その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

白い追憶…ドクダミ

2009-06-08 12:12:12 | 暮らし
庭先に『ドクダミ』の花が咲きました。花言葉は「白い追憶」とか…。
初夏に、白にまつわる思い出と言いましても…そう、子どもの頃、近所のおばちゃんから採りたてのイチゴに練乳をかけてごちそうになったことかな。イチゴは、我が家にもありましたが小粒で、勝手に採っては食べるだけ。おばちゃんちのイチゴは大粒で甘く、さらに練乳がかけてあったものですから、世の中にこんなにおいしい物があるなんて…などと感じた思い出があります。大粒のイチゴと練乳は、裕福な家庭のステータスシンボルの様な気がして、いつかは我が家でも大粒のイチゴを作るんだ…なんて思っていた頃もあったような気がします。
            
水路の『ガヅギ』刈りも、あと10m程度と成りました。『ガヅギ』は、正式には「マコモ」らしい。お盆に小さな敷物を編んで、お供えの盛皿にしたりしていましたが、ケイ酸質が強く、なかなか腐らない厄介な雑草です。水路の左3分の1程度を刈り残しているのは、百姓の仁義と言いますか、隣の水田の所有者の刈り分だ…ということを暗に主張しております。残して置いても水の流れに支障はありませんし、ビオトープとしての効果が高まります。
            
ようやく『イネミズゾウムシ』を捕えましたが、小さすぎて分からないですよね。我が家の未整理地ビオトープには、本日確認しただけで、ヒル、タニシ、オタマジャクシ、ヤゴと多様な生き物が棲んでいます。田圃の畦を歩くとツマグロヨコバイの幼生が飛び立ち、イナゴが驚いて水に飛び込むのが分かるのですが、まだまだ小さすぎてカメラに収めることができません。追々と紹介していきたいと思います。
コメント
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