その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

見てはいけないもの

2020-09-09 03:55:36 | 転職

南陽市漆山「鶴布山珍蔵寺」の夕鶴伝説は…

従弟の手術日…入室時間9時30分。野菜の納品はあきらめて、水も掛けずに早朝から「山形青菜」の種蒔き作業だけは終わらせました。(明日からの雨の予報に期待しております…種子が流されたりしてね^^;)控室であるはずの病棟食堂にはテレビもあるし、WiFi環境も整っているから、2時間30分の手術予定時間は、見逃し配信でも観て過ごそうかとタブレットを持ち込んだものの、手術室・HCU脇の家族控室で待機してくださいとのこと…コチラは自販機があるだけ。結局、携帯で音楽を聴きながら、積み残しの経理業務をして過ごしましたよ。「2時間半なら遅くても13時には終わるだろう。」と高を括って待つものの、お昼を過ぎても、2時を過ぎても連絡が入らない。「МRIに写っていたあの厄介そうな場所に手間が掛かっているのだろうか?」連絡が無いと余計なことばかり考えてしまいますよ。手術予定時間の倍、5時間後にようやく先生の術後説明を受けることが出来ましたけれど…まぁ、成功です。良かったよかった^^;(あとはリハビリだけですなぁ。)


宮城県亘理町の「はらこ飯」が有名です!

手術が成功と分かれば、生身の身元引受人にとって、昼飯の方が重要であります。少々贅沢をしようかと食堂を探して一般道を走っていると南陽市漆山地区の「夕鶴の里」の観光案内看板が気に掛かり、伝説の残る「鶴布山珍蔵寺」に足を伸ばしてみました。日本各地に「鶴の恩返し」伝説が残っているそうですが、「珍蔵寺」もまた正直者の「金蔵さん」が機織り娘の部屋を覗いてしまったという伝説が残り、その鶴が織ったという「曼荼羅」が残っていた(火災で焼失)という名刹であります。世界各地の神話、民話には「見るなのタブー」という物語の構成要素で成り立っているものが多いそうで、人間「見るな」と言われれば言われるほど、塀の小さな穴、箱の中、お風呂場と覗きたくなる心理が働くようであります^^;
絶世の美女が隣りの部屋で美しい織物を織る…見てはいけないと思いつつ、助平心で覗いてしまうと、それは美しい羽根をむしり取っていた鶴ではなく、化粧を落としていた女がいた!あな恐ろしや夢屋珍説「夕鶴伝説」…だから、隣りの部屋は覗いてはいけないのでありますよ。そしてもうひとつ、食事はメニュー表の画像を見て注文したら、決して出て来た物とメニュー表を見比べてはいけない。今回ばかりは、メニュー表に劣らない代物だったから良かったけれどね(笑)

コメント
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