三日月が出て、さつまいも色の(紅色ね)空が広がる。長そでのTシャツとGジャンでも寒い。薄手のセーターを着た。年寄りになったのかな。女性は4人に一人が高齢者だ!すごい世界になった。今日は町に人が出ている。コロナウイルス、その後は暑さ、そして台風と出かけられなかった人たちがさわやかな秋の陽気で、それとGO TOになったようだ。
今日出かけた五箇荘という町は、農閑期の副業として行商に出かけたのが始まりと言われる近江商人の発祥地の一つだ。成功して財を成した商人たちの大きな!屋敷が並ぶ。もちろん、木造で蔵がある大きな屋敷だ。風情があるというのとは少し違う気がする。そのはずれにある学習センターで陶芸教室の展示会があった。
私の陶芸の先生の師匠と先生の作品と生徒さんの作品が出品されている。師匠の作品は土の塊を強火で焼いたようで、力強い!先生の作品は「いやしの陶灯」なので細やかでやさしい。でも、このコンビネーションがいいようだ。秋を感じる贅沢な展示物だった。
コロナウイルス禍で作品展は1回は中止になった。でも、開催されていれば、師匠の力強さでたくましくコロナに向き合えただろうし、先生のやさしさで心が癒されただろう。おそらくこれからの時代はこのくらいのたくましさとやさしさに支えられて生きていかなくてはならないのではないだろうか。
私は「癒し系」だが、土の塊のような花瓶やらを作ってみたくなった。