台風10号が通りすぎていったが、まだ余波は残っているようだ。被害が想像よりは少なかった気がするが、風の被害は怖いと思った。事前に避難された方も多かったようだ。交通網やお店や施設も運休や休業を決めていた。これからの台風準備はこういう形になるだろうとニュースで言っていた。昨日のミサでは(イグナチオ教会)これからは一人で祈るよりも二人で、そしてグループで祈りをささげる時代になるだろう と話されていた。
眠れない夜だった。目が覚めては、台風情報を見ていた。台風から離れていても、雨風が強い。九州の人たちはどんなにかつらい夜だろう。
今日はサッカーの写真の整理が一段落したので、夕方散歩に出かけた。いつもとは違う風が吹いてくるが、心地よい。マスクなどしたくない。夕日がお寺の屋根にあたっている。からすが飛んでいく風情はやはり秋だ。
台風の夜はさすがに心細い。どこにいても同じなのだが、「ひとり」を感じる。そして、自分の選んだ道なのだから と言い聞かせる。
成功と完璧を目指して生きるのではなく、十字架を担いでいきなさい(=自分を捨てて)そんな言葉をみつけた。