大阪市内には今でも「渡し」が残っていることはあまり知られていない。橋が遠かったり、橋があっても高さが高すぎたりするところの歩行者や自転車の利便性のために大阪市や委託された業者が運営している。もちろん「渡し」といっても船頭さんが漕ぐわけではなくエンジン付きの立派な船なのだが。大阪市のHPによれば大正区を中心に8ヶ所あり、どれも無料とのことなので乗ってみることにした。場所はわかったのだが8ヶ所を効率よく回るにはどうしたものかと思っていたら、新聞にたまたまこの「渡し」のツアーの案内が載っていて回る順序まで出ていた。ということでツアーには参加せず、この回り方を拝借することにした。
まずはJRの桜島線の桜島下車、天保の渡しからスタート
渡った先は海遊館の近く。ここには天保山がそびえていたのでついでに登ってみる。標高4.53Mの山頂に立つ
観覧車には熊のプーさんが一人寂しく乗っていた
ここから次の甚兵衛の渡しまでは距離があるので地下鉄に乗る。その後は千歳、船町、木津川、千本松、落合下、落合上の順に回る。
途中見つけたマンホール。市内でよく見る大阪城と桜を描いたものとは違うものを発見
最近見かけなくなった二宮金次郎。酒買いのタヌキに挟まれ孤軍奮闘
新聞ツアー案内のおかげで、効率よく9時にスタート、3時には乗船完了したのであった。