気が付くと12月も27日。すべてが間に合っていない。というか、今年はお正月を特別にしないことにした。そういう年もいいのではないだろうか。ともかく、年を取るとすることが多い。シミ、しわ、抜け毛防止?、そして、血液の循環のためのマッサージ、ストレッチ。それでもシミもしわも増え、ウエストはどこ?になります。ただ、血液の循環はよくなったのか夜でも足も手もあたたかいです。4年まえに比べると、健康になりました。
教え子のお母さんからお手紙きていました。成績はまぁまぁですが、コツコツ自分で勉強しています。先生が、自主性を重んじて、受験勉強を指導してくださったおかげですというお礼の手紙でした。受験で身につけたことが、それがあとの生活でどれだけ生かせるかが大事ですからと、できるだけ手を貸さないことを父兄にもお願いしていました。私にも根気のいる我慢の指導でした。子供たちが高校生や大学生になって、いろいろチャレンジしているのを聞くのは、うれしくかったです。
大人も同じように思います。助けることはやさしいですが、それでは本当に相手が救われないように思うのです。一番わかりやすいのは、金銭的な援助でしょう。昔、コシノジュンコさんが娘さんがフランスで苦労していた時に現地にお金を持っていかれたそうですが、これを渡したら本人のためにならないと、泣く泣く持ち帰ったそうです。
夫のためと糟糠の妻になる女性もいますね。でも、思うのです。「苦楽を共にする」といいますが、『苦』は共にできても『楽』は共にできにくいと。相手を支えるというのは、美談のようですが、手やお金を出す前に相手の力を信じて、どうにもならないときまではじっと見守るのがいいように思うのです。
大きく羽ばたくためには、相手も自分もじっと耐える時間が必要に思います。