太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

時間軸

2013-09-19 14:04:47 | 不思議なはなし
タイムスリップして、若き日の父に会って来た夢の話を書いた。(コチラ


ここのところ、そんなような夢ばかり見る。


朝、いつもどおり家を出ると、皇太子と雅子さまを乗せたオープンカーとすれ違う。

お二人は優雅に手をゆっくりと振っておられ、

夢の中で私は、ご成婚の年に紛れこんでいるのだと気づく。


また、あるときは、

私は、夜、誰かの家の庭にいる。

庭に面した部屋は、こうこうと明かりがついており、

中では大勢の人がパーティを楽しんでいる。

ニコラス・ケイジが手招きして私を呼ぶので行ってみる。

部屋の中に入ると、そこは違う時代で、

1歩、庭に出ると、元の世界に戻る。


どの夢の中でも、

私はそのことを普通のこととして受け入れていたことを、

目がさめてから不思議に思うのだ。



スピリチュアル本によれば、現在過去未来という時間軸は、本来存在しないのだという。

そういわれても、時間軸の中でしか生きたことがないと思っている私たちには、

理解することが難しいのだけれど、

夢の中で何度も別の時代に紛れ込んでいるうちに、ふと思ったことがある。



昔、仕事の一環で、PCで建築図面をトレースしていたことがあるのだが、

建築図面というのは、たくさんの「レイヤー」が重なってできている。

基礎だけが書かれているレイヤー、窓だけのレイヤー、壁だけのレイヤー、と分かれていて、

それらのレイヤーが重なり合って初めて建築図面になる。




私たちが認識している「時間」とは、1本の毛糸の先端から過去・現在・未来と続いているのではなく、

建築図面のレイヤーのように重なって、

つまり、1つの場所に、どの時代も同時に存在し、眺めることができるのではないか。

だから、クリックひとつで、どのレイヤー(時代)にもいける。

もっと言うならば、

皇太子さまのご成婚は、過ぎて終わって消えたのではなく、

ご成婚のレイヤーをクリックすれば、そこでまだご成婚は行われているのだ。



もし、時代を「次元」と言い換えられるとすれば、

タイムスリップというものは存在せず、ただ、別の次元に、

それもどこか遠くではなく、今この場所からすぐにいける場所にある別の次元を行き来するということなのかもしれない。



あるのが当然と思っていたものが、実は存在しないのだ、ということが増えてきた。

常識だと思っていたことが、実は嘘っぱちだった、ということも増えてきた。

新しもの好きで、切り替えが速いのが取り得の私は、そういう考えにすぐに乗っかる。

そして、どんどん新しい景色を見たくなるのだ。


もし私が眠っている間に、ほんとうに他の次元に遊びに行っているとしたら・・・

と考えるとワクワクするので、

そういうことにしておく。






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