これは「ナンテン」ではある。
ラジオからは「山口百恵さん」の「冬の色」が流れて来ました。1974年12月に発売された曲だそうですけれど懐かしく…あれ何か違和感が?
「あなたから許された口紅の色は♪からたちの花より薄い匂いです♪」え~こんな歌詞だっけ?イガグリ頭の中坊は、どんな気持ちで聴いていたか、今では遠い昔であります。しかし、「口紅の色が薄い匂い」ってどういうこと?ご近所にカラタチの木が一本あって、トゲトゲの枝と実をつけたことは憶えているのですが、花の色や香りは憶えておりませんなぁ…家人は遠い昔に転居して、カラタチの木も家も、もうそこにはありません。春先に咲く花は白く、甘い香りがするそうでありますが…。
「冬の色」と題された歌詞の中には、『乙女心』が謳われておりますが、色なんぞ連想させる物がない。年を重ねた『オジSUN』に『乙女チック』な色を感じる感性なんて残っておりませんけれどね^^;
『都倉大先生』の曲の頃よりは、阿木耀子・宇崎竜童コンビの曲の方がインパクトがあったような気がしますけれど、2学年上の女性歌手は、中坊には大人びて見えましたなぁ…もうすぐ白と黒のモノトーンの世界がやって来る。私にとって「冬の色」は、そんな色しか思い浮かびませんけれどね。