その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

道草

2009-06-01 20:39:39 | 釣り談義

ここも以前は畑だった場所ですが休耕しされたようで、その藪の中に咲いたスイバ』の花です。
我が在所では、これを『スカナ』と呼び、子どもの頃、学校帰りの河川堤防に咲いている『スカナ』をむしり取っては、
「すっぺ~(酸っぱい)」と叫びながら、茎をかじってました。文字通り「道草」です。
『シロツメクサ(クローバー)』などは、三枚の葉を茎の下側に引っ張って皮をむき、口の中に放り込みますと、
クルクルと「ゼンマイ」の様に茎が丸まっていきます。こういった遊び(道草)をしながら下校する毎日でしたが、
今、世の親御さんの子どもさんが、こんな事をやっていたら、やれ、不衛生だの、塾の時間はどうしたの?とか
叱られてしまいますよね。
私らの場合、別に大した病気にも成りませんでした。時折、原因不明の便秘には悩まされましたが…^^;

今日は、日曜日。自分の完全休養日としました。(かぁちゃんに許可を取って、釣りに出かけました。)
旧約聖書によれば、天地創造の神は、月を創り、火を創り…、最後に土を創り、最後の七日目に休まれた。
神でさえも休まれるのである。凡人は、日頃から休んでばかりですが、ここは教義通りに休まねばなるまい。
会員登録している釣り堀の月例会に参加しました。「魚(へら)は居る。しかし、食いつかない。」
「エサのタッチが分からない…悪戦苦闘。もう、帰りたい…。」
釣りと言いますと、やらない方のイメージは、『ムーミン谷のスナフキン』の様に、一日のんびりとウキを眺めて
いる印象をお持ちのようですが、こと、ヘラ鮒釣りに関しては、エサを打ちこむ一方で左手では、次のえさを丸め
ている状況…とても忙しない釣りです。完全休養には不向きな釣りでありますが、ウキの微妙な変化が楽しい。
午後3時例会終了。
                     
従業員の村上君かな…?名前は良く知らないのですが、私の名前は覚えられてしまいました。「記念撮影…」
                     
やはり従業員の山口さんが、秤を覗き込んでいますが、33枚12kg。
この時期は、倍量釣らなければならないのですが、全体的に食いは悪かったようです。
二十数人の会員数で9位前後をウロウロしてますから、まぁ、平均的な釣り師(腕)というところでしょうか。
村上君「も…もう、いいですか~?」そうでした、記念撮影などと言ったものですから、ずっと検量ポーズを
続けていてくれました。(ごめんなさい。)

「日曜出勤の妻に何を食わせるべ~。」などと、思い悩みながら、昨日は魚だったから、トンカツでも揚げるか。
千切りキャベツとミニトマトを添えて、畑の絹サヤを収穫し、間引いたホウレンソウをお浸しにして…。
待てど暮らせど、妻は帰ってきません。サザエさんとジャンケンをして、グウを出して負けたところまでは、
記憶にあるのですが、缶ビールひと缶で、そのまま寝入ってしまいました。気づくともう朝。茶の間のコタツ
には、私の分のとんかつの皿が、まだ残っていますので、妻も帰ってきたようです。
今日は、月曜日。また、月を造る(ツキを呼び込む)ことから、始めますか。

コメント
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