昨夜から雨が止まない。雨の日は仕方なく仕事をする。コーヒーを入れたり、お茶を飲んだり、郵便局へ出かけたり、だましだまし仕事をしている。小降りになったので、手芸品屋さんへ出かけた。できるだけ静かな街並みを通る。これはここでないと味わえない情緒だと満足する。神社の池もあふれ出しているし、町中を流れる川も水位がかなり上がっている。
橋の上から川面を見ながら思い出した歌詞がある。カバーされているが古い曲だ。「降りしきる雨の舗道、頬をぬらす銀のしずく、傘もささず歩いてたあの人の後ろ姿・・・」だったと思う。15年前くらいにこんな風に水量の多い川の流れを橋の上から眺めていた記憶がある。大丈夫、大丈夫、飛びこみわしないわよと。
この前京都へ行ってから、また京都へ行きたい病が始まった。まぁ、近いのでいつでもいけるのだが、古民家でもこちらとは格子戸が違うし、やはりどこか凛としている。
京都の町を歩いてみたいと思う人がいた。(いる)なぜわからないがそう思う。なぜにあなたは京都へ行くの?かな。雨の日はそんなことも思う。