金・土と出かけていた。タブレットは持っていたので、ぶろぐは書くことができたが、タブレットに向うのが11時ごろだった。あれこれと思っても書けない。書くということは体力がいることなのだなぁ と思った。久しぶりにぶろぐをお休みした。
金曜日は湘南へ。もくれんが満開だった。もくれんを見ると、ああ、春がくるなぁ と思う。土曜日は清水市へ。サッカーの取材だ。清水は2年ぶりだろうか。街が変わらない。なんとなくさびれている。清水港があるので海のもの豊かでお茶や果物栽培もさかんだ。のんきな町だと言っていた。米原から新幹線で小田原まで、街はネオンがきれいでビルが立ち並んでいるが、なにか街には(都市には)カラーがないような気がした。カラーというのは「色」という表現だろうか。街の「色」が薄れている気がする。
帰宅して、親友のYちゃんと電話。お互いの近況の話になる。家族のこと、趣味のこと、そして健康のこと。健康のことは「老い」の話になる。「老い」の話はこれからの生き方の話にもなる。電話も長くなるが、ふと「ねぇ、この頃は、ときめきの話がないわね」と彼女が言った。昔は進行形の「こい」の話はなくても過去の「こい」の話はよくしたものだ。「せめてドラマででもと思うけど、最近の若い俳優さんは細くて」とマッチョ好みの彼女は言う。たしかに、細身の男優が多い。いいドラマも少ない。
二人の話にはひそやかなこいの話もあったなぁ と思う。それでもときめいたのだろう。「大人のこいは推理小説」だと思えば、どきどきときめくかもしれない。もちろん、一人で推理するのだが。思いもよらない展開もあるかもしれない。「推理」は間違うかもしれないが、それはそれで自分の心の中の問題。それくらいの楽しみは許されるかな。もし、推理が合っていれば・・・。でも、昔のようにわくわく話すことはないだろう。もうその時代は終わった。最期までの秘密として、心に残しておこう。