のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

議論の結論

2006年03月18日 23時59分50秒 | 日常生活
高校時代の同級生と晩御飯をご一緒しました。
本日の議題は「恋愛」。
年頃の娘らしく、恋愛について語り合います。





で、めでたく現状の把握と今後の課題が浮き彫りとなりました。

【現状の把握】

のり「恋愛上手の皆様は簡単に恋愛モードに
   なれるらしいよ。そこが足りんちゃない?」
友人「どうやったら恋愛モードになるのか
   そのメカニズムが分からん・・・・・。」
のり「・・・メカニズムっていう言葉自体、
   もう恋愛モードから外れとうと思うっちゃけど。」

【今後の課題】

のり「どうする?今年の目標は  恋愛モードになる
   くらい言っとく?」
友人「いや、それは低すぎやろ・・・。」
のり「じゃあ、   好きな人を作る  は?」
友人「・・・・・難しい。。
   ていうかね、この二人で話し合っても
   解決はできんと思うンよね。恋愛力の高い人に
   特別講師に来てもらいたいよね。」
のり「この二人の共通の友人に恋愛力が高い人なんて
   見当たらんちゃけど。。。。」
友人「この際、ふたりの知り合いじゃなくっても
   いいっちゃない?YOUとか来て欲しいよね。」


いやいや、有益な4時間でした。
とりあえず、今後は恋愛のメカニズム追求に励みたいと思います。

ナルニア国物語

2006年03月18日 23時49分58秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
 第二次世界大戦のロンドンへの戦火から逃れるため、
 田舎の学者先生の大きな屋敷に疎開してきたペベンシー4兄弟、
 ピーター、スーザン、エドマンド、そして一番年下のルーシィ。
 彼らは、ひょんなことから大きな衣装ダンスを抜けてナルニアに
 来てしまう。ナルニアは、白い魔女が支配をしていて、
 長い年月の間、クリスマスも来ない冬が永遠とつづいていた。

■感想 ☆☆☆☆
 好きな本を尋ねられたら「ナルニア」と答えるぐらい
 原作のファンだからこそ、映画化は怖かった。
 原作のあの壮大な世界観が壊されるのではないかと
 どきどきしながら見たが、そのどきどきは杞憂に終わった。
 見事なまでに原作どおりの世界観。
 原作に忠実に作られた作品である。

 映画の随所に現れるキリスト教の世界観。
 絶対的な「善」と「悪」の存在を象徴するライオンと魔女。
 アスランはナルニア(世界)の創造主だが、
 創造していない魔女(悪)もナルニアには存在する。
 世界にどうしても存在してしまう悪。
 その悪の誘惑に負けてしまう人間と、彼を助けるために
 自ら死に向かうアスラン(神)の犠牲。

 ナルニアに呼ばれた四人は懸命に戦うが、
 やはり彼らだけでは悪には勝てず、最終的に彼らを救い
 魔女を倒すのはナルニアの神であるアスランなのだ。

 ファンタジーとして、とてもシンプルなストーリー展開なのは
 この作品が「ファンタジーとしての面白さ」ではなく
 「キリスト教の世界観の説明」に軸を置いているからだろう。

 もっとも、そんな小難しいことを考えなくても
 十分に楽しめる映画に仕上がっている。
 箪笥を通って別世界にたどりつく設定にわくわくし
 そこに住んでいるナルニアの住民たちに親しみを覚え
 サンタさんとの遭遇に心踊る時間を味わえる。

 何より素敵だと思うのは四人兄弟が疎開させてもらう
 大学教授が「ナルニア」を信じてくれる大人であること。

 「信じない根拠は?
  妹が嘘を言っているという証拠はあるのかね?」

 ナルニアをすぐに心から信じてくれる大人の存在に
 くすぐったいような嬉しいような気持ちを味わえた。

 もっとも彼がナルニアを信じてくれるのには
 きちんとした理由がある。その理由を知りたい方は
 ぜひ原作シリーズを読破していただきたい。
 ナルニアの壮大な歴史と人間の関わりを読み進めていくと
 カーク教授の若い頃に遭遇できる。
 各ストーリーは独立しているにも関わらず、
 そういうつながりが随所にある原作の面白さを活かして
 第2作に続いて欲しい。第1作をここまで忠実に
 映画化してくれたため、今から第二作が待ち遠くてたまらない。