TVが見られるようになったが、ここは関西圏。地域のお知らせになるとアナウンサーは違うし、大体「○○市の枝垂れ桃」といわれてもどこのことかすぐにはわからない。町を歩いての違和感は少ないが、TVはあまり見なくてもまだなじめない。買い物は相変わらず片道15分は歩かないと用が足りない。これは健康になると思って歩いているが、風が冷たいと頬が痛い。ほっとするのはセブンイレブンの商品だ。全国共通のものが多いので、何か安心する。それでも、関東では探すのに苦労する「ヒガシマル」のお醤油がセブンにある。ああ、関西に来たのだなぁ と思う。
初めて2階の仕事場で、落ち着いて仕事ができた。暖かくて明るくて暖房が要らない。飽きると下へ降りて、お茶を持ってくる。気分が変わるのがいい。頂いた鉢植えランの香りもいい。贅沢な空間だ。新しいパソコンはまだ使えこなせず、音楽専用になっている。朝CAFFの映画音楽などを流していたら、懐かしいアリスの曲にかわった。なんとつらい曲なのだろう。あの頃は『生死』をかけて恋愛をしていた人が多かったのだろう。携帯電話もメールも無い時代。裸足で夜中に走って相手を追いかける時代だ。そういえば、交際相手に婚約者がいることを知って、通勤のときに実家へ帰る「あずさ号」に乗ってそのままの人がいた。
「リアルな『死ぬ気』がここにある」ドキッとするタイトルだ。スポーツ誌の『蹴る』という電動車椅子サッカーの記事だ。ブログにも書いたが、「いのち」をかけて電動車椅子する重度の障がい者の人たちのドキュメンタリー映画だ。
アリスの最後の歌は希望の歌だった。死ぬほど愛して、そう、それでも後悔のない人生がいいなぁ。