その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(耳塞ぎ)

2012-01-21 12:04:02 | 夢屋王国

戦友であった(亡)鈴木善夫さんのご冥福をお祈りいたします。
昨年9月末に、20年来親交のあった友人が急逝しました。職場も年齢も違うのではありますが、プロジェクト策定のため30歳前後の中堅職が一堂に集められ、6ヶ月ほど仕事をしたのがキッカケでありますが、それから20年ほど毎年のように集まっては酒を飲んだものであります。10月にお葬式に参列したものの、同年兵の死に「耳塞ぎ」をしようと年明け新年会を兼ねて仲間が集まったのであります。
「耳塞ぎ」とは同年の親族や友人に死者が出た時、餅で耳を塞ぎ死者の呼び声を聞かない(死者からの招きを受けない)ようにするための宗教的な儀式なのでありますが、故人を思い出しながら酒を酌み交わしたのであります。彼の場合は3人の娘さんも自立したようであるし、初孫も居たようであるから父親としての最低の務めは果たすことが出来たのでありましょうが、54歳という年齢の死はやはり痛ましいものであります。仕事ぶりも有能であったが故に惜しいという感情が湧き上がる死であります。
旅館の展示物に小石を上手に使ったお地蔵さんが飾られておりまして、彼の冥福を一緒にお祈りしてくれているようでありました。

プロジェクトOB(おバカ)チームは10名から9名となってしまったものの、おバカ加減は今も健在であり、若い時分に何も知らないで銀座の高級クラブや新宿を闊歩したことを思い出し、来年の今頃は、東京か仙台か新潟で飲み会を開催しよう…そんなノリで、会費の残り9,000円を調査費として渡されてしまいました。友人『貧乏父さん』ではないが、この調査費9,000円を10倍増して宴を開催できるかどうか…かなり厳しい課題を与えられたのでありました。
さて、年を取ると困ってしまうのが、旅館に泊まっても生活習慣で夜中に目が覚めてしまうこと。自宅であればブログUpでもするところなのですがホテルのようにパソコンなど無い宿なのでそれも叶いません。腹を空かせて目が冴えるというのは最悪のパターンなので自宅からカップ麺を予め準備し、『大人の眼鏡』と読み掛けの「源氏物語」を休憩室に持ち出して時間を潰します。折角の機会なのだから露天風呂で…と優雅に行きたいところですが、入浴事故防止のため24時から5時まで大浴場は使用禁止なのであります。
朝5時…入浴解禁…いや~身体に沁みる浸みる^^;
誰も居ない露天風呂を独占する気分は最高でありますが、これだって1時間も入浴して居られませんから…7時の朝飯まで長いんだなぁ~これが^^;本を読んで風呂に入り、本を読んで風呂に入る…同室のメンバーを起こさないように、休憩室と風呂場を行き来すること2回…かなりふやけたオヤジの出来上がりであります。
本日は「大寒」…週明けから大雪の予報であります。まぁ、ここ1週間ほど除雪作業から開放されておりますので、疲れを取って、来週の除雪作業に身構えるのでありましたとさ^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(貧乏脱出)

2012-01-20 14:31:27 | 夢屋王国

国王の友人『貧乏父さん』のブログを読んでいると彼が仕事に喘いでいる様子が良く解ります。結婚した時期が彼より少々早く、末っ子で長男の『ポン太郎君』への仕送りも、順調ならばあと2年で終わるであろう我が家と違って、父さんの奮戦はまだまだ続くのであります。いや、彼のお姉ちゃん(長女)が進学する今年から、彼の奮戦は激烈を極めることに成るでありましょう。
ダルビッシュのように速球を持ち合わせている訳でもなく、アインシュタインのように解明不可能な頭脳を持っていない普通の「オジサンズ」が貧乏から脱出するにはどうすれば良いものか…才能の無いパンピィが行き着く先は、ロト6であり年末ジャンボと相成る訳でありますが「お金はお金持ちの所が好き」という法則の通り、確率的にも、資本的にもパンピィにお金が集まることはまず無いのであります。
さて、貧乏人は一生貧乏人で在り続けなければいけないのか…何か方法は無いものかなどと考えるものの妙手が浮かぶはずもなく、『貧乏父さん』は宝くじを買い続け、『夢屋国王』は冴えない生産実験を繰り返すのであります。ただ、アイディアというものは誰にも邪魔されるものでは無く、例えば「犬用のゴーグル」であったり、「オムツ入れバッグ」はたまた「プリンターのインク詰め替え業務」など、世の中(消費経済)にポッカリと空いた穴を見つけることで、大金を手にしている人も大勢いるのであります。

このところ、データ重視型の『夢屋国王』は、新聞紙上の市場価格とスーパー販売価格を地道に追っかけているのであります。一月早々、山形県天童市内のさくらんぼ農家は、恒例の「さくらんぼ早出し」に成功し、500g当たり15万円のご祝儀相場が付いたとか…しかし、(所得)=(売上価格)-(生産費)でありますから、例え15万円の高値が付いたとしても16万円の生産費をかけていたのでは大赤字なのであります。したがって、そうした華々しい報道とは無縁のところで、地道に市場価格の調査を行う。この2週間で見えて来たことは、冬場のイチゴやキュウリは今のところ高値安定しており、ハクサイは市場価格に対して販売価格が、やや高く設定されているのではないか…などというところ。今年は冬野菜が高騰しているなどと言われておりますが、需要と供給のバランスを考えるとハクサイは高値に設定しても鍋物として売れ(利幅が上がる)、イチゴに同じ利益を持たせようとすると買い手が居なくなる(販売上は薄利)という販売戦略的なものが少々見えて来ました。
『貧乏父さん』…ロト6の当選確率は天文学的数字でありますが、決して確率的にはゼロではない。当選した暁には、『夢屋研究所』の研究費に少々投資してくれればそれでいい。それまで、夢屋研究員は『第2サティアン』でデータ収集と「タラの芽」の早出し研究を地道に続けることにするよ^^;
「貧乏脱出」の決め手は、経済社会の穴をいち早く見つけ出すことに有りと信じる『夢屋国王』であります。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(案山子)

2012-01-19 12:10:50 | 夢屋王国

高気圧が張り出して、久し振りに山形は大晴れでありました。そのかわり冷え込みは厳しく-11℃^^;
こんな日にスキー授業でもあれば、稜線から見える盆地の景色は、しばらく眺めていても見飽きることがありません。出来ることならスキー板を雪に刺してポールを渡して椅子を作り景色を眺める…コーヒーなど山で沸かして飲めば最高の気分が味わえるのであります。しかし、子どもたちのスキー授業の足慣らしのためにスキーに出掛けていたのは数年前までの話。もう足腰が萎えてしまって、パラレルターンも踏ん張りが利かなく成っているに違いないのであります。
「スキーの楽しさ」 < 「寒くて辛い」  といった初老性の不等式が成り立つようになってから10年あまり…一時期は、北海道まで旅行した気力は…炬燵が恋人の生活に変わってしまったのであります。
それでもネタ探しに、昼休み外に出掛けてみました。青空を背景になびくピンクリボンは、私たちは『サイミ』と呼んでおりますが、道路の辻々に立てて除雪の障害物を示す目印であります。世界的な乳がん啓発運動として、「ピンクリボン」はそのシンボルとして活用されていますが、乳がんの早期発見・早期治療は重要であります…などと脱線しないように、注意の目印として使われております。

このところ、まとまった雪が降っておりませんので、大きな綿帽子を被った街路樹のトウカエデも小さな雪の塊を枝に残すだけとなっております。「綿帽子」という言葉から、何故か私は、さだまさしさん作詞作曲の「案山子」の曲をイメージするのであります。
「元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか
        寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る♪」
1977年にリリースされたこの曲と詞からは、学生として故郷を離れた妹を思う兄の歌詞のようにも受け取れますが、その心情は、兄というよりも、娘を心配する親父の心そのものだという気がします。兄の姿を借り、お袋をネタに使いながら、心配している頑固親父の心情といったところでしょうか…島根県の津和野あたりが原風景と言われておりますが、雪積む田舎よりは、雪の無い便利な都会の方が若者には楽しい場所であるはずなのに^^;
大学センター試験も無事?終了いたしまして、大学受験は前期後期と2次試験に移行し、高校入試も始まろうとしております。今春、都会の大学へ子どもを送り出した親父は、また同じ心情を味わうことになるのでしょうねぇ…しかし、2012年。緑の公衆電話から親元に電話を入れていた頃と違って、今では携帯メール絵文字付きでピッピッピィ~「欠 お願い」なんてメールが来ても、お父さんは送りませんよぉ~だ^^;
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(耐寒訓練)

