今日はバリバリの高気圧張り出し日。この3日ぐらい寒い日が続いていたのでまだまだ湖西の山は雪が多いはず。蓬莱山に登ることにする。
琵琶湖バレイの山麓駅から金毘羅峠を目指す。期待通り登山道入り口付近からしっかり雪がある。
平日なので先行者はなくトレースがない。登山道を入って夏道のつもりで歩いていたが、こんなところに出てしまう。左はかなり落ち込んでいてちょっと危なそう。これが道とは思えない。読めないなりに地図を出してみると明らかに方向が違う。やむなく引き返すが結局入り口からすぐのところで間違えていた。もっと早く地図を見るべきだった。30分くらいロスをしてしまう
あらためて登り出す。けっこう鹿の足跡が多いが、これは何だろう。まさかクマ!?
高度が上がるにつれて雪が深くなってきて膝下ぐらいになってくるのでカンジキを履く。800Mくらいのところでロープウェイの山頂駅が見えてくる。この辺りからまた道がわからなくなってくるが尾根を忠実に詰めていく
2時間半ほどで金毘羅峠着
ここからが急で時々踏み抜き大穴に嵌る。カンジキで嵌るとなかなか抜けなくて困る。
かなり斜面が崩壊しているところがあるので要注意。時々崩壊して土砂が落ちていくする音がして不気味である
快晴無風!琵琶湖が見えてくる
何かの巣穴かな
きれいなウサギの足跡
やっとスキー場ゲレンデの稜線に出た
右は落ち込んでいるのでなるべくゲレンデの淵を歩く
ひときわ白いのは武奈ヶ岳か
下山はキタダカ道を下るがここも上部はけっこう雪が多くて何回踏み抜いたかわからない。今回はカンジキを使ったがやはり接地面積の広いスノーシューの方がよかったかもしれない
2時間ほどで志賀の町に出る。マンホールはしゃくなげとヨット
膝の高さとはいえやはりもぐると消耗し、久々にしんどい上りだったが、天気は上々、雪山歩きの楽しさと大変さをあらためて実感した充実の一日だった。