このまま春になれいいのにと思うような日でした。帽子とマフラーという防寒具?をつけて外出すると汗ばんできました。そうだ、琵琶湖へ出かけよう!風もなく穏やかなので湖畔には散歩する人の姿もありました。雪が融けた地面からは、草が這い出していました。植物は早く春を感じるようです。琵琶湖畔のいつもの指定席へ。今日はセブンのおにぎりではなく、95円のソフトフランスパンと88円の野菜ジュースです。こんなお昼(家でまた何か食べますが)この特等席で食べると最高です。雪が降ったので増水していると思った琵琶湖は干上がっています。水鳥たちがすぐそばまで来て餌を食べています。(水草です)こののどかな風景。この風景がある限り私はここでで生きようと思うのです。
この国はどうしてしまったのかと思うような事件が起こります。(災害はどうしようもないですが)普通に考えて、いわゆるモラルというものがあれば、起こらないようなことが次々に起こっていますね。起こっていることを真摯に見つめると言っていますが・・・。
北欧のフィンランドとデンマークの学童クラブを視察した本を読みました。敗戦後、この国をどういう国にしていくかというスタート時点で日本とは違います。週に35時間以上働かず、家で家族との時間を大切にするそうです。(デンマーク)小さい時から、子供たちは家族と一緒に過ごす時間で様々なことを学んでいくそうです。それは夫婦でも同じだそうです。家事をしない男性には女性がしっかり教えこむとか。日本人の男性にはちょっと辛いでしょうね。私自身も目の前の家族との大事な心の交流を十分にできなかった気がします。それは恋愛においてもそうだったかもしれません。出逢った人との時間をもっと大切にすればよかったと思うのです。
琵琶湖畔で95円のパンをかじりながらも、とても幸せに思えます。それはここに深い愛があるからだと思うのです。ここまでたどり着くのに、子供のころから多くのひとから受けてきたたくさんの愛が。それをここに坐って感じられてよかったです。