2012-01-18 12:13:48 | 夢屋王国

「陽子ちゃん」ご結婚おめでとう^^;
のっけから、意味不明なお祝いをひと言。高畠ファンクラブの一人であり、かつて出稼ぎ先で働いていた「陽子ちゃん」から結婚しましたとの賀状が届きました。『まほろばの里たかはた』は、彼女に夢を与え、そして心無い輩が夢を奪ってしまった可能性もあるのではあるが、こうして幸せそうな賀状を頂くとこちらも幸せを分けて頂いた気分になれるのであります。「陽子ちゃん」の結婚を祝って一杯…寒さしのぎにワンショットのウイスキーを重ねていたら飲み過ぎてしまいました^^;
さて、高校時代の山岳部の同級生が冬山登山のために、耐寒訓練と称して初冬から薄着をしておりましたが、ただ今『夢屋王国』は、敢えて耐寒訓練をしなくても寒い…放射冷却現象といいますか、日が昇った午前8時の気温でも-7.5℃とラジオから流れてきます。もうこうなると『第2サティアン』内でも、防寒具を着込んでストーブを焚かないと過ごせません。薪ストーブは、火を点けて炉内が一定温度(200℃)まで上昇しないと不完全燃焼を起こしてしまうので、朝の1時間程度の滞在では石油ストーブに頼らざるを得ないのであります。唯一、寒くても便利な点は、室内が常時冷蔵庫状態なので、食べ残した酒のつまみも冷蔵庫無しで保存出来ますし、ガラスコップに入れた水が凍ってしまうので、冷凍庫無しでもオンザロック用の氷が調達出来ることでしょうか^^;

カセット式のガスコンロは、氷点下の気温では上手くガス化出来ないようで、一旦カセットボンベを手やストーブで温めないと使い物になりません。上水道(井戸水)は、少しずつ水を流しているので凍りませんが、下水(排水管)は途中で凍ってしまったようで流れません。流し台の配管を外して排水受けを造り対応しております。こうした劣悪な環境でも『第1次越冬隊』は、オッカーの作る晩飯が待てずに、ササッと酒のつまみを作るのであります。今夜のつまみは「明太子スパ」…インスタントでは物足りないので、パスタをアルデンテに茹で上げ、油で少々炒めたニンニクスライスや一味唐辛子も混ぜてあるので、ぺペロンチーノなのか明太子スパなのか判然としませんが、仕事帰りの空腹を満たすには充分な味であります。
中途半端な味付けと同じで室内を流れる音楽は、昨日はマイルス・デイヴィスのトランペットの音色かと思えば、今夜は「八代亜紀さん」がメインのド演歌…和と米とイタリアンが混在した世界を楽しむのであります。久々に始めた読書は、「楊令伝」が第7巻以降文庫本が販売されていないので一旦休憩し、何故か与謝野晶子さん翻訳の「源氏物語」を手にしております。現在、第2帖「帚木(ははきぎ)」で止まっておりますが、第1帖「桐壺」が非常に読みづらく、これは断念かとも思ったのでありますが、第2帖あたりからようやく読む意欲が出て参りました。高校時代の古文の授業なども、こうして現代訳と男女の心の動きを上手に解き明かしてくれたなら、もう少しはやる気も起きただろうに…などとボヤキながら、受験とは縁の無い娯楽の世界を楽しむ『夢屋国王』でありましたとさ。
全国の受験生の皆さん…楽しみは、後に取っておきましょう^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(忘れ物)

2012-01-17 12:04:42 | 夢屋王国

この週末、何の不都合も無く自宅で過ごしましたが、今朝出稼ぎに行こうとすると携帯電話が無いことに気付きました。以前の職場では、材料調達の緊急呼び出しやクレーム処理など携帯電話を片時も離せませんでしたが、今では飲み会や代行車を依頼する電話を掛けるだけで、あっても無くても不便を感じないのであります。自分の都合に関係なく、例えそれがトイレに入っている時でさえ呼び出し音が鳴ることを考えれば脅迫状にも似た代物でありますから、無いほうが余程気楽な物であります。
出稼ぎ先で開口一番「携帯電話を無くしました。今日は電話呼び出しに応じられません。」と悪びれずに物申したとしても、「お気の毒に…。」と言われる程度で左程支障は無いのでありますが、午前中、友人『タムラ丼』から内線に電話が掛かってきました。
「夢屋さんの携帯電話から、私の携帯に電話があったのですが…知らない女性の声なんです。何で?」(タムラ丼)
「了解!あの飲み屋のママだろう^^;」(夢屋)
「…。取り敢えず、取って置いてとは頼んだのですが…。」(タムラ丼)
泰然自若!『夢屋国王』は動揺した素振りなど微塵も見せません。金曜日の晩、ボウリング大会に参加した国王は、2次会のスナックで携帯を首から外し、そのまま置いて来たらしいのであります。一切記憶にありませんが、首から下げる携帯ストラップは、いわゆる肩こりの原因となり飲み出すと無意識の内に外してしまうらしい。まぁ、見つかったのだから目出度し目出度し^^;

