。

(ノブロー) ミミガーはそのままでも十分にうめえ!

だども、奥さんが黒酢出してくれたんで、ちょいつけしてみるだ。

(ノブロー) 豆皿を活用するだよ。

生ビールからスタートした自分は、紹興酒に移行。

味の良い冷菜たちを前に酒もぐいぐい進むのである。

熱菜:葱爆牛肉(牛肉と長ねぎ炒め醤油風味) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

この牛肉は和牛かしら?噛みしめると肉質に品の良い甘みがあって柔らかい。

中華への味の架け橋。フレッシュな香菜は手元でのせる。

中華の枠を超え“炒め処”の本領を発揮。

マニアな方々には物足りなさがあると思いますが、日本人の舌にあった食べやすく

万人受けが期待できる炒めものです。

(ノブロー) 優しい味だよな。

熱菜:紅焼大蝦(天草産車海老のうま煮) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

1人あたり2尾。紅焼なので醤油味ベース。

頭の殻の硬い部分を外してバリボリといただく。素材力が光り、海老の身はしっとりと甘い。

次の料理に入る前には、おしぼりの差し替えがあった。

熱菜:芙蓉鶏片(薄切り鶏肉と胡瓜炒め塩風味) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

下仕事をほどこした、ふんわりと柔らかな鶏肉に合わせたのは、キクラゲ、キュウリ。

手抜きのない料理人の誠実さを感じられる味わいに、安らぎさえ感じるのである。

熱菜:四喜丸子(大きな肉団子の醤油煮 蓮根入り) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

奥様の話によると「四喜丸子」は結婚式など、おめでたい時に出されるもの、とのこと。

1個でボリューム大。

肉の力強さを感じさせ、大き目に切った蓮根効果で、ほくほくとした歯触りも加わる。

生姜を効かせ醤油はしょっぱさを感じない程度で、甘ったるさのない大人味だ。

熱菜:糖醋魚(黒酢鯉魚) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

おおーー!!

同席者たちの歓声があがる。それも大いに納得。

このビジュアルは素晴らしい。一同の称賛に値する。

「相手のなすがままに任せるより仕方ない状態のたとえ」として

“まな板の上の鯉”ということわざがあるが、この鯉は調理されて、なお威厳をもっている。

自身は閉店になった清蒸の神「艇家大牌當」さんのダイナミックさを想起した……(涙)。

後ろ姿も凛々しい。揚げられても、なお、生きているかのようだ。

――“鯉の滝登り” 

私はそれをイメージした。

外はからりと香ばしく、さくっとした歯応えを伝え、身はしっとり。

甘みと酸味が活きた、コクのあるぽってり黒酢をまとう鯉に泥臭さなし。

(ノブロー) 千葉産の鯉なんだと。食べるときは気ぃつけてな。

Y字の骨には、ご用心!

また、この料理は北京に住んだことのある方の喜びのツボらしい。

次の料理に先行し、薬味が到着。

熱菜:羊肉山薬煲(ラム肉と長芋の土鍋煮) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

薬味を散らし、取り分けた。ラム肉のダシが出た塩味スープは、旨味も深い。

シャキッとした食感を残しつつ、味の浸みこんだ長芋もマッチ力をみせる。

すべてに共通するが、使用されている素材の質が良い。

熱菜:清炒白菜木耳(白菜と木耳のさっぱり塩炒め) (※大皿、各自で取り分け必要、4名分)

さいの目切りは生姜。あっさりいただけ、穏やかな味わい。

主食:疙瘩湯(雫すいとん入り卵とトマトのスープ)

細かく千切ったすいとんに卵とトマトのスープは鉄板の相性!

優しい味に仕上がっていて、理屈抜きに美味しい。日常的に愛し続けられる味だ。

甜心:杏仁豆腐

口当たり滑らかな杏仁豆腐。ラストまで抜かりなし。という感じです。

今回の料理はお店と相談の上、組んでくれたものになる。

話によると、通常メニューの種類は少ないため、各種リクエストは店に連絡のうえ、

確認された方が良いらしい。 

(ノブロー) また、シェフお任せ料理もあるだ。興味のある人は店に連絡してな。

 

「炒め処 寅蔵」

当初、この店名で、こてこての中国料理店を想像していたのだけれど、本場の骨太さと

日本の食材を合わせた繊細さが調味にも巧みに表現されており、そのバランス感が絶妙であった。

料理人の底力を随所に感じさせる、たいへん魅力的な店である。

 

炒め処 寅蔵
 
東京都北区西ヶ原1-1-1 東光ビル1F

TEL  03-3918-2385     

営業時間/ 月~火・木~土・日・祝 17:30~23:00(ラストオーダー22:00)

定休日     水曜日       -店舗情報「食べログ」より-  

http://torazou-japan.com/

※中国料理満足度数は、3.9~5.0

炒め処 寅蔵中華料理 / 駒込駅西ケ原駅上中里駅

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2015年2月1日

2015-02-01 | 日記・コラム・つぶやき

(ノブロー) ハーガウ!シウマーイ!飲茶は、でえ好きだ

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