気仙沼ホルモン?
今年も3月11日を迎えました。山形県は3月10日県立高校一般入試の日…その翌日が東日本大震災でありました。何事も無かったかのように平穏な日を過ごしております。外からは屋根を打つ雨の音、田んぼには雪もなく、今年は1ヶ月程陽気が先に進んでいるような雰囲気であります。あの日は、大雪で、福島から避難されて来た方が雪の多さに驚いておりましたっけ。
記憶は確実に薄れかけております。嫌なことは忘れようという無意識が働いているのかも知れませんね。むしろ、受験の話題に、ようやく落ち着きを取り戻したであろう同僚のご家庭のことなどを考えている。来週の日曜日が合格発表…良い知らせが舞い込むまでは気が気ではないでしょうけれど…大丈夫とは思っていても中々声を掛けづらいものでありますよ。
物見遊山で被災地を訪れるのも失礼…少し落ち着いてから復興支援にお買い物を…ようやく意識しないで出掛けることが出来るようになったかも。震災と受験…まったく違った話題のようでありますが、気を遣うということでは一緒かな?教訓を今後に活かすことは重要…そして、前に進むことも必要。今年もまた14時46分に黙祷を捧げ、他県の復興を祈る日であります。