太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

さがしもの

2013-09-01 18:48:50 | 日記
探し物をするとき、お願いするといい人がいる。

その人とは、  大天使 チャミュエル。


(・・・・・・・人、じゃないし・・・)


何年か前に、どこかでそれを読んで、それ以来頼むことにしている。

こういう話を「こどもだまし、まさかね」とスルーするのもよし。

私は、私が「そうだったらいいな、たのしいな」と思うことを信じることにしているので、

おもしろがって実行してみる。


守ってほしいときや機械類を直したいときにはミカエルで、体の不調や旅にまつわる頼みごとはラファエル。

私が覚えているのはたったそれだけだが、

そういう状況になったとき、必ず呼び出して頼んでみる。



消えたぱんつ(参照記事はコチラ)が出てきたのも、チャミュエルさんのおかげかもしれない。(過去記事「消えたぱんつ」「消えたぱんつ その後」参照)



夫の仕事が決まった頃のことだ。

正式に採用のお知らせをする前に、夫が日本で働いていた会社の社長と話をしたいということになり、

社長の携帯電話番号が必要になった。

夫が日本で使っていた携帯電話には登録されていたけれど、それ以外どこにも書き写した覚えがないらしい。

ハワイの昼間は日本の夜。会社に問い合わせることもできず、先方には調べてすぐに知らせるといってある。


さあ、実際にあるか確信もないものを、家の中のいったいどこを探せばいいんだろう。

どこを、というより、何を探せばいいのやら・・


こんなときこそチャミュエルの出番。


「大天使チャミュエル、親愛なるチャミュエル。社長の携帯電話の番号が今すぐわかるようなものがあるところに

私を連れていってくださーい」


頼んだらあとは深呼吸して、絶対にあると信じる。


私は2階のゲストルームのクロゼットに行った。

そこには日本で使っていた書類とかアルバム、本などがあるが、

古いカレンダーや教材や、、とうてい必要じゃないようなものがほとんどだ。

ふと、一つのバインダーに目が行って、表紙をあけてみると、A4の紙の上のほうに鉛筆で

『SANO  090-○○ー○○○○』

と夫の字で書いてある。

佐野は社長の苗字と同じである。


それを夫に見せると、それは就職する前の面接のときに持っていて書いたものかもしれないと言う。

2004年のことで、夫もすっかり忘れていた。

おそるおそる電話をかけてみると、果たしてまさに社長の携帯電話であった。



頼んでから数分で、思いもよらない場所から欲しいものがでてきた。

探すには、誰かの助けと、あることを信じる気持ちが大事かも。

そしていつも思うのだけれど、探し物をしているとき、無意識に

「ない、ない、ない」と心で、時には口に出しながら探していることがある。

それじゃあないよなぁーと思う。

「ある、ある、ある」に変えて探したらいいのだが、結局また「ない、ない、ない」と言ってしまう、

学習しない私なのである。






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