太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

アメリカで歯を治す

2013-09-04 07:24:03 | 日記
オバマさんががんばってくれていても、アメリカの医療費は依然として評判が悪い。


奥歯の歯茎が腫れた。

同時に同じ側の肩がひどく詰まって、押しても押してもおさまらない。

歯科衛生士をしている姉が、いつだったか、こう言ったことがあった。

「肩こりと歯が連動しているかわからないけど、歯に何も異常がなければ、肩がこっても歯が痛むことはない」


ということは、これはやっぱり歯に何かあるってことか。

医者の中でも歯医者は敷居が高い。

1週間たって、腫れも引いてきて、痛みもほぼおさまってきたものの、

歯だけは、自己治癒力で治るということはないのもわかっているので、早期発見、早期治療に越したことはない。





いつもなら、夫の父のオフィスで治してもらうのだけど、

6月に父がリタイヤしてしまったから、そうもいかず、父のオフィスを継いだドクターに診てもらいに行った。



この国では、医師がおこなえる治療の範囲が細分化されていて、

私の歯の、根っこにかかわる治療は、他のドクターに行かなくてはならないらしい。

それで、お勧めのドクターの予約をとってもらい、はるばるホノルルまで出かけた。

こういうことは日常で、一つのビルにたくさんクリニックが入ってる場合は、まるで日本の総合病院のように、

レントゲンはこっち、そのあとこっち、というふうに「たらいまわし」にされても、

予約さえとれれば何とか移動が少なくて済む。

しかし、車で移動するような距離にそれぞれのクリニックがあると、時間がかかってしかたがない。

自分が入っている保険会社にお伺いをたてないと、受けたい治療が受けられないこともあるし、

自分の保険会社がカバーできる医者しか行けないし、

とにかくめんどくさくてややっこしい。



だから、よほどでなければ医者にはかかりたくないのだ。

さらによくわからないのが料金システム。

初めてかかる病院では、最初に問診があるのだけれど、その問診が保険でカバーされるところと

されないところがある。

夫の父のオフィスでは保険がきくけれど、きかないところのほうが多くて、

今日行ったところでは、168ドルだった。

問診だから、治療はしない。話を聞いて、様子を見て、ものの5分で168ドル(くどい)。


今後、根っこの治療にとりかかったら、いったいどのくらい払うのかなァー・・・・


ずっと夫の父にタダでやってもらってきたのが夢のようだ。あれは夢だったのか。

アメリカで歯を治す(医療はなんでもバカ高いけども)のは、本当にお金がかかるものなんだ。

夫の叔母が、猫の歯石をとってもらったら950ドルだったと言ってたな。ほぼ9万5000円。

猫だけど。



結局私の歯は、日本で数年前に治療したはずが、ちゃんとした治療が施されていなかったために

炎症がおきているということらしくて、2週間、バクテリアをやっつけてから治療をはじめることになった。

歯は一生もん。

つべこべ言わずに今しっかり治してしまおう。








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