朝の空気は雨上がりでしっとりとして、春の気配した。沈丁花の花も少し咲き出した。駅には万作の花が活けてあった。朝8時前に家を出ると、小学生や中学生に出会った。日ごろあまり姿を見ないので、ああ、子供たちがいるのだなぁ と思った。今朝は琵琶湖線が車両故障の影響でダイヤが大幅に乱れていた。湖南の膳所まで行くのに、かなりの時間がかかりそうだ。途中から青空が見てきた。
膳所で待ち合わせて取材他の予定が入っていたはず。駅に降りて、「着きました」と電話をすると、1日違うことが発覚!!遅れる電車でやっと着いたのに!水曜日と木曜日の勘違いだ。どこで狂ったのか。今日は水曜だった。約束は木曜日。おそらく、昨日の夕方からだろう。向こうの方は気の毒がるし、私は恥ずかしいし・・・。「また、明日来ますね」としかいえない。ぼけた、ぼけた、ぼけた と落ち込む。
湖南はやはり暖かい。そして、明るい!2時間以上かけてこの琵琶湖畔の風景を楽しんだのだ。それが、たぶん必要だったのだ と思う。のんびりやっていたとはいえ、休めない土日だった。「心が休めと言っている」たしか鶴ちゃんの車内広告にあった言葉だ。心は正直だ。
そういえば、「なんで長浜へ行ったの?」と聞かれるが、これも心が正直に動いただけだろうと思った。よくAIが何かの答を人が想像したのとは違うものを出すことがある。さまざまな情報(言葉)を分析するらしい。AIではないが、私の心がそれをしたのではないだろうか。インプットされていたさまざまな言葉を心が分析して長浜を選んだのではないか などと思いながら帰りのなが~い電車時間を過ごした。長浜は雲のある空と琵琶湖の風が待っていた。それでも、満足だった。ぼけの原因も何かを待っていたので、曜日を1日早く進めてしまったのだろう。