先日京都へ行った際、時間がなくて観られなかった展覧会を観にいく。雨模様だが、京都駅から四条まで歩いてみる
京都駅前のヨドバシの建物の側面に植えられた植物が雨にぬれてなかなかいい雰囲気
レンズはタイヤ!?
大通りを外れた小路を行くと京都らしい路地も
昔の住居表示には仁丹も
これはなんだ?
路地には京都の佇まいを残したおしゃれな店もけっこうある
展覧会は河原町の高島屋。なぜか店内にポストがと思ったら郵便局が営業している
この展覧会を観たいと思ったのはこの絵がきっかけ。タイトルは「縦走路」。リアルで写真のようにも見えるがアクリル絵の具で描かれている。山登りが好きだった作者らしい作品で、縦走路ってこんな雰囲気だなぁと思わせられて観たくなった。
美術教師をしながらたくさんの作品を残しているが、時代によってかなり画風が変わっている。特に後年自然を題材にして描かれたものに引かれる。山に登りつつ、ブナの大木や岩、渓流、草原など、なんでもない素材を描いたものが素晴らしかった。題材を求めて入山した谷川岳で遭難し、38歳で亡くなってしまったのは本当に残念である。