明日はお彼岸の入り。暑さ寒さも彼岸まで というが本当に過ごしやすくなった。我が家は、今の時期は綿布団の上掛けを使う。綿布団のよさを感じる。そろそろ長袖も出さないと。ぶろぐも衣替えをした。まだ、秋の色(オレンジ色かな)には少し早いので、「夏の思い出」というものにした。静かになった海辺を思い出す。
この年になって思うのは、あんなに喜んだり悲しんだりしたこいは、「暑がるようにあいし、寒がるように忘れた」の言葉通りだ。この世の終わりのように海を見つめた日もあったのに、いまは何も無かったようだ。少しでも早くと逢いに急いだことも、うそのようだ。「こひ」はそんなものなのかもしれない。
大事にとっておいたただの貝殻のように、心に残ったものはなんでもない「ことば」なのかもしれない。大事大事に持ち歩いている。どこにも書き残すことなく、自分の心に書き込んだ言葉だ。
あなたのこの夏の思い出は何ですか?海外旅行?ファンタスティックな花火、海に沈む夕日?私の思い出は、あの電動自転車に30分以上走らせて奥琵琶湖を見に行ったこと。あれは青春だった!逢いたくて、逢いたくて、走った青春の一ページのようだ。