7月も終わろうとしている。幾分日の暮れが早くなった気がする。ただ、1日、1日、地面に熱が溜まっているようで暑さは日ごとに増していく。久しぶりの教会のお友達と食事をした。スペインへ巡礼の旅に出ていた。彼女が旅した頃は、調度、EUとギリシャ問題がTVで流れていたという。彼女は、自分と違うトーンの人達と旅をしていたと言う。彼女がドイツなら、彼女たちはギリシャ人のように思えたと言う。たしかに、彼女も私もドイツ的だ。彼女は「ドイツ人が憐れみを持ち得た」という感じで帰国したという。正義だけでは生きられない。正義を貫けば、争いが起こる。「あわれみ」という日本語の語彙とキリスト教でいう「あわれみ」は少し違うように思う。「傍らに寄り添って、その人の痛みをみる」というのでしょうか。ただやさしくその人の背中を撫でるだけでいいのではないかと思うのです。正義は確かに正しい。でも、人は正しさだけでは生きていけない気がする。背中を撫でるやさしい手が必要だと。
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