長浜に来て2日目。目が覚めると7時半だった。久しぶりによく眠れた。今日は、1階のダンボールを空にして、それから長浜楽市というところのニトリにカーテンを買いに行く予定。片付けると、ともかく出るのはごみばかり。不思議な狭い庭があるのでそこはごみの山。ニトリまで歩けば20分はかかるという。タブレット片手に出かけよう。自転車はしばらく買わないで、歩こうと決めた。そのほうが街のどこに何があるかわかるという。しかし、行きはよいよいで帰りはカーテンが重く腕が伸びそうだ。か細い女?の腕にはきつい。
さすがにダンボールとの格闘も飽きたので、木ノ本(三駅さき)まで買い物に出かけた。なにせ1時間に1本か2本しか電車がない。帰りもしっかり時刻表を確認しないとならない。駅に行けば10分もすれば電車が来る生活とは違う。さすがに風も冷たい。もう、旅人ではないのだ。明日、平塚に帰るのとは違う。ここで暮らしていかなくてはならない。
平塚のお友だちが思い出旅行に連れて行ってくれた。珍道中の熱海行き、三浦海岸行きが今とても懐かしい。彼女らしいお餞別だった。『思い出』は日常よりも非日常に多い。だから、ご夫婦で国内外の旅行をされて、思い出つくりをされている方たちも多い。羨ましいことだ。「ほら、あのとき・・・」なんて。私の思い出もコンサートに出かけてその帰りに食事をしたり、ドライブをしたりしたことが多い。この長浜はお祭りも多い。いい思い出がたくさんできそうだ。もう旅人ではないけれど。