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母親を越えた母

2024-04-21 19:52:51 | 日記

日は雨の1日。こたつソックスには一冬お世話になり、温かく夜を過ごすことができました。もう、卒業ですが、炬燵は朝晩はまだ外すことができません。あと少しですね。

4月19日は、亡き母の誕生日でしたが、忙しくてカーキもも焼けず、料理も作れませんでした。昨日、天気にも恵まれたので、道の駅に出かけて朝どれのタケノコを求めて、タケノコご飯を炊きました。大きな鍋がないので手間はかかりましたが、やわらかいタケノコをたくさん入れたご飯を家族みんなで(皆故人ですが)いただきました。

母と毎朝のお祈りの時に、話しています。思い出すと母と私は親子という会話よりも、個人対個人の話が多かったです。今、思うととても懐かしい時間です。人の悪口や愚痴を言うことはほとんどなく、だれでも受け入れている母に、今学ぶことが多くあります。

母は子どものころからとても私に期待をかけていたことを感じるようになりました。体の弱かった弟のことばかり可愛がっていたと思っていましたし、大人になっても弟のことを大事にしているように思いました。(弟は弟で姉ばかりと思っていたようですが)子供のころに着ていたものは全部母(父も)が縫ってくれたもので、いつも刺繍やアップリケがしてありました。色のセンスのようなものは、母からもラったように思います。

確執を越えて、仲良く過ごせるようになるには時間がかかりましたが、どんなときでも娘を責めず、ちからになってくれていたのだと思えるようになりました。それは母親以上の母の心でした。私には、多くの豊かさを残してくれました。

認知症ではありましたが、デーサービスでも、最期まで皆さんのお世話をしたりしていた、チャーミングなおばあさんでした。髪を短く切られたと散々文句を言うような女を忘れない素敵な人でした。そして、桜の季節に天に召されて行きました。母親を越えた母として。

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