戦友であった(亡)鈴木善夫さんのご冥福をお祈りいたします。
昨年9月末に、20年来親交のあった友人が急逝しました。職場も年齢も違うのではありますが、プロジェクト策定のため30歳前後の中堅職が一堂に集められ、6ヶ月ほど仕事をしたのがキッカケでありますが、それから20年ほど毎年のように集まっては酒を飲んだものであります。10月にお葬式に参列したものの、同年兵の死に「耳塞ぎ」をしようと年明け新年会を兼ねて仲間が集まったのであります。
「耳塞ぎ」とは同年の親族や友人に死者が出た時、餅で耳を塞ぎ死者の呼び声を聞かない(死者からの招きを受けない)ようにするための宗教的な儀式なのでありますが、故人を思い出しながら酒を酌み交わしたのであります。彼の場合は3人の娘さんも自立したようであるし、初孫も居たようであるから父親としての最低の務めは果たすことが出来たのでありましょうが、54歳という年齢の死はやはり痛ましいものであります。仕事ぶりも有能であったが故に惜しいという感情が湧き上がる死であります。
旅館の展示物に小石を上手に使ったお地蔵さんが飾られておりまして、彼の冥福を一緒にお祈りしてくれているようでありました。
プロジェクトOB(おバカ)チームは10名から9名となってしまったものの、おバカ加減は今も健在であり、若い時分に何も知らないで銀座の高級クラブや新宿を闊歩したことを思い出し、来年の今頃は、東京か仙台か新潟で飲み会を開催しよう…そんなノリで、会費の残り9,000円を調査費として渡されてしまいました。友人『貧乏父さん』ではないが、この調査費9,000円を10倍増して宴を開催できるかどうか…かなり厳しい課題を与えられたのでありました。
さて、年を取ると困ってしまうのが、旅館に泊まっても生活習慣で夜中に目が覚めてしまうこと。自宅であればブログUpでもするところなのですがホテルのようにパソコンなど無い宿なのでそれも叶いません。腹を空かせて目が冴えるというのは最悪のパターンなので自宅からカップ麺を予め準備し、『大人の眼鏡』と読み掛けの「源氏物語」を休憩室に持ち出して時間を潰します。折角の機会なのだから露天風呂で…と優雅に行きたいところですが、入浴事故防止のため24時から5時まで大浴場は使用禁止なのであります。
朝5時…入浴解禁…いや~身体に沁みる浸みる^^;
誰も居ない露天風呂を独占する気分は最高でありますが、これだって1時間も入浴して居られませんから…7時の朝飯まで長いんだなぁ~これが^^;本を読んで風呂に入り、本を読んで風呂に入る…同室のメンバーを起こさないように、休憩室と風呂場を行き来すること2回…かなりふやけたオヤジの出来上がりであります。
本日は「大寒」…週明けから大雪の予報であります。まぁ、ここ1週間ほど除雪作業から開放されておりますので、疲れを取って、来週の除雪作業に身構えるのでありましたとさ^^;