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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

おとうとよ

2019-02-07 21:27:53 | 日記

昨日よりも暖かい。今日は弟と久しぶりに会える。ベトナムで縫製工場の工程管理指導などをしているので、今回はテトのお休みで帰国している。ダウンにスェーター、その下にはTシャツやら着込んでいる。1年中20度以上のところで生活しているから無理はない。中国、バングラデッシュ、そしていまのベトナムと海外勤務が10年なるという。縫製の工程が全部できることもあって、新興国での指導の仕事は忙しいらしい。まぁ、日本の企業勤めにはあまり向かないのかもしれない。

弟は小さいときから、お姉ちゃんの追っかけだった。身体も弱かったので、どこへでもついてきた。大人になってもそれは続き、私の会社のゴルフコンペやらにも一緒に出てきていた。それでも、どちらかというと姉の犠牲になってきた。(本人はそう思っていないらしいが)弟が結婚するまでは仲がよかった。お互いに配偶者がいるとうまくいかないことも出てきた。それも当然のことだと思う。母のことでも、誤解があり疎遠になっていた。

母の葬儀にも出られず、諸々不満もあったのか、昨年の6月に帰国した当初は不機嫌だった。母の残したものは少なかったが、全部弟に渡した。金銭的なものよりも、母の指輪やネックレスなど宝石類を喜んだ。それが彼にとっては満足だったのか、機嫌が直った。いまだに、何故宝石類が嬉しかったのか私にはわからない。「二人しかいない家族だから・・・」と言った。二人とも子供もなく、当然孫もいない。血のつながりは二人だけだ。

「二人しかいない家族」の私が関西へ行ってしまう。それも突然に。あまりその説明はしなかったが、長浜の町のパンフを見ると納得したらしい。まぁ、いままでの姉の生き方をみていれば理解できるのだろう。そして、だれにも言わないことも、彼にはなんとなくわかるのだろう。

コメント
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