昨夜は星空がきれいだったが、今日は昨日ほどの天気は望めず、午後からは突風、雷という予報なので早立ちのため小屋の朝食はキャンセルし、手持ちのパンをかじって6時に出発。行者小屋の手前の中山展望台からは今のところ周囲が見渡せるが、すでに雲行きは怪しい
眼下に行者小屋とテントひとつ
行者小屋から文三郎尾根経由で赤岳頂上を目指すが、あっという間に風と雪で視界が悪くなり、稜線は見えなくなってしまった。風が冷たく顔が凍りつく。強風の中、バラクーバをつける余裕もなくひたすら下って行者小屋に戻る。ここまで来れば風は収まりホッとできる。
単独行の雪山初心者としては、強風で視界もない稜線に上るような大胆さはなく、早々に撤退を決め、南沢を下ることにする。
一部氷の滑り台状態の南沢。アイゼンをつけて注意深く下る
美濃戸から美濃戸口への道は緩やかな下りだが、アイゼンをはずしてしまうと轍を歩いても、真ん中を歩いてもけっこう滑りやすく歩きにくい
美濃戸口からバスでまた茅野へ戻って昼食を食べながら明日の策を練る。天気予報では明日は天気がいいらしい。松本へ出て1泊し、早朝の大糸線で白馬へ行き八方尾根を唐松岳まで登ることに決める。
今日のところは松本で時間つぶし。駅前で草間弥生の水玉バス発見!目がチカチカする
中町通りは蔵シック通り
松本は水に恵まれ、街のいたるところに湧き水が出ていて、おいしい水が飲めてうらやましい
ショーウィンドーの張りぼてネコ