今日は昨日登った苗場山とは二居川を挟んで反対側、谷川岳に続く西の尾根の途中にある平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山に上る。
全国的に好天との予報で、スカッとした気持ちのいい朝だ。ホテルの人に登山口まで送ってもらうと登山口はすでに車でいっぱい。
0740時出発。この登山道はあまり高い木がなく灌木のなかを歩いていく。1時間ほどで松手山に着くとそこからは気持ちのいい尾根歩きとなる。
登り始めて2時間ほどで平標山到着。いったん下ってその先の仙ノ倉山を目指す。時折雲が陽を遮ると標高2000Mの稜線は一気に寒くなる。
この辺りは笹に被われ、稜線はなだらかで優美な曲線を描いている。左から2番目の頂が仙ノ倉山のようだ
右手には対照的に険しい山容も見える
1215時仙ノ倉山頂上(2026M)到着。ここが谷川連峰の中の最高地点だが険しさはない。ここからさらに東に行けば谷川岳本峰に達する
振り返って平標山方面
平標山まで引き返し、下りは山小屋経由の道を歩いて周回コースの道をたどって出発点に戻る。
平標山ノ家の周りの紅葉が美しい
20分ほどで小屋に着く。トイレを借り、少し休んでさらに下っていく。こちらの登山道は上ってきた道とは違い大きな木があって森の雰囲気がある。
クマが住んでそうな木の穴
道は林道に出て出発点の駐車場に戻る。今日は時間に追われることもなく快適な秋の森と伸びやかな稜線歩きを堪能できた。