京都に行ったついでに美術館「えき」KYOTOで開かれている「北斎の富士」展で富嶽三十六景と富嶽百景を観る。あまりに有名すぎる作品ばかりだが、一同に集めてあるのを観るのは初めてである。当然どの作品にも富士山が描かれているのだが、大きさもポジションも様々。どれも絶妙の構図の中で納まっている。一緒に描かれている当時の市井の人々の風俗もおもしろい。絵を観ているように感じるが、よく考えるとどれも版画なわけで、その精緻な職人技にも驚かされる。
富士見のあとには不死身の出来事が。ズボンのポケットに携帯電話を入れたまま洗濯、脱水してしまった。干す時に気がつき、これはダメだと思ったが、意外や意外、正常に作動してビックリ。最近の携帯電話、なかなかやるものだ。