gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

時代が悪いのか? 俺が悪いのか?

2024-01-11 21:04:27 | 日記

北風の吹く寒い朝でした。スクールガードに3名の男性が(若いとまでは言えないおじさまたち)ヘルプに来てくださるので、子供たちを安心して集合場所までガードすることが出来るようになりました。役割分担をして、とても面倒見がいいのに感心しています。やはり、男性はやさしくて、子供たちを最後まで見守っていたいようです。(男女の差別の気持ちはありません)

滋賀に住んでいるせいか、どうしても能登半島地震のニュースは多く入ります。週末は大学入試共通テストになりますが、避難所で勉強している高校生もいます。9時消灯とかですので、思うように勉強できないかもしれませんね。地震という自然災害が大事な人生に影響を与えてしまうかもしれません。調度、阪神淡路の地震の時に、親友の息子さんは、神戸に就職が決まっていました。彼の大好きなゲームソフトの開発の仕事でした。それが地震の被害で、だめになってしまいました。どちらかというと不器用な子でその道が一番合っていましたので、ほかの進路は考えにくかったです。結局、何年かはアルバイトで過ごしていました。

そういう話は、地震だけでなく「オイルショック」、「バブル崩壊」などでもその年、就職の人には前年度とはかなり違う様相になりました。最近のコロナ禍でもそうですね。「生まれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか?」などという歌詞がありました。オレが悪いわけでもないのに、その後の人生が大きく狂った人もいるようです。そこまでいかなくても、なにもなければと思うような人生になりやすかったと思います。

この国にはそういうときのセイフティーネットが弱いように思います。むしろ、本人の努力不足というレッテルを張られがちです。どこで(どの地域で)地震があったら、避難を受け入れる県や市がすでに決まっていてもいいのに・・・。その手段も。災害は予測できませんが、セイフティーネットは考えられると思います。

「共存」という考えなしに、戦後の物理的な発展を考え続けたつけなのでしょうか。それはあらゆる福祉の部分でいま出てきているようです。貧しい国になりましたね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする