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都会と地方の生活

2020-09-17 17:39:34 | 日記

が降り出した。天気予報通りだ。久しぶりに午前中に道の駅に出かけた。稲刈りが半分くらい済んでした。田んぼにもみ殻が高く積み上げられていた。薄曇りの中、田園風景の中を歩く。こののびのび感がいい。

都会で40年以上育った。それを「都会育ち」ということを、ここにきて感じた。そういう意識はなかったが、周りの人に「やっぱり都会の人ね」と言われるので、そうか と思った。最近、いままでと違う意見を聞いて、びっくりしたことが2つある。

一つは、父が若い時に(20代)山登りが好きで、仲間と山に出かけていた と話したときに、福井出身の人が「それは、お金持ちだったんだね。普通は山へ入るのは、山菜を採ったり、キノコを採ったり、魚を捕ったり、生活のためなんだよ。山に登るなんて言うことは、お金持ちのすることだった」と言われた。「う~ん。確かにその頃は、祖父がかなりのお金を稼いでいたと聞きますが・・・。」父の山登りの写真はたくさんあった。いかにも青春を謳歌しているようだった。でも、そういうことなのだろうか・・・。

もう一つは、NPOの仕事をそろそろ引退したい と教会のお友達に話した時だ。「えっ!辞めないで。沖縄へ行ったとか、宮城に行ったとか、福井へ行ったとか聞くのが楽しみで、夢が持てるのだから」と言われた。こういう風に言われたのは、初めてだ。新鮮でもあった。

都会とかいなかとかいう意識はあまりなかった。でも、こちらへ来て、その行動範囲が子供のころから違うのだなぁ と感じた。その移動手段も地方は車が多いが、私などは子供のころから電車で気軽に出かけていた。最近、都会での生活が長い私が、「おかしい?」と思うことがある。これがやはり「地域・地方」というものなのか と思う。

どちらの生活がどうということではなく、やはり理解しがたいこともあるように思う。幸い、この長浜はその違いに「寛容」だ。そうでない土地で暮らすこと、なにかをすることは、大変なことだろう。根深いものがあればあるほど、暮らしにくく仕事は進みにくいだろう。「バランス」をとることが大事なのかもしれない。

コメント
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