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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

わがままはおとこのつみ

2019-03-21 17:59:46 | 日記

雨上がりがあたたかい。そして、静かな朝だった。表に出ると、伊吹山の山頂付近の雪が無い。ああ、昨日のあたたかさで溶けたのだなぁ 。桜のつぼみも大きくなった。もうすぐ4月、スタートの月だ。5月以降のスケジュールを書き込む手帳が無い。(手帳派なのだ)このまえ、東京に行ったときに、買えなかった。特別な手帳でもないが、長浜では手に入らない。試しにネット通販で調べると、あった。なんでも便利だ。製菓の材料もここでは手に入らないものがある。通販で、食品はあまり買わなかったがここではそうもいかない。手帳と製菓材料が一緒に届いた。荷物が届くことが多い家なので「おおきに」と郵便屋さんに言われる。長浜のほうが通販を使うとは、予想しないことだった。

今日もまた書類の郵送に追われる。そんなに難しいことではないが、お一人お一人にメッセージをつけていく。2.3行でもこれくらいはしないといけない と思っている。相変わらず、70.80年代に音楽を聞いている。さすがにブラザーズ・フォーの曲は今聞くとテンポが遅い。チューリップの「白いスニーカーをはかずに裸足で雨の中を走って、ずぶぬれで抱きあっていた・・・・・」の一節はなつかしい。そういう時代もあった。「わがままは男の罪、それを許さないのは女の罪」なんていうフレーズもあった。でも、それは違うよ! と今は思う。

「わがままは男の罪」はいいけど、「それを許さないのは女の罪」ではなくて「許すのが女の罪」ではないか と思う。いい子で許しちゃいけないのだ。(たまにはね)限界まで許してきたけど・・・。それでよかったのだろうか。言わなくてはいけないことまで、がまんして許してきた気もする。許してはいけないこともあるがする。

 

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ゆるやかに しなやかに

2019-03-20 18:27:43 | 日記

「もうすぐ春なのねぇー」ではなくて「もう春ですね」の陽気でした。長浜に移り住んで約1ヶ月。郵便番号と電話番号が書類にさっと書けるようになりました。町にはもっと長く住んでいる感じです。八百屋さんの前を通ると「こんにちは!」と声がかかり「帰りに寄りま~す」と答えます。琵琶湖の魚などを扱うお店も「もう、慣れましたか?」と言われました。隣のおばあちゃんに道で会うと、話し込んだ末「ところでどちらにお住まいですか?」でした!

この家の難点は、洗濯物を干す所がないこと。ですからお布団も干せませんでした。この晴天、無駄にはできぬと2階から屋根にぼろきれをしいてお布団干し!窓から上手に干しました。お日さまの匂いです。それでも今日はお仕事、お仕事。ノルマをかけてやらないとなりません。そんなときは百恵ちゃんのメロディです。このゆるやかさはなんなのだろう。柔かさというのか。別れの歌さえ「やわらかい」。今の歌は「硬い(固い)」

昔習った分子の動きを思い出しました。水の分子は固体ではぎっしりしていて動かないし、液体では自由に動いています。気体ならさらに自由に飛んでいます。忙しく、時短ばかり考えていると「固体の分子」なりそうです。人間関係も融通が効きにくいです。液体の分子なら、器にしたがってどの器にも入ることができます。そういう「ゆるやかさ」とか「やわらかさ」を私は失っていた気がします。がちんこでは人生面白くない。(飛びすぎも危険ですが)年を取れば、取るほど「しなやかに歌って」ですね。

忙しいあなた、固体の分子になっていませんか?解けることもだいじですよ

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内田裕也とK.K

2019-03-19 18:23:15 | 日記

やはり春の空気だ。外に出ると空気がやわらかい。底冷えのするような寒さがもうない。平塚から持ってきた鉢植えは、頂いたものがほとんどだった。ベランダ一杯に溢れていた鉢植えは、教会やらにお嫁に行った。今、長浜で暖かいところが好きそうな鉢植えが元気に咲いている。一つだけ自分が大事にしていて持ってきた風知草が芽を吹いてきた。枯れた状態なので、どこにもお嫁に行けなかった。長いところは5センチくらいの芽を出した。なんともいとおしい。

TVで内田裕也の追悼番組のようなものを放送していた。あま、映像では見たことが無かったが、なるほどオーラがあってもてるわけだ と思った。あえて「K.K」とイニシャルを使う内田裕也の気持ちがわかる気がする。凡人には理解しがたい夫婦関係だろう。さらに、その純粋さは(その純度は)これもまた理解できないことだろう。K.Kさんが内田裕也を支えたような記事が多い。確かに、どんな出来事にも彼女がOKしたし、支援したかもしれない。そして、それができたのは、彼女が言うように、二人には共通因数があったからなのだろう。同じような危うさと純粋さを持っていた気がする。それは次元を超えたふたりだけの空間なのだろう。

支えられたのは、K.Kさんのような気がする。あそこまでの生き方は一人ではできない。大きな支えであり、ライバルであり、純粋な愛情を持ちえた相手だったのだろう。人として、男と女として、理想のパートナーだったのかもしれないが、その関係はやはり「しんどさ」を伴うものだった気がする。二人は天に召されても、よきパートナーなのだろうなぁ。

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科学はロマン

2019-03-18 18:24:49 | 日記

街の市場には「つくし」が売られていた。ああ、昔、祖母が胡麻和えにしてくれたなぁ などと思い出すが、おいしい記憶ではない。お彼岸の入り。暑さ寒さも である。今日は快晴で暖かい。

昨夜のNHKスペシャルで「はやぶさ2の挑戦」ですばらしいCGでを使い、直陸の様子を再現していた。詳しいプロジェクトの内容はわからないが、未踏の小惑星リュウグウに初着陸するまでの、困難を乗り越えていく、まさに「ドラマを越えるドラマ」の物語だった。それは宇宙へのすばらしいロマンのように思えた。着陸地点が狭いこと、暗くて光の反射を使えず距離が測定できないこと、そんな想定外の出来事にJAXAのチームがチャレンジしていく。

映像から地形を計算していく。昔見た三角関数のような感じだ。高校の数学は、できない生徒であったが、教える立場になるとおもしろかった。苦手の分野もあったが「博士の公式」ではないが数学は面白い。円や楕円の方程式なんて、子供の時には考えたこともなかった。関数は特に好きだった。

そういえば、小学生のときに、天文部にいたような記憶がある。父が星座早見版や天体に関する図鑑を買ってくれたり、プラネタリウムにも連れて行ってくれた。顕微鏡を覗くのも好きだった。天体にしても、顕微鏡のなかの世界にしても、そこにはロマンがある気がある。大きな発見には何万回もの試行錯誤があるのだろう。想像力と忍耐力の世界のような気がする。だから「ロマン」だと思うのだ。

改めて、理系の(そんなおおごとではないが)分野の本を読みたくなった。はやぶさ2の着陸成功のときのプロジェクトチームの笑顔。こんな番組が増えるといいなぁ と思った。

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おとなのこいは推理小説で

2019-03-17 19:02:04 | 日記

金・土と出かけていた。タブレットは持っていたので、ぶろぐは書くことができたが、タブレットに向うのが11時ごろだった。あれこれと思っても書けない。書くということは体力がいることなのだなぁ と思った。久しぶりにぶろぐをお休みした。

金曜日は湘南へ。もくれんが満開だった。もくれんを見ると、ああ、春がくるなぁ と思う。土曜日は清水市へ。サッカーの取材だ。清水は2年ぶりだろうか。街が変わらない。なんとなくさびれている。清水港があるので海のもの豊かでお茶や果物栽培もさかんだ。のんきな町だと言っていた。米原から新幹線で小田原まで、街はネオンがきれいでビルが立ち並んでいるが、なにか街には(都市には)カラーがないような気がした。カラーというのは「色」という表現だろうか。街の「色」が薄れている気がする。

帰宅して、親友のYちゃんと電話。お互いの近況の話になる。家族のこと、趣味のこと、そして健康のこと。健康のことは「老い」の話になる。「老い」の話はこれからの生き方の話にもなる。電話も長くなるが、ふと「ねぇ、この頃は、ときめきの話がないわね」と彼女が言った。昔は進行形の「こい」の話はなくても過去の「こい」の話はよくしたものだ。「せめてドラマででもと思うけど、最近の若い俳優さんは細くて」とマッチョ好みの彼女は言う。たしかに、細身の男優が多い。いいドラマも少ない。

二人の話にはひそやかなこいの話もあったなぁ と思う。それでもときめいたのだろう。「大人のこいは推理小説」だと思えば、どきどきときめくかもしれない。もちろん、一人で推理するのだが。思いもよらない展開もあるかもしれない。「推理」は間違うかもしれないが、それはそれで自分の心の中の問題。それくらいの楽しみは許されるかな。もし、推理が合っていれば・・・。でも、昔のようにわくわく話すことはないだろう。もうその時代は終わった。最期までの秘密として、心に残しておこう。

 

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