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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

萩の花は 誰かを思い出させる

2021-09-19 18:53:30 | 日記

朝8時、市長の放送が市内に流れる。えっ!と最初は思ったが、緊急事態宣言時、不要不急の外出は控えてくださいという内容だ。録音で流されているのだろうが、なにか新鮮なものがあった。でも、この田舎で敬老の日とお月見とお彼岸がトリプルでくれば、出かけないわけがない。

今日は萩の花を見に行くことにしていたが、行きたかったお寺は「緊急事態宣言のため閉門」で、京都へ足を伸ばすにはややお疲れモード。彦根の天寧寺へ出かけた。「萩は昔の人を思い出されるそうです」と言われた。「昔の人」??まぁ、だれが出るか行ってみようか。

萩は2分咲くらいだ。だからではないが、だれも思い出さない。もうそういう人はいないのだろう。ざわざわする心を落ち着けるにはお寺がいい。ここには五百羅漢がある。誰もいないのでお堂に座っていた。気分もすっきりして、早めに帰宅することにした。車窓から琵琶湖の碧がうつくしい!

「残ったものは自由だけよ」と親友はいった。確かに、自由な時間はたっぷりある。でも、それも残り少なくなった。やがて思うように歩けなくなり、自由が減っていくだろう。それでも心は軽いほうがいい。思い出す人もなく、ただいま大事なものを胸に抱いて生きている。

 ワンちゃんもご機嫌で泳いだ

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「記憶の海」から『希望の海』へ

2021-09-17 20:54:52 | 日記

想像を超えた進路を台風が取っている。日曜日に陶芸の先生が「人口の多い中国でみんなが団扇で扇いでくれたら、台風の進路は日本に来ないんじゃないか」などと冗談に言っていた。それがまた勢力を保って、日本列島を横断するようだ。原因は海水の温暖化だとか。地球規模の災害に真剣に向かいあるときが来たようだ。

お友達の詩集の編集がほぼ終わった。私の好みで編集していたのを、彼の気持ちをよく考えて編集し直した。お送りすると喜んでくださったので、ほっとした。彼の大事にしている時間の記録のように思えて、一編、一編、ていねいに作ってみた。「記憶の海」というタイトルになった。

一つだけ詩と写真がうまく合わないので、私の写真を探してみた。12、3年前の写真だ。大変な時代だったと思っていたが、結構こうこつと自分の『希望』を追いかけていた。やはり彼の詩集に合う写真はなかった。

私も写真集でも作ろうかな。でも、それは「記憶」へ向かうのではなくて『希望』に向かうものにしたい。「希望」とは、少しでもありたい自分たちに近づけることだと思うのだ。ほんの少しでも前に進むことなのだと。

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土鍋で新米を炊きました!

2021-09-16 18:08:55 | 日記

近江の新米を買ってきた。実はNHKで見た「究極の塩むすびレシピ名店の極上おにぎり」(あさイチ 9/13放送)に新米で挑戦したかったのだ。昔、母に「なに?そのおむすびは?性格そのものね。固くてがちがちの三角形・・・」と言われた。母のおにぎりは角が無くてふんわりおむすび。

今日はチェンジする!と昨日、ばっちり準備をした。お米はほとんど洗わない。でも、分量はしっかりグラムで計る。メモ片手にお米の準備をした。炊くまでには約1時間かかる。そして、ここがポイントの土鍋で炊く。我が家の大きな土鍋は越してきてから初登場。お米は土鍋で炊くを美味しい聞いていたが、いや、土鍋の前にはいられませんでパスしていた。

実は土鍋で炊くのも簡単。時間なんてない。強火で焦げ臭くなるまで火を止めない。その焦げ臭くなるとか??初めてでわからないが、ぱりぱりい出したので止めた。いいおこげの匂い!そして、保温にしてあった電気釜へ入れてほぐさずにおく。(お米をつぶさないため)

あとは、まな板の上にほんわりと乗せて三角形にして塩を手に付けて、3回握るだけ。崩れそうなもを海苔で包む。お米がしっかり立っている。真っ白でつやつや。残念なことに一つはお皿に乗せた途端崩れた。

まぁ、自画自賛だが、新米の究極の塩むすびはおいしかった!そして、何十年ぶり?かでお焦げに出会った。子供のころ、田舎の家で食べたお醤油とおかかのおにぎりが食べられる。早速作って、冷凍した。

なんともぜいたくな時間だった。貧乏でもこんな楽しみもある。大家さんから頂いた大きな梅干しとしょうがの酢漬けを添えた。これをすると、絶対に太りそうだ。まぁ、いいか。(写真は次回にします)

 

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一人では越えられないことも

2021-09-15 18:44:57 | 日記

行き場のない感情が変化できた。昨夜はやりきれない気持ちでネットを開いた。わけのわからない政治の部分は飛ばした。あら?!思わずうれしくなる記事があった。何とも単純な女だと思ったが、ああ、よかった、すごいなぁ!と思って元気になれた。

今日は冷蔵庫が空なので、道の駅へ買い物に出かけた。曼殊沙華の花が咲きだした。周りの田んぼは稲が穂を垂れている。ああ、秋たけなわになるなぁ。

ところが、ところが、道の駅は緊急事態宣言がだされたので9/30まで休業だとさ。そうだなぁ、他県の車もたくさん来るから仕方ない。でも、田んぼ道を歩いて秋を堪能した。

自宅近くまで戻ると、「ここが長屋ですか?」知らない人に聞かれた。たぶん、工事をしているのでその関係者だろう。ポストに名刺なども見ているので気味が悪く、大家さんのところへヘルプを求めた。「大丈夫よ、交通整理の人よ、年寄りに何もしないわよ!」大家さんは元気を取り戻していた。よかった!それで途中で求めてきた根ショウガを「これ漬ける仕事を持ってきました」というと嬉しそうに、「なんとやさしい人やなぁ」と引きうてくれた。それから20分くらい気分転換のお話のお付き合いをした。でも、途中でシンちゃんことになると涙ぐんだ。まだ、小さい時の写真をいただいた。かわいいー。

「人を慰めに来るのに仕事持ってくる人はいないわ」と2時間もすると酢漬けのしょうがをいただいた。それからまた10分ぐらい話せた。私もうれしかったが、彼女は本当に喜んでくれた。こんな話をできたのは初めてやと。

一人では越せないことも二人なら越せる!昨夜の私もそうだったから。

 

 

 

 

 

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かなしまないで

2021-09-14 17:41:10 | 日記

1日中、小雨が降って長そで2枚着ている。雨に濡れる萩の花がいかにも秋らしい。

昨日から取り組んでいるお友達の詩集のスペシャルバージョン。本体の詩集も読みながら進めている。これは「追悼」の詩集のようだと感じた。亡くなられて奥さまへの想いがつづられている詩が多い。ああ、こんなにもまだ想っておられるのだろうか・・・。胸がズシーンと重い。今日は、暗いなぁ。

お昼ごろ、買い物から帰ると大家さんから電話。かわいいシンちゃんが車にはねられて逝ってしまった。日曜日の昼のことらしい。日曜日の夕方、庭で騒いでおられるので声をかけると「シンちゃんがいないのよ!」だった。12時を過ぎても帰らず、もしやと月曜日に市役所に電話したという。うちの前の人が市役所に日曜日に「猫が死んでいる」と電話したらしい。シンちゃんは大家さんのもとに戻り、昨夜葬儀が行られたという。

取り乱すことのないような大家さんが、私にだけと知らせてくれた。「なにか知らない?日曜日の12時頃に何かなかった」と。私は彦根から帰宅する途中だった。シンちゃんは珍しいかわいい猫なのでご近所も皆さん知っている。どうして市役所になんか・・・と嘆く大家さん。シンはシンガプーラ。気品があって可愛い目をしていた。

私の勘違いかもしれないが、帰宅した13時ごろ私はシンちゃんを大家さんの庭で見たのだ。いつもと違うところにいるのでおかしいなぁと思った。あれは幻か。

めだか1匹死んでも悲しいのに、あんなにかわいがっていた猫が死んだら、ましてや愛する人が亡くなったら・・・。今日は心がつらいといっている。道端に白萩が咲いていた。

 

 

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