財津和夫さん作詞作曲の「サボテンの花」は、テレビドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌として再ヒットしました。デイサービスに通い始めた母の記憶を確かめたくて「これ何だっけ…?」と聞いた花。「ほら、あれだごで、あれ…。」 残念ながら言葉が見つけられません。花を取ってやろうと触れた瞬間、手のひらに激痛が走りました。見かけに寄らず細かいトゲが出ていて、送り出してから、日光に手をかざしながら一本々々、毛抜きでトゲを抜いた記憶が甦ります。
この5年間、我が家は目まぐるしく変わりました。長女がイラストレーターなる修行を試みて新潟に行き、二女が進学し、古老の体調不良から母をグループホームに入所させ、長男の進学、そして古老の入院。7人家族が、この1ヶ月妻とふたりきりの生活となってしまいました。ふたりきりなんて、新婚時代にも無かったこと。いつの間にか、子どもの話題を除いては、夫婦共通の話題など何も無いような夫婦になっていました。農作業や家事を分担しながら、この1ヶ月を乗り切ってきましたが、ようやく今日、古老が退院できました。それでも体力は、元のようには戻らないでしょう。古老が入院しているわずか1ヶ月の間に、近所に住む古老の同級生が2名亡くなりました。古老は、何を思うのでしょうか…。
私にも確実に押し寄せる老い…、働けることへの喜びと美味しく飲める日々に感謝したいと思います。
さて、我が家の「ひとつ屋根の下」の話題から、雨あがりのヨモギの葉という「屋根の下」の住人をご紹介いたします。

「ガガンボ」に「テントウムシ」


種類の違う「テントウムシ」に見えますが、「テントウムシ」は、個体変異が多く、兄弟である可能性もあります。そして、ヨモギの葉先には、ごちそうの「ワタアブラムシ」がおります。

「ヨモギの屋根の下」に訪ねてきたお客様の「ヤマトシジミ」

そして、お客様の「ヤマトシジミ」を食べちゃうかもしれない「ヤマシロオニグモ」
「ヨモギのひとつ屋根の下」は、平穏無事なようで、実は食うか食われるかの食卓でもあります。予測だにしない必然の「死」が訪れる屋根の下。「サボテン」の花言葉は、「熱情」そして「風刺」だそうです。
この5年間、我が家は目まぐるしく変わりました。長女がイラストレーターなる修行を試みて新潟に行き、二女が進学し、古老の体調不良から母をグループホームに入所させ、長男の進学、そして古老の入院。7人家族が、この1ヶ月妻とふたりきりの生活となってしまいました。ふたりきりなんて、新婚時代にも無かったこと。いつの間にか、子どもの話題を除いては、夫婦共通の話題など何も無いような夫婦になっていました。農作業や家事を分担しながら、この1ヶ月を乗り切ってきましたが、ようやく今日、古老が退院できました。それでも体力は、元のようには戻らないでしょう。古老が入院しているわずか1ヶ月の間に、近所に住む古老の同級生が2名亡くなりました。古老は、何を思うのでしょうか…。
私にも確実に押し寄せる老い…、働けることへの喜びと美味しく飲める日々に感謝したいと思います。
さて、我が家の「ひとつ屋根の下」の話題から、雨あがりのヨモギの葉という「屋根の下」の住人をご紹介いたします。

「ガガンボ」に「テントウムシ」


種類の違う「テントウムシ」に見えますが、「テントウムシ」は、個体変異が多く、兄弟である可能性もあります。そして、ヨモギの葉先には、ごちそうの「ワタアブラムシ」がおります。

「ヨモギの屋根の下」に訪ねてきたお客様の「ヤマトシジミ」

そして、お客様の「ヤマトシジミ」を食べちゃうかもしれない「ヤマシロオニグモ」
「ヨモギのひとつ屋根の下」は、平穏無事なようで、実は食うか食われるかの食卓でもあります。予測だにしない必然の「死」が訪れる屋根の下。「サボテン」の花言葉は、「熱情」そして「風刺」だそうです。