月曜の夜、ガラガラのスナックでお礼に一杯飲んで帰れば立派な紳士であろうけれど、給料日前でお小遣いも心もとないことから、お礼はまた来ると言うことで…と、二度と足を向けることの無いであろう店を後にしたのであります。若い時分であれば、飲み屋のオネェちゃんに興味を抱くこともあったのだろうけれど、今の国王はスーパーに並ぶ「タラの芽」12個入り298円のパックの方が気になるのであります。12月初旬に穂木を切り出して、水に浸漬加温すれば正月出しが可能ではないだろうか…冬場の手持ち無沙汰な日々の新たな実験項目をメモしておいて…オネェちゃんと言えば、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』は、オッカーにイチゴ柄のレインコートを仕立ててもらったものの、尾っぽを下げてテンション下がりまくりであります^^;
朝の「おはようベロベロ攻撃」と夕方の「お帰りベロベロ攻撃」は彼女の日課となってしまいましたが、「外に行くどぉ~!」と声を掛けるとテンションが下がる…大事な犬としての本性を忘れてしまったようであります。
出陣を前に、前足が内股に見えるのは気のせいでしょうか^^;

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(だんごの木)

2012-01-16 12:18:02 | 夢屋王国

1月15日は小正月…我が在所では「こもちの歳取り」とか「女の正月」などとも言ったものですが、お決まりは「だんごの木(ミズキ)」を飾ったものでした。昔は前日に餅など搗いて延し、やや固まったところで糸などで千切り、団子を作って木に刺したものですが、今では団子も飾りもカラフルな「ふな煎餅(うるち米で焼いた薄い煎餅…ウエハース状)」で飾り付けるようです。餅で作った団子は、節分の頃には固くなってひび割れ、ぽろぽろと落ちる訳ですが、最後は油で揚げて「揚げ餅」にして食べたような気がします。今なら、ハウスダスト塗れの餅を揚げて食べるなどと言うことは、不衛生極まりないなどと言われそうですが、腹痛を起こしたりしたことはありませんので…^^;
正月も休みなく働いた女性のための正月であるとか、農作物の豊作祈願だとかと言われておりますが、白い団子は、言われてみれば「繭玉」に見えなくもない…「だんごの木」とは言わず「繭玉飾り」などと呼んで五穀豊穣を願う地方もあるようです。

 

まほろばの里「たかはた」の伝統行事のひとつ「大日如来の裸神輿」であります。若衆が下帯姿で大きな草鞋の神輿を担いで商店街を練り歩きますが、昨年は担ぎ手が集まらず中止…今年また復活いたしました。「山形に住みます芸人」吉本興業の「三浦由加さん」も参戦して盛り上げておりますが、沿道からは「清めの水」と称して、柄杓にバケツ、最後は水道で放水とやりたい放題…観ているほうが寒くなってしまいます。こうして若者が町を練り歩く姿っていうのは良いものです。沿道でいきなり地元テレビ局のインタビューを受けまして…
「毎年、ご覧になってますか?」
「はい!(←51年間生きてきて、実は初めて見に来たのですが…)」(夢屋)
「昨年中止となり、今年復活したことについて?」
「こうした伝統行事は、続けて欲しいですねぇ…」(夢屋)
余りにも急なインタビューだったので、答えがシドロモドロでしたけど…^^;

本日、最後の締めは「おさいと焼き」であります。地元の神社のしめ縄を造り替え、古いしめ縄を焼くと同時に、育成会の子どもたちが各戸を回って古い御札を集めてまわり、一緒に焼いておりますが、お決まりの掛け声は
「ヤハ、ハエロー!目くそ鼻くそ飛んでいげぇ~!」であります。何の意味もありませんけど^^;
この火に当たると一年間風邪をひかないとか…ええ、馬鹿は風邪をひきません。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(雪中キャベツ)

