岐阜県の天生(あもう)峠付近の紅葉がすばらしいと以前から聞いていたが、車でないと行けないと諦めていた。ところが最近、高山から季節バスが出ることを知り、先日の御嶽では秋を見損じたので、急遽前日に予約を取って行くことにした。峠の一帯は天生県立自然公園になっていて、籾糠(もみぬか)山(1,744M)がある。これは登らねば。
高山からのバスで峠に向う。この峠道は道幅も狭く大型バスは入れない。しかも雪の季節にはゲートが閉まり通行不可になってしまうので今が今年最後のチャンスである。
高度を上げるにつれて山の斜面は鮮やかな秋の色に
峠に10時着。帰りのバスは1430時。パンフレットによれば籾糠山まで登りだけで3時間ということになっている。それまでに戻れるか心配だが、だめなら途中で引き返すことにする。峠の駐車場は平日でも車がいっぱい
秋色に染まった道
天生湿原の入り口付近
カツラの巨木が並ぶ「カツラ門」。 しまった!4本しか写ってないが後でパンフレットを見たら5本あった
こんな看板の先には
環境に配慮
秋!
時間が気になるので登りはぶっ飛ばして1時間半で頂上到着。設定時間はずいぶん甘めだった。
ずいぶん時間を稼いだのでゆっくり景色を味わって昼食。頂上は狭いのでここでご飯を食べるなとのことだったが、今日は平日ですいている
北アルプス方面 残念ながら雲が多い
下りはゆっくり時間をかけて下る
これぞバウムクーヘン
熊鈴ならぬ熊缶。熊が怖くて山に登れるか!って、怖いけど
ブナの大木 ゆうに人が入れる
湿原は水がなくなってすっかり枯れた雰囲気だが、これもなかなかいい
青い空に映える!
時間に制約があったので始めはバタバタしてしまったが、下りはじっくり時間をかけて「秋」を満喫、先日の御嶽での借りを返すことができた