ここの所、午後になると時雨れてきます。出かけるのに傘を離せません。でも、この辺の人たちは車で移動が普通なので傘はいらないようです。明日からは最大級の寒波がやってくるといいます。日曜日は雪になるかもしれません。雪が降ってしまえば、そう寒くはないのですが、行動範囲が狭くなり買い物ができなくなるのは、この暮れにはきついですね。
週に1回、大きなお宅の庭の掃除に行っています。やっと家の構造がわかり自分が庭のどこにいるのかわかるようになりました。その家を管理する女性とお話するのがたのしみです。兄弟ふたりは古いもものには興味なくさっさと家を出てしまわれたとか。彼女は代々受け継がれたものを大事にしたかったといいます。恵まれた環境で育った彼女と話しているのは、天使と話しているようです。
その彼女がずっと働きどうしだったという私に「自分の力で働いて、自分のしたいことをされたのならそれが一番ではないですか」と言われた。彼女にそう言われると素直にうれしかった。もう働かないと言っても、まだ働かないとならない私・・・。最近やっと計画性がなく過ごしてきた自分に気が付くのです。あのお金はとっておくべきだったとか。
この土地に来て4年近く、自転車も買わず、ジムに行けないからと歩くことと家でストレッチを続けました。おかげである程度の体力をつけることができました。
一人で生きることは厳しいですね。お金がある彼女もお金のない私もどこかでその厳しさを感じながら、それでも自分選んできた道でよかったと思っているのかもしれません。