その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王の悩み(租税編)

2009-06-28 20:24:48 | 世迷言

夢屋王国独立宣言後、3日め。夢屋国王の悩み事は、止めどなく続く…。
退院後の古老(先帝)の体力は日増しに回復し、食も菓子パン・そうめんと言った奇妙な取り合わせではありますが、少しずつ増えていることに唯一の喜びを感じております。
さて、隣国「日本」の埼玉県在住「たけ☆さん」なるブロガーが、ホタル狩りに行き、写真撮影したものの何も写っていなかったという記事を拝見し、夢屋王国の豊かさをPRすべく、夢屋王国から10Kmほど離れた国王の狩場に出かけました。
            
ん~。一週間ほど早いようです。目をつぶり、「カジカガエル」の声と沢の流れに耳を澄ましながらシャッターを切りますと、ゴミのように写る心霊写真。もう少し、発生数が増えないと綺麗な糸を引かないようです。一週間かけてカメラの取説を詳しく読んで、また挑戦することにします。
心霊写真に悩んでいる場合ではありません。そう、夢屋王国の租税徴収をどうすべきかが本日の悩みでした。夢屋王国の国民は、その日の糧に満足しており、それが国王自ら隣国「日本」に出稼ぎし、外貨を稼いで維持していることを知る由もありません。
            
「イナゴ」はまだ幼く、国王の換金作物である稲の葉を勝手に食べており、「エダシャク」に至っては、「ヒメジョン」の茎を逆立ちして支えるという修行を黙々とこなす日々です。
            
こうした国民に「国家維持のため、租税を徴収する。」などとお触書を出したところで、国王の存在すら知らない国民ですから、到底、納税に理解を示すとは思えません。悔し紛れに隣国「日本」の租税制度を模倣しようと内情を検討すると、ツケは子孫に回し、支持率を上げるために建設・福祉予算の大判振る舞いをぶち上げているようです。
夢屋王国は、名君「上杉鷹山公」の教えを忠実に守り、国家を子々孫々に引き継ぐことを為政者の務めと自らを厳しく諫めていることから、安易に税負担を国民に求めることを良しとしてはならないと頭を悩ませている訳であります。
「入るを量りて、出ずるを制す。」という中国故事がありますが、生産性の低い夢屋王国においては、「出ずるを制して、入りも制す。」を国家予算編成方針として、租税体系を考えてみることにします。(明後日に続く)

追記)たけ☆さんを、埼玉県在住と紹介いたしましたが、ご本人より。現在、神奈川県在住であるとのコメントを頂戴しました。訂正いたしますとともに、深くお詫び申し上げます…NHK(にっこり、はぐらかす、こくえいほうそう)


コメント (2)
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