峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

幸福になれる秘訣

2009年05月10日 | 町内会長
私たちの町内会では毎月第1日曜日を町内会清掃の日と決め、各班ごとに所定の場所の清掃に取り組んでいる。自分たちの住んでいる町内会は、だれに頼ることなく、自分たちの手できれいにしようということだ。
5月は第1週の日曜日がゴールデンウィークにかかるので、第2週の日曜日になる。きょうが、その日だった。

「夏時間」・「冬時間」という呼び方をしているが、季節によって清掃開始時刻を30分ずらしている。5月から10月までの期間を夏時間とし、午前7時から清掃を始め、11月から4月までを冬時間とし、午前7時半から清掃を始める。今月から夏時間だ。

5月に入り、草木の伸長が著しい。公民館前の空き地を覆う草と、人家が途切れる町内会の外れの道端の草の伸びが気になっていた
そこで、この日の町内会清掃に合わせ草刈に励んだ。
5月の爽やかな朝の空気の中、刈払い機のエンジンの音も軽やかに気分よく始めた作業だったが、お日様が高くなるにつれ、じんわりと汗ばんできた。
だが、好きでウォーキングして汗を流していることを考えれば、誰かの役に立つことをしながら有酸素運動ができるなんて、嬉しい。
誰かのためになることをすれば、必ず自分にかえってくる。幸福になれる秘訣だ。

清掃終了後の午前10時からは、各班長を中心に有志の方に集まっていただき「ゴキブリ団子」作った。
この時期、毎年恒例にしている活動で、出来上がった物を町内会全世帯に配る。おかげで、私たちの町内会ではゴキブリを見ることがない。

あとちょっと、もう少しと有酸素運動を続けていたら、ゴキブリ団子作りも終わってしまった。

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初夏

2009年05月09日 | 父親と子
一昨日、セミの抜け殻を見つけた。うっとうしい蚊も出てきた。
きょうは朝から終日、短パンとTシャツで過ごした。
もう、すっかり夏だ。

月曜日に提出しなければならないからと、有紀さんからレポートのプリントを頼まれた。
教育心理学基礎実験のレポートで、「社会的態度の構成」についての文章及び数値が綴【つづ】られてあった。

ところで、過日、ある大学教授が最近の学生のレポートは、ネット上の論文等をコピペ(コピー・アンド・ペースト)したものが多いと嘆いていた。
有紀さんにその話をすると、彼女の学ぶ大学も例外ではないようで、一般教養の授業では、成績は試験で決めるからとあらかじめ断る教授もいるとのことだった。
ネットの進化は、さまざまな現象を生み出している。

昨夜、帰省したばかりの有紀さんだが、きょうは友達と会うとかで朝からハウステンボスに出かけ、日が落ちてから帰ってきた。
よく学び、よく遊んでいる。

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肴【さかな】

2009年05月08日 | 父親と子
夜、町内会副会長の奥さんがソラマメをどっさりお持ちになられた。何でも、ご主人のご実家の畑でたくさん採れたとのことだった。
副会長、いつも有り難うございます。これでまたビールがすすみそうだ。

有紀さんが帰って来た。
大学2年になり、学業が大変になったとのこと。レポートの提出が多いようだ。今夜は、そんな話を肴に一杯いただくことにしよう。

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憧憬

2009年05月07日 | 夫婦
昨日、寮に戻るくるみさんを女房どのと送っていった。
くるみさんは6日間、家で過ごした。盆正月よりも長く居たことになる。研二くん・絵理子さん夫婦と有紀さんが来れなかったこともあり、いつもよりじっくり話すことができた。
高校2年生になり、本気で学業に取り組むようになった様子が言葉の端々から伺える。進路も次第に明確になってきている。

土曜の夜だったか日曜の夜だったか、録画していたNHKプロフェッショナル・仕事の流儀・「すべてを捧げて、命をつなぐ」と題した血管外科医・大木隆生さんの回を夕食時、くるみさんに見せた。
大木さんのもとには、他の病院で手術を拒まれた患者が最後の望みを彼に託そうとやって来る。
大木さんは、どんなに難しい手術でも可能な限り引き受ける。患者と正面から向き合い、リスクを伝えた上で「まかせてください」と伝える。医師にとって勇気のいる言葉だろうが、そこに彼の医師としての覚悟が感じられた。

近ごろ、訴訟を恐れるあまり、産婦人科医や小児科医のなり手が少なくなっていることが社会問題化している。また、大変だということから外科を希望する医学生も少なくなっているという。
そんな中、大木さんの医師としての在り方は清々しく、かっこよかった。

翌朝、居間に下りてきたくるみさんが、台所で朝食の用意をしていた女房どのににぎやかに話しかけていた。なんでも、昨夜見た夢の中に大木さんが出てきたらしい。医師としての大木さんの在り方が、くるみさんの心をとらえたのだろう。

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今夜はバーベキュー

2009年05月06日 | 家族
昨日の夕方、くるみさんと買い物に出かけた女房どのから今夜はバーベキューにしようかとのメールが入った。もちろんOKだ。

バーベキューは準備から楽しい。テーブルと椅子をセットし、火をおこす。
この日の食材はハーブ鶏肉、軟骨、佐賀黒毛和牛肉、オーストラリア産エビ、無添加ウインナー、青森産減農薬ニンニク、熊本産ピーマン、地元産の有機無農薬タマネギ、それに地元産有機無農薬レタスと減農薬キューり、いずれも女房どのこだわりの食材である。
さらに、くるみさんが肉も魚も好きということで鯛の刺身に、しめ鯖、アラカブの煮付けが出てきた。

夕方6時過ぎから始まった晩餐【ばんさん】は、何やかやと話が弾み、箸【はし】も進んだ。そんな中、寒がりで肉を好まない女房どのは、7時半頃には室内に引っ込み、仕事にかかっていた。

しかし、まだまだ食材が残っているし、話もある。
結局、くるみさんと私の2人で午後9時頃まで食べ、そして話した。

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スローバラード

2009年05月05日 | 家族
「鶏のガーリックオイル焼き」
①適当な大きさに切った鶏腿肉に塩コショウして下味をつける。
②ダッチオーブンにオリーブオイルをひき、みじん切りしたニンニクを炒める。
③ニンニクの香りがしてきたら鶏肉を皮側から焼く。
④皮に焦げ目がついてきたら、ひっくり返す。
⑤裏側を焦げ付かない程度に焼き、ふたをして弱火で5分蒸し焼きにする。
⑥5分経ったら、ふたをずらして2分焼く。

こうして、ダッチオーブンを使っての初めての料理が完成した。
塩コショウとニンニクだけで味付けしたシンプルな料理だが、ダッチオーブンならではの蒸し焼きは表面はカリッと、中はやわらく、我ながら上出来だった。

焼きあがったアツアツを早速、くるみさんに食べてもらったところ「美味しい」と言って、喜んで食べてくれた。
料理人は、多く自宅では料理しないというように聞くが、料理というのは、他者に食べてもらうために行うものなのかもしれない。
こう言うと、世の主婦のみなさんに怒られるかもしれないが、自ら料理してみての率直な感想である。
女房どのは肉料理も作るが食べないし、刺身も食べない。やはり、家族のために料理を作っているという印象だ。

朝から降り出した雨だったが、夕方5時過ぎ頃になって上がった。
「やっぱり歩いてくるから」と支度を整え、雨上がりの表に出た。西の空には、早くも雲の切れ間から青空が顔を出していた。

雨上がりといえば、「雨あがりの夜空に」を歌っていたロックシンガー・忌野清志郎さんが亡くなった。
昨年の今頃だったか、NHKの「SONGS」という番組で、彼は元気な姿を見せてくれた。生還したとばかり思っていた。

忌野さんは、私とほぼ同じ年齢だった。
RCサクセション時代の初期の作品に「僕の好きな先生」がある。ギターを覚えたての頃、よく弾きながら歌った。
「雨上がりの夜空に」も「僕の好きな先生」もいいけれど、特に「スローバラード」は聞くたび心に沁みた。

作詞・作曲/忌野清志郎・みかん
昨日は車の中で寝た あの娘と手をつないで
市営グランドの駐車場 二人で毛布にくるまって
カーラジオからスローバラード 
夜露が窓をつつんで 悪い予感のかけらもないさ
あの娘の寝言を聞いたよ ほんとさ確かに聞いたんだ

あの独特の歌声が耳の奥で響いている。
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ダッチオーブン

2009年05月04日 | 家族
我が家では夏場、庭でしばしばバーベキューを楽しむ。食べることが目的ではないし、提案する私自身が料理に興味があるわけでもないのでバーベキューで十分満足していた。
が、これも縁なのだろう。先日、たまたま、ナフコ(ホームセンター)でダッチオーブンを見かけた。

ダッチオーブンとは、18世紀のアメリカの西武開拓時代にカウボーイたちがこよなく愛した鋳鉄製鍋【ちゅうてつせいなべ】のことで、焼く・蒸す・煮る・揚げる・茹【ゆ】でるといったことが、この鍋1つでできてしまう万能料理鍋だ。

ダッチオーブンに出合い、鶏一羽を丸々料理するイメージが湧くと同時に、みんながそろったときに振舞ってやりたいなとの思いが脳裏をかすめた。
ところが、その説明書を読み、躊躇【ちゅうちょ】した。使用できるまでの鍋の慣らしが大変なのだ。

とは言え、子供の頃、アウトドアの遊びが大好きだったくるみさんの帰省を機に、結局、昨日、購入した。

戸外で木炭を使って料理しようと思っていたのだが、きょうは、あいにくの雨だった。それでは屋内でということになり、ダッチオーブンを使った代表的な料理スタッフド・チキンを作ろうと思い、鶏丸々1羽を置いている店があるかどうかを女房どのに当たってもらった。しかし、いずれの店も在庫はないとのこと。そこで、鶏の腿肉を用いた「鶏のガーリックオイル焼き」を作ることにし、女房どのに食材の買出しに行ってもらった。その間に、こちらは鍋の慣らしだ。

1時間ほどして、女房どのは買い物から帰ってきた。しかし、鍋の慣らしが終わらない。
買ったばかりのダッチオーブンには、出荷時にさび止めのワックスが塗られている。それを先ず洗剤を用い、ていねいに洗い流さなければならない。
その後、鍋に水を張り、火にかけ、残っているワックスが浮かび上がってきたところで、火から降ろして再び洗剤で洗い流す。これを4回行った。

その後に、シーズニング(慣らし)を行う。先ずはふたの表と裏にオリーブオイルを薄く塗り、それを火にかけ、表裏をそれぞれ3回加熱する。油を染み込ませるためだ。ふたが済んだ後は鍋だ。ふたと同様にして3回加熱した。

それから、鉄特有の臭みを取るためにオリーブオイルを引いたところにセロリを入れ、強火で炒める。炒め終わったらセロリを捨て、ふるい油をふき取り、再びオリーブオイルを引き、新しいセロリを加えて炒める。これを3回繰り返した。
そうして、最後に再びオリーブオイルを引いて野菜を入れずに熱し、自然に冷まし、ようやく料理できる状態になった。

ここまでたっぷり2時間要した。午後から友だちと会うことになっているくるみさんに少し待ってもらい、急いで料理にとりかかった。

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親の恩

2009年05月03日 | 家族
両親に感謝することは多々あるが、何より自由奔放に育ててもらったことを最も有り難く思っている。
 
父も母も、決して口うるさいことを言う人ではなかった。ただ、たった1つだけ母が念仏のように唱え続けている言葉がある。
「姿勢を正しく」である。

つい最近まで、それを意識したことはなかったのだが、いつの間にかそれは私の心に染み込んでいた。いつの頃からか、我が子に同じことを言うようになっている。

神事の席で正座をしているとき、入学式や卒業式などに参列しているとき、常に背筋を伸ばすことを意識している。

若い頃、親との関係を意識することはなかった。しかし、私という人間の土台を形成しているのは間違いなく父と母の在り方だったと、この頃考えるようになった。

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直立二足歩行

2009年05月02日 | 暮らし
ウォーキングを始めて4日が経った。
疲れる割に体重は減らないが、気持ちがいい。

歩くときに気をつけていることが3つある。1つは俳優の黒沢年男さんが言っていた速く歩くこと。2つ目はピーコさんが言っていた大股【おおまた】で歩くこと。そして、3つ目は母が言う姿勢を正しくして歩くこと。この3点だ。

ただ歩くだけのことだが、それに集中するのは意外と難しい。人の目が気になったり、風で帽子が飛ばないようにだとか、他のことに気をとられ、なかなか歩きに没頭できないのだ。

それが4日目の今日、歩き出して30分を過ぎた頃から、意識を先の3点に集中することができた。
特に、胸を張り、視線を上げ、両手を高く振って歩けたとき、なんとも気持ちがよかった。
直立二足歩行を始めた頃の人類の感覚が、何となく分かったような気がした。

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祝結婚記念日

2009年05月01日 | 夫婦
きょう5月1日は私たち夫婦の結婚記念日だ。
午前中に「祝結婚記念日。毎日、ありがとう」とメールしておいたら午後に返信が入っていた。

私も女房どのも、そして、くるみさんも明日から連休に入る。穏やかな休日を過ごすつもりだ。
午後6時に帰宅した女房どのは、くるみさんを迎えに大村まで車を走らせた。

塾の仕事が終わり、居間に下りると女房どのとくるみさんが帰っていた。
久しぶりに会うくるみさん、女性らしくなっていた。
高校2年生になり、下級生ができた。先日メールで、言葉を交わした際、1年生が可愛いと言っていた。

少女から大人の女性へと移っていく頃なのだ。
美しく、聡明で、気立てのいい女性へと成長しているくるみさんが眩【まぶ】しい。

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