その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

耳を澄ませば…

2009-06-09 12:12:12 | 暮らし
「優しい愛情」、「絆」が『ヒルガオ』の花言葉、蔓が絡みつく様子から、「情事」という花言葉もあるらしい。カトリーヌ・ドヌーブ主演の「昼顔」というフランス映画があるようなので調べていると、カトリーヌ・ドヌーブとソフィア・ローレンが頭の中でミックスジュースになってしまい、「ひまわり」で検索すると松嶋菜々子さんのDVDボックスにたどり着いてしまうという始末。時代は確実に流れています。
            
麦畑近くの荒地で見つけたバッタですが、名前が出てきません。バッタ類(直翅目)は、不完全変態をする昆虫で、幼生から生殖機能を持つ成虫に成長する過程で、大きくその形態を変化させないため、画像のような幼生(幼虫)を見て、成虫を予想できるのです。夏の盛りに声はすれども、なかなかその姿を見せない成虫に比べ、初夏の今頃は、数多くの幼生を見つけることができます。とは言え、夏場に声を聞いた経験から、ここにはキリギリスが居るはずだという思いから、これはキリギリスの幼生、これはイナゴだな…と決めつけているのが実際なのです。したがって、コオロギではない…いや、親の姿が想像できないバッタに出会うと途端に名前が出てこなくなるのです。虫好きの私でもこの有り様ですから、「ヒルガオ」の近縁に「コヒルガオ」というのがあって、さて画像で紹介した「ヒルガオ」が本当に「ヒルガオ」なのか…一抹の不安を覚え、懐中電灯を持って夜中確認しにいく次第。場合によっては、私、夢屋が、変態か下着ドロボーと誤解されても仕方ないような生態を演じています。なんたって、今、夜明け前の3時半ですから。そろそろ、外ではスズメの鳴き声が聞こえてきました。
耳を澄ませば、色々な鳥の声がしてきます。我が家の田圃では、カッコウ、ヒバリ、キジ、キジバトといった慣れ親しんだ鳴き声が聞き取れるのですが、その他の小鳥の鳴き声を聞き分けることができません。「好きこそ、物の上手なれ」などとも申しますが、愛好家には、何か国語かの小鳥の鳴き声も聞き分けることができるのかもしれません。
しかし、
            
昨日、古老を見舞った帰り道、我が家の近くで見つけた宿敵『ガーモ』を見逃しませんでした。お尻を振り振り、畦を悠々と歩く大胆不敵なツラ構えは『ガーモ』で間違いありません。なぜなら、まだ独り身ですから…(完全に決めつけています。)
            
コメント
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