2012-01-15 14:25:02 | 夢屋王国

穴掘り(ボウリング)大会の翌日は、実に見事な二日酔いであります。ああ、もうチョット考えて飲めば良かったなどと思うのはいつものことで、一向に成長の跡が見れません。穴があったら入りたい…そうであります。同じ穴を掘るならば、世のため人のために役立つ穴掘り(ボーリング)をしようということで、足にカンジキを付け、夢屋農園の雪中行軍に出かけました。
降雪前に竹竿で目印を付けて置いた場所を掘り返します。積雪量は現在80cmといったところでしょうか。雪の下から出てきたものは、夢屋農園特産『雪中キャベツ』であります。

 

このブログでも何度か登場した『雪中キャベツ』でありますが、自然の氷温冷蔵庫から取り出したキャベツは、それ自体が凍みないように貯蔵デンプンを糖化して植物体の糖度を上げるので甘みが増します。砂糖が貴重品だった頃の老人たちは、これを蒸して食べては「甘い~!」と喜んだものでありますが、最近では甘い物が氾濫しておりますので感激するほどの甘さを感じなくなってしまいました。掘り進むこと約30分…7個ほど掘り出して、私のお袋が入所するグループホームに届けました。最近、白菜やホウレン草が高いとのお話でありますので、喜んでもらえるかな^^;

近所のスーパーでは、夢屋農園産の『雪中キャベツ』より、ひと回り小さいものでこのお値段でありました。残念ながら、レタスや大根はこの保存方法が効きません。通常では、痛んでいて売り物にならないような宮城県産のホウレン草が、一束198円…最近は市場調査を行って栽培計画を立てる…しかし、スーパーの中でデジカメで写真を撮る姿は、少々怪しい人間に思われそうなので控えめにしておきました。
二日酔いで胃がムカつく夕方は、缶ビールを飲んで治す…どこまでもおバカで怪しいオヤジでありましたとさ^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王(穴を掘る)

2012-01-14 10:48:00 | 夢屋王国

与作は木を伐る、穴を掘る、へいへいほぉ~♪
『夢屋国王』は何年ぶりでありましょうか、出稼ぎ先の穴掘り大会(ボーリング)…いえいえ、ボウリング大会に参加したのであります。私の世代は小学生の頃がボウリングの最盛期で、5歳以上年上の方々は経験豊富でありますが、私自身は高校卒業の時に初めてレーンに立った事があるだけで、学生時代もデートでオッカーとボウリングをしても負けてしまう始末。情けない実績であります。

 

しかし、「頑張れ日本」。大会後に飲み会があれば、不得意だろうが何だろうが参加することに意義がある…肘痛なんて何のその、穴でもガターでも掘ってやるぅ~と頑張るのでありますが…やはり、結果は惨憺たるのもであります。
職場の若い子たちと交流するのも、お年寄りにとっては大切なお仕事です。

にやけた『夢屋国王』は、我が娘たちと同年齢の部下たちと飲み会を楽しむのでありました。さて、二次会は…オヤジたち4人でどこかのスナックに入って飲んだのは良いのですが良く覚えておりません。カメラと鞄を忘れずに持ち帰りましたので、きっと大丈夫でありましょう^^;
さぁ、今日は二日酔いの頭で、本気で穴を掘る(雪中キャベツの収穫)のであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(福くん)

2012-01-13 12:02:45 | 夢屋王国

芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんのコンビ…なかなか可愛いですねぇ^^;
などとコメントすると、少々ジィさん臭い話になってしまうのでありますが「福くんの歯が抜けた。」と言っては、我が家の家族も大騒ぎであります。しかし、彼の場合、歯があったり無かったり…子役と言えども専用の差し歯があるんですってねぇ…。
我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』も乳歯が一本抜けちゃいました。そして早くも永久歯がちらりと顔を覗かせております。乳歯が抜けるのは、人間であれば7歳前後…生後4ヶ月でもう人間換算ならば7歳位の成長スピードであります。私が子どもの頃、上の前歯がグラグラして気になってご飯が食べられない…叔父がペンチで挟んで、一気に抜いてくれました。(びぇ~当然、大泣きしましたけど…。)そして、こんな時には、決まってオマジナイがありまして、上の歯が抜けたときは家の縁の下に捨てる。下の歯の場合は家の屋根に向かって投げ捨てる…「鬼歯が出ないようにとお呪いをして捨てなさい。」と亡くなった祖母に教えられました。このお呪いのお陰かどうかは分かりませんが、子どもの頃は非常に歯並びが宜しかったのでありますが、奥歯がそれぞれ一本ずつ虫歯にやられまして、歯医者さんに行ったものの永久歯が下に無いなどと言われまして…虫歯の奥歯を抜いた結果、きれいに詰まっていた前歯が加齢と共にすきっ歯になってしまいました^^;
こうなると治療してくれなかった親を恨むしかありませんが、歯医者が嫌いだったこともあって、自業自得と言えなくもありません。
さて、本日のトピックを見ておりましたら、「早老症の遺伝子操作をしたマウス」に若い健康なマウスの幹細胞を注射したところ、寿命が3倍ほど延びたという記事を見つけました。追試の結果では、若い幹細胞から何らかの「アンチエージング物質」が分泌されている可能性が示唆されておりますが…。

昔から、心臓の鼓動(総心拍数)と生物の寿命には相関関係があるとされて来ましたが、心筋細胞が一生の内に運動する回数がある程度決まっているので、心拍数の早いねずみや小鳥は比較的寿命が短く、像のように心拍数のゆっくりとした動物は長命であるという仮説であります。ということは、緊張の余り心臓がバクバクしたとか、絶世の美女に恋をして心臓がドキドキするような人は、総じて短命に終わるということになりましょうか?これは、いささか論理に飛躍がありますが、私の場合、顔を写していない我が家のオッカーを見る限り、長生き出来そうであります。(何の根拠もありません^^;)
暇を持て余したオッカーが『夢屋国王』の忘年会グッズである三角帽子を『柴犬コウ』用の帽子に仕立ててしまいました。こんな他愛の無い遊びが家庭の中を明るくする…アンチエージング物質大放出のような気がしますけど^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(どんがら汁)

2012-01-12 12:24:48 | 夢屋王国

今日は全国的に寒い…こんな夜は「鍋」に限りますなぁ~^^;
早番で出稼ぎ先を終えた『夢屋国王』は、友人『ユッキー』の消息を確かめるべく『ノロ君』に電話を入れたのでありますが、思いのほか元気にやっているとのこと。ひと安心したところで…
「寒いねぇ…。」(ノロ君)
「軽くやるかい?」(夢屋国王)
「いいねぇ~」(ノロ君)
と、いとも簡単に飲みの商談が成立したのであります。さて、つまみは何にしようか…牛脛肉の煮込みは現在仕込み中…スーパーを覗いて見ると「真鱈」が置いてありましたよ。切り身と肝臓が丁寧に包装されたパックが598円、お隣にアラと肝臓が包装されたパックが298円…『夢屋国王』は迷わず298円のアラのパックを選択したのであります。豆腐とエノキを買っても500円、実にリーズナブルな選択であります。

肝臓が入っていなければ、切り身を使った醤油ベースの「鱈ちり」となるのですが、男の料理は豪快にを信条とする『ノロ君』には、味噌仕立ての「どんがら汁」が似合います。温めた鍋底で軽く炒り付けて味噌と和え、水を加えて煮立てます。後は、豪快に鱈のアラと乱切りの大根、白菜、ネギ、エノキ、豆腐を投入し、煮立てて完成であります。
実にタイミング良く『ノロ君』が帰って参りました^^; 出来立ての「どんがら汁」をどんぶり椀に盛り付けて、ビールで乾杯!
しかし、今夜の『ノロ君』はどこかシンミリしております。
「今年、体調はどうだ?」(ノロ君)
「木刀の素振りで痛めた左肘はまだ治らないし、雪投げをして右肘も痛み出したよ。今までこんな事は無かったけれど、男50も過ぎれば、男の更年期…上手に付き合って行くしかないよ。」(夢屋国王)
今週末、彼が所属する「剣キチ会」の初稽古…万年青年の『ノロ君』も木刀の素振りで肘を痛めてしまったらしい。
「風呂に入って、タオルも絞れない…。」(青年ノロ君)
「情けないが、俺もそうだよ。」(夢屋国王)
妙にお歳を感じた一夜でありました。カッカッカ…ビール一缶がウイスキーのオンザロックに移行し、ボトルが空いちゃいました。ワンコインの飲み会も酒代の方が高いオジサンたちの夜でありましたとさ…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする