町内がお花畑のようです。地面には芝桜が一面に広がり、チューリップも水仙、三色すみれもまだ咲いています。牡丹が咲き出し、ハナミズキ、ヤマボウシ、モッコウバラと木々にも花が咲き出しました。柿の木をはじめとする黄緑色の若葉が燃えています。なんと美しい季節なのでしょう。
今朝は大家さんが牡丹を切ってわざわざ届けてくださいました。いい日になりそうです。お隣のお姉さんのゴミ出しと買い物を頼まれています。彼女はアルバイト先で転倒して、腰の骨と左肩の骨を痛めました。でも、回復が早く、家の中はだいぶ歩けるようになりました。市の方から、買い物にも使える押し車を借りることになったとか。来週には出かけられるかもと。今日はお昼ごろ買い物を頼まれました。大体同じお店を利用しているので、品物はわかるのですが、醤油のおせんべいで波が打っているのなどと言われると、はて、どんなおせんべいか?と棚を探さなくてはなりません。自分の買い物の倍は時間がかかりますね。ああ、介護の人などは大変なのだなぁと思いました。
そこそこ重い買い物で私の買い物は後にしました。食慾が出たので、ほっとしています。几帳面な字で買い物リストを作ってくれました。「ありがとう」、「ありがとう」と何度も言ってくれました。「いいのよ、お互いさまだから」とわたし。おしゃれな彼女は「その髪はどこで染めたの?」などと話が始まります。ご主人ののろけ?話など嬉しそうに話してくれます。こんなに喜んでくれるなんてとこちらうれしくなりました。
母が認知症になってからは「Mちゃん、ありがとうね、ありがとうね」とよく言ってくれました。(あまり言われると、あまり先が…と不安になりましたが)私も人にちゃんと感謝できるようにならなくては。彼女の家をあとにするとき、「お仕事がんばってね!行ってらっしゃい!」と言ってくれました。
「いってらっしゃい!」なんて・・・。「お帰りなさい」と「いってらっしゃい!」だれも言ってくれないからうれしいです!