連日の猛暑。先週の大雨の被災地にも容赦なく猛暑が襲いかかっていて、復旧作業にかかわる方々の苦労、心労はいかばかりか。
そんななか、申し訳なくもそろそろ山へと思うのだが、ここへきて遠出しにくい事情ができて家でくすぶっている。出かけづらいわけとはアリ。地を這う働き者のアリ。外にいてくれる分には何の不都合もないのだが、これが室内に入って来るとちょっとやっかいだ。
長期で出かけていて帰宅したら床に黒い塊で出現していたらと思うとなかなかでかけられないのである。
メガネをかけなければ気づかないほどの小さな🐜だが、メガネをかけて見てしまうと気になる。これがゾロゾロと列をなしてひたすら台所の砂糖っけのあるものを目指してくる。
これはまずいと砂糖を厳重に封をしてしまい込む。これで一安心かと思うのは砂糖だけに考えが甘い。朝食のパンにジャムを塗るのに使ったスプーンをちょっと置きっぱなしにしていたらさっそくやってくる。調理に使った砂糖がこぼれたので拭き取らねばと拭き取った布巾にも群がってくる。はちみつもしっかり栓をしたつもりでも寄ってくる。
もともとはベランダのプランターに巣くっていたのだろうが今の出方を見ているとどうも部屋のどこかに巣くっているような気がする。
ホームセンターでアリ駆除の用剤を探すがゴキブリやダニについては豊富だがアリに関しては数も種類も少ない。あまりきついものは室内に使いたくないので天然のハーブ系のものを何種類か試してみるが大した効果はなさそうだ。
夜寝る前に姿を見なくなったと思って安心しても朝起きてみるとまたもぞもぞと動いている。複数で群がっているときはハンディ掃除機で吸い取るのが手っ取り早い。しかしその場はいいがやはり元から絶たねば根本的な解決にはならないのでしばらく彼らの動きを観察してみる。
なんとなく台所の床付近が怪しいのでしばらく腹ばいになって観察するのだが観ているとなかなか現れない。あきらめて目を離すとまたいつの間にか現れている。熊谷守一じゃあるまいに1日中観察しているわけにはいかない。
今日たまたまやってきた友人が台所の床付近に小さな穴を発見、そこが怪しいということで塞いでみたのだがこれが功を奏するかしばらく様子見である。🐜🐜🐜🐜🐜・・・。