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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

あくまのささやき

2019-01-10 19:14:22 | 日記

昼間は暖かくても夕方からは寒くなる。あっという間に夕方になってします。流れのない仕事をしている。その間にNTTだの引越屋さんだの不動産から電話がある。落ち着くとこの時間だ。お昼はパンとカップラーメンが続いている。おそばを茹でても10分のことだがそれができない。それでも仕事は進んでいるのでおかしい。寒いからあたたかいお話はないだろうか。外出からもどると手が悴んでいる。

甘いこひのお話がいいのだろうか。そういう話も思いつかないが、短くも激しく燃えの話がある。一番女としていい時期なのだろうか。27歳のときだ。ずっと思い続けているA氏と別れようと思った。困ればなんでも相談していたが、相談するために不幸を作っている気がした。29歳になる彼も結婚する気配はない。私には彼に飛び込んでいく勇気がなかった。そんなとき、踏み台にするつもりはなかったが、流れていった人がいた。A氏を(心にある人を)忘れるためだともその人には言った。「地獄に落ちる覚悟はある?」とその人は言った。そしてお互いに負担になったら別れようと初めから言っていた。それだけの魅力がある人だったか?今思うとそうではなかったろう。ただ『恋に堕ちた』のだ。むしろ、あまい肉体のわなに堕ちたのだろう。

あたたかいベッドのなかにある、おんなのよろこびとそのかなしみを味わった。そして、また、A氏のもとに戻った。悲しそうにA氏は「変わったね」と言った。走ったことでかなりの傷を負った。A氏はただやさしく心を抱きしめてくれた。もう2度と人を踏み台になどしない と思った。若い日の(27歳ではあるが)苦い思い出だ。おんなというものはかなしいものだ と知った最初で最後だった気がする。

いまは?おとなのおとこがあためてくれているようだ。

コメント
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