その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

初夏への誘い

2009-06-19 12:05:05 | 暮らし
拙い文章のブログではありますが、このところポツリポツリとコメントを頂戴するようになりました。時に励ましの言葉であったり、思い出に共感いただいたり…。田舎暮らしのオヤジの日常は、平凡な日々の積み重ねではありますが、文章を書くために自分の周囲に目を配り、話題を見つけ出そうとすると、平凡ではあるのだけれども、今まで興味を抱かなかったことにも目を向ける自分がいることに気付きます。
表題の画像も、黄色い野の花と在り来たりなモンシロチョウではありますが、ただの黄色い花が、ネットを検索しながら『ノゲシ』であると分かっただけでも、今日一日、得したような気持ちになれます。また、一瞬を捉えた画像を拡大したとき、実は、モンシロチョウの鱗粉がかなり剝げ落ちていて、羽化後、日数の経った個体であることが分かったりして、日々いかに見落としが多いかに気付かされることもあります。
            
「ハルジョン」と「ヒメジョン」があるという知識はあっても、「ハルジョン」は『春紫苑』と書き『ハルジオン』が正式な名称であることを再認識したり、その見分け方を憶えたり。そして、何より「ハルジオン」が失せ始め、次第に「ヒメジョン」に移り変わっていく微妙な季節の変化に気付けるようにもなりました。
『面白き 事も無き世を 面白く 住み為すものは 心成りけり』などと、高杉晋作の辞世の句をそらんじながら、オジサン生活もまだまだ捨てたもんじゃないな…などと自らを奮い立たせながら、心はいつまでも少年のままであり続けたいと思う夢屋であります。
「日々の発見は、最良のボケ予防薬であります。」By 夢屋薬局
コメント
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