久しぶりにお日さまが顔を出してくれました。どんよりとした空ではなく、青空が見えました。冬のあたたかい陽射しです。外で3時間肉体労働をして、のんびりとお風呂で筋肉を休めました。
日曜日に見た大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のラストシーンが頭から離れませんでした。あの時の、政子の気持ちは???それを考えていました。SNSでも演じられた俳優さんたちですらわかりにくい感情のようです。背中に張り付いて離れることができないような姉・弟の究極の想いのかたちではと思うのでした。弟に対する憎悪からではなく、私にしかできないと大きな悲しみを背負うことになる愛情ではと思うのです。「もう、それ以上苦しむことはしないで!」と。
話は違いますが、先ほどまでNHKのプロフェッショナルでYOSHIKIを見ていました。自分をこのうえなく愛してくれた父親の自死、愛する者がいるのに死ねるのか?という想い。そういう死の悲しみが深い深い音楽となったとすれば・・・。あの美しいピアノの音は悲しみの音色。あのドラムは行き場のない感情の爆発。究極の悲しみとは・・・。
13人を死に追いやったとして・・・。本意ではなく、家を守るためとしたら・・・。これもまた、究極の悲しみで、究極の愛の同居。
そうだ、かつてのこんな感情だろうか。「死んでやる!」思った。でも、その死を知った人は立ち直れなくなるのでは?死んだほうが楽なのに・・・。最後の愛情として生きるしかない・・・。
今はあまりにも平和です。安心のうちにおだやかなあいのなかで生